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カスタム用語集Vol.18~「フェンダーレス」……リアタイヤの迫力を最大限に!! ただし年式によっては要注意!

バイクのニュース / 2024年1月5日 17時10分

フェンダーレスとは、その名の通りフェンダーをなくすカスタムのこと。この場合のフェンダーとは、リアフェンダーを指します。クルーザーやストリートバイクでフロントフェンダーを取り払ったカスタムを見かけますが、それはまた別の話。今回はリアに関して解説します。

■リアビューをすっきりと見せる

 フェンダーレスはスーパースポーツやネイキッド、モタードなどで見かけるカスタム手法です。

筆者(佐賀山敏行)所有のスズキ GSX-R750は1988年式で、当然ながら専用パーツはありません。そこでワンオフステーによって、フェンダーレス化を果たしています筆者(佐賀山敏行)所有のスズキ GSX-R750は1988年式で、当然ながら専用パーツはありません。そこでワンオフステーによって、フェンダーレス化を果たしています

 これらのモデルのリア周りは、スタリッシュなシートカウルが装着されていることが多いのですが、ほとんどの場合、その先から樹脂製の長いフェンダーが降りてきて、リアタイヤを深く覆っています。その目的は、雨などで濡れた路面からの跳ね上げからライダーや後続車を守るためにあります。しかし、あまりにも長すぎて、せっかくのスポーティーなルックスが損なわれていると考えるライダーが多いのも事実です。

 そこで樹脂製フェンダーの代わりに「フェンダーレスキット」を装着します。すると、リアタイヤやシートカウルが強調された迫力のリアビューが誕生するというわけです。

 人気モデルならパーツメーカーから専用品が発売されているので、ボルトオンで装着できます。専用品がない場合も、純正フェンダーをカットしたり、ステーを自作したりしてワンオフで製作することが可能です。

 ただし、ワンオフの場合はリフレクターやナンバー灯の装着を忘れているユーザーが稀にいるようです。違反行為となるので、必ず装着しましょう。

■2021(令和3年)10月1日以降の新規登録車はナンバーの角度に注意

ヤマハの新型モデル「XSR125」。純正アクセサリーとしてフェンダーレスキットが用意されていますヤマハの新型モデル「XSR125」。純正アクセサリーとしてフェンダーレスキットが用意されています

 フェンダーレスはリアビューをすっきりさせるためのカスタムです。そのため、せっかくならとナンバープレートに角度をつけて、よりシャープなリアビューを演出する人も多いようです。

 ただし、高年式モデルに乗っている方は注意が必要です。それまでナンバーの取付角度に関する明確な法律はなく、規定は「ナンバープレートの番号を見やすいに表示しなければならない」ということだけ。つまり、細かい規定はなく、かなりあやふやだったということです。

 しかし、2016(平成28)年に新規定が設定されました。2021(令和3年)10月1日以降の新規登録車については、ナンバープレートの角度がしっかりと規定されるようになったのです。

 その角度は「上向き40°~下向き15°」。この範囲から逸脱すると違反になるので注意してください。

 ちなみに2016(平成28)年からは年式に関係なく、左右向きは0°、回転の向きは水平、ナンバープレートを覆うようなカバーやフレームは禁止されています。マナーとルールを守って、カスタムを楽しんでくださいね。

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