1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

走行注意!路面凍結しやすい場所とは

バイクのニュース / 2024年1月4日 13時10分

冬場のバイクにとって非常に危険なのが路面凍結。路面凍結は積雪地域以外でも見られ、油断できません。では路面凍結しやすい場所の特徴としては、どのようなものが挙げられるのでしょうか。

■こんな場所には要注意!?路面凍結しやすい場所の特徴とは

 だんだんと冬の寒さが厳しくなり、バイクに乗るのが大変な季節になっています。地域によっては、単なる寒さだけではなく積雪の影響もあってバイクに全く乗らないという人も多いのではないでしょうか。

 ただし、雪が降らない地域でも防寒だけに気をつけていればバイクに乗れるというわけではなさそうです。冬場でも安全にバイクに乗るためには、防寒に加えて路面凍結にも気をつける必要があります。

路面凍結とは、気温が氷点下になり降雨後の路面の水分が凍結すること路面凍結とは、気温が氷点下になり降雨後の路面の水分が凍結すること

 路面凍結とは、気温が氷点下になり降雨後の路面の水分が凍結することで、道路が滑りやすくなり、スリップや追突の危険が非常に高くなった状態になることを指します。

 バイクはスリップして転倒してしまうリスクがあることなどを考慮すると、4輪のクルマに比べて凍結した路面に弱いと言えます。

 そうなると路面凍結した場所を走ることは絶対に避けたいもの。具体的には、どのような場所が路面凍結しやすいのでしょうか。

 第一に考えられるのが、山間部の道路です。山間部は市街地に比べて気温が低くなりやすく、木々や崖によってできた影では道路上の氷が解けずに長時間残っていることもあります。また、トンネルの出入り口や橋の上など、強い風が吹く場所も要注意。強い風が吹く場所では路面の温度が下がりやすい上、バイクの場合は風でバランスを崩しやすいという点にも注意が必要です。

 冬のツーリングに行く際は、これらの特徴を持った箇所が経路に含まれていないかどうか、しっかりと確認するとよいでしょう。

雪がクルマのスタッドレスタイヤで押し固められ、磨かれることで鏡面のように路面凍結する現象「ミラーバーン」雪がクルマのスタッドレスタイヤで押し固められ、磨かれることで鏡面のように路面凍結する現象「ミラーバーン」

 なお、街中の交差点では、雪がクルマのスタッドレスタイヤで押し固められ、磨かれることで鏡面のように路面凍結する現象「ミラーバーン」が見られやすくなっています。

 これは信号待ちのクルマのエンジンの熱により、わずかに雪の表面が解け、凍ることを繰り返すためです。しかしミラーバーンは雪が降った際に発生するものであるため、基本的に雪の中を走ることのないバイクで出くわすことは考えにくいでしょう。

 こうした路面凍結を避けるには、経路設計の段階で工夫することも肝心ですが、どうしても凍結しやすそうな場所を走らないと目的地に辿り着けない場合もあるはず。そうした場合は、天気予報のアプリを活用して気温を確認しつつ、路面凍結の予報を提供しているサイトを確認することで、比較的安全なツーリングを実現することができます。

路面凍結の予報が出ている場合や、天気予報で気温が低くなっている場合は、ツーリングの予定を変更するべき路面凍結の予報が出ている場合や、天気予報で気温が低くなっている場合は、ツーリングの予定を変更するべき

 路面凍結の予報が出ている場合や、天気予報で気温が低くなっている場合は、ツーリングの予定を変更するべきかもしれません。

 なお、路面凍結は、気温が2〜5℃を下回った時から起こりやすくなると言われています。気温が氷点下でなくとも、路面付近の温度は氷点下になっていることもあるため、注意が必要です。

 また、ツーリングに出かける際の気温が高くても、前日の夜から早朝にかけての気温が低かった場合、路面の氷が溶け残っている可能性も十分に考えられます。気温を参考にする場合は凍結が発生しやすい前日の夜の気温も参考にするとよいでしょう。

※ ※ ※

 万が一路面凍結している箇所に出くわしてしまった場合は、凍結箇所に入る前に可能な限り減速し、凍結箇所では車体を傾けずまっすぐ保つようにしましょう。

 しかし、少しでも車体が傾いてしまうと途端に滑り出してしまうため、万全な対策をしていても凍結箇所を乗り切れるとは限りません。やはり事前の入念な下調べで、路面凍結しそうな場合は走らないようにすることが重要だと言えそうです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください