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何を示しているか覚えてる? 道路に描かれた「ダイヤマーク」の意味

バイクのニュース / 2024年2月27日 13時10分

道路に描かれたダイヤマークを、度々見かける事があると思います。道路に描かれている以上、何か意味があるはずですが、各都道府県が実施したアンケートによれば「ダイヤマークの意味を知らない」と回答した人が6割を越える県もあるなど、知名度はあまり高くありません。このマークには、一体どのような意味があるのでしょうか。

■知らない人も多い?道路に描かれたダイヤマークマークの意味

 ツーリングなどをしていると、道路にダイヤマークが二つ連続でペイントされているのをよく目にします。

 このダイヤマークには、一体どのような意味があるのでしょうか。

道路に描かれているダイヤマークは見たまま「ダイヤマーク」と呼ばれるもので、進む先に横断歩道または自転車横断帯があることを示している。道路に描かれているダイヤマークは見たまま「ダイヤマーク」と呼ばれるもので、進む先に横断歩道または自転車横断帯があることを示している。

 道路に描かれているダイヤマークは見たまま「ダイヤマーク」と呼ばれるもので、進む先に横断歩道または自転車横断帯があることを示しています。基本的に信号機のない場所に設置された横断歩道の手前およそ30mの路面に描かれている事がほとんどです。

 バイクやクルマは横断歩道を渡ろうとしている人がいる場合、歩行者の横断を妨げることがないよう、横断歩道手前の停止線で止まれるように減速する必要があります。

 しかしこのダイヤマークの意味を知らずに走行している人は非常に多く、各都道府県で実施されたアンケートでは「ダイヤマークの意味を知らない」と回答した人が、6割を越える県もあるとの結果が出ています。

道路交通法第38条に「横断歩道は歩行者優先」というルールが定められているため、横断歩道を渡ろうとしている人がいる場合は、減速や停止は義務。道路交通法第38条に「横断歩道は歩行者優先」というルールが定められているため、横断歩道を渡ろうとしている人がいる場合は、減速や停止は義務。

 なお道路交通法第38条に「横断歩道は歩行者優先」というルールが定められているため、横断歩道を渡ろうとしている人がいる場合は、減速や停止は義務。もし横断歩道手前での一時停止などをせず、歩行者を妨げる行為をした場合、二輪車は7000円、原動機付自転車は6000円の反則金の支払いと、違反点数2点が科せられることになります。

 しかし、こうした反則金や基礎点数の加算があるにもかかわらず、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても、一時停止をしない車両が後を絶ちません。

 JAF(日本自動車連盟)による「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」の結果によれば、一時停止をおこなったクルマは全体の約45%で、半数以上が停止しないで通過してしまっているというのが実情です。

■他にもある!多くの人が忘れがちな標識の数々

 ダイヤマークのように道路にペイントされた線や記号、文字は「標示」、道路脇に設置された標示板のことを「標識」といいます。

 そんな標識にもいくつか種類があり、特定の交通方法を禁止したり規制したりする標識は「規制標識」という分類。規制標識の一例としては、「車両通行止め」や「駐車禁止」などが挙げられます。

規制標識の意味に、追加で補足をする「補助標識」というものも存在する。規制標識の意味に、追加で補足をする「補助標識」というものも存在する。

 こうした規制標識の意味に、追加で補足をする「補助標識」というものも存在し、補助標識は規制標識の下に設置されるもの。「7時から9時まで」といった時間帯を限定するものや、「原付を除く」などといった特定車両の規制や除外などを表しているものなどさまざまです。

 この補助標識にも多くの人が忘れがちな、規制区域の始まりを示す「ここから」と、終わりを示す「ここまで」という標識があります。

 これらはひらがなで「ここから」、「ここまで」とわかりやすい表記をされている事もありますが、忘れがちなのは矢印で表記されている場合。規制の始まりを示す標識は赤い左向き矢印ですが、規制の終わりを示す矢印は赤い右向き矢印で表記されます。意味を逆にして認識しないよう、注意してください。

補助標識には規制区域の始まりを示す「ここから」と、終わりを示す「ここまで」という標識がある。補助標識には規制区域の始まりを示す「ここから」と、終わりを示す「ここまで」という標識がある。

 類似している規制標識は他にもあります。たとえば「最高速度」と「最低速度」の標識。

 最高速度の標識は街中でもよく見かけるので標識のデザインや意味を知っている人も多いと思いますが、最高速度を表す数字の下に一本青線が追加されると、最低速度区間であることを示しています。

 この場合、表記されている速度以上での走行が必要となるため、標識の意味を理解しないまま走行して違反とならないよう、十分に注意しましょう。

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