大人の魅力！旧車に似合う最新ヘルメット5選

現行のヘルメットは現代的な見た目のものが多く、旧車やクラシックバイクに似合うヘルメットを探すのは難しいと感じる人も。クラシカルな見た目のバイクに合わせても違和感のないヘルメットには、どのようなモデルがあるのでしょうか。

■クラシカルな見た目なのに安全性も抜群！どんなモデルがある？

　クラシックバイクや、新車でもクラシックな見た目のバイクに乗っている人の定番の悩みとして、ヘルメット選びが挙げられます。

　高性能なヘルメットの多くは、見た目も近代的になっているものが多く、バイクのデザインとの相性があまり良くないことも。かといって性能を犠牲にしてシンプルなヘルメットを選んでしまうと、万が一転倒してしまった時が心配だという人も多いでしょう。

　しかしながら、クラシカルな見た目でありつつ安全性の高いヘルメットも少数ながら存在します。では、具体的にはどのようなモデルがあるのでしょうか。

■ARAI「ラパイド・ネオ」

ARAI「ラパイド・ネオ」

　ビンテージヘルメットのような見た目に最新機能を詰め込んだラパイド・ネオは、クラシカルな見た目を愛しながらも最新鋭の安全性を求めるユーザーの気持ちに答えたフルフェイスヘルメットです。

　衝撃をかわしやすいフォルムや、口元への通気だけでなくシールドの曇り止めにも使用できるマウススリット、クラシック・エアー同様の多段階発泡緩衝ライナの採用など、アライならではの工夫がいたるところに見られます。

　ラパイド・ネオの定価はソリッドモデルで5万5000円（税込）、 グラフィックモデルで6万4900円（税込）です。

■ARAI「クラシック・エアー」

ARAI「クラシック・エアー」

　クラシック・エアーは、可能な限りフォルムをコンパクトに設計しつつも、ヘルメットの部位ごとに素材を細かく変える多段階発泡緩衝ライナの採用など、安全性能にも強いこだわりを見せています。

　重さ3kgのストライカを2mの高さから落として帽体の強度を調べるJIS安全規格よりも厳しい、スネル規格レベルをクリアしており、見た目と安全性の両立を見事に成し遂げています。

そんなクラシック・エアーの定価は、ソリッドモデルで4万2900円（税込）、グラフィックモデルで5万600円（税込）です。

■SHOEI「EX-ZERO」

SHOEI「EX-ZERO」

　1980年代に登場したSHOEI EXシリーズにインスパイアされたデザインが特徴のEX-ZEROは、無骨でクラシカルなデザインの影響もあって、さまざまなジャンルのバイカーから人気を博しています。

　クラシカルなオフロードテイストを取り入れていながらも古臭くなく、新旧どんなデザインのバイクにでも似合うヘルメットだと言えるかもしれません。

そんなEX-ZEROの価格は4万6200円（税込）です。

■SHOEI「J・ O」

SHOEI「J・ O」

　シンプルでコンパクトな帽体の中に機能性と安全性を両立させたスモールジェットヘルjメットであるJ・Oは、通常のジェットヘルメットと比べて頭でっかちになりにくく、ファッション性を重視する人に人気です。

　コンパクトでありながらも機能面で妥協することはなく、走行風から目を守る開閉可能なシールドも標準で備えています。

　J・Oの価格は3万9600円（税込）です。

■SHOEI「グラムスター」

SHOEI「グラムスター」

　SHOEIの技術を詰め込んだクラシカルなオンロードフルフェイスであるグラムスターは、先述のヘルメットと比べてもひときわ高い機能性が特徴のヘルメットです。

　走行風で蒸れを防ぐエアインテークや緊急時にヘルメットをスムーズに外せるE.Q.R.S.システム等、クラシカルな見た目からは想像もつかない機能から、クラシカルなバイク以外のライダーにも人気です。

　そんなグラムスターの価格は、4万9500円（税込）です。

※ ※　※

　ここまで見てきたように、安全性を確保しながらもクラシカルな見た目のヘルメットは一定数存在します。気になったモデルがあれば、近隣のバイク用品店に立ち寄って探してみるとよいでしょう。

　自分に合うサイズが分かっている場合はオンラインストアでも問題ないのですが、自信がない場合は店舗で試着し、スタッフのアドバイスを仰ぐとよいでしょう。