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ヤマハ「YZF-R25」は優しい乗り味の250㏄スーパースポーツ!レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

バイクのニュース / 2024年1月11日 12時10分

レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、ヤマハ「YZF-R25」の乗り味をレポートしてくれました。

■人気の250㏄スーパースポーツ

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。お正月も終わり、皆さんもすっかり普段の日常に戻られた頃かと思いますが、2024年良いスタートは切れましたでしょうか?

 僕は家族や親戚とゆっくりお正月を過ごすことができて、身も心もリフレッシュする事ができました。しかし!今年になってから、まだバイクに乗れてないんです。

 例年で言うとお正月に走り始めとしてサーキットへ練習に行くのですが、今年はまだ肩の怪我が癒えておらず泣く泣く断念。部屋にこもってインプレでも書こうかな!という所(笑)

 という事で、今回インプレするのは、ヤマハ「YZF-R25」。エンジンは水冷直列2気筒の249cc、パワーは35馬力です。

ヤマハ「YZF-R25」とレーシングライダーの石塚健選手ヤマハ「YZF-R25」とレーシングライダーの石塚健選手

 250ccのスーパースポーツといえば、性能はもちろん、免許区分や車検不要、価格といった要素から多くのライダーに支持されていますが、YZF-R25はその点バランスはどうなのでしょうか。試乗していきたいと思います。

 先ずはライディングポジション。車両重量は169㎏と比較的軽いので、取り回しは楽々です。シート高は780mmで身長165cmの僕が乗ると、ちょうど踵がぴったり付くくらい。足つき性はとても良い印象です。

 ハンドルバーがトップブリッジの下に付いているのですが、それほど低くない上に、割と近いので姿勢は楽。少しツアラーのような雰囲気があります。

シート高780mmのヤマハ「YZF-R25」の足付性は、身長165cmの僕で両足がしっかりと地面に接地しますシート高780mmのヤマハ「YZF-R25」の足付性は、身長165cmの僕で両足がしっかりと地面に接地します

 発進はスムーズでドンツキ感もないので、気軽に乗れるバイクだなと言うのが第一印象。その一方で、低回転域でのパワーのなさと、高回転での伸びも含めて、少し足りないなぁと感じてしまいます。

 カーブで寝かし込んだ時、また切り返しの際の手応えは若干重く感じますが、安心できるハンドリング特性を持っており、スーパースポーツにしてはライダーが神経を張らずに乗れちゃう、という点がお気に入りのポイント。

 このクラスの他車両と比べてもポジションが楽で、長時間走行も苦にならないので、スーパースポーツ的な見た目で優しい走りが楽しみたい方や、のんびりとツーリングを満喫したい人におススメの1台です。

ヤマハ「YZF-R25」でのんびりとツーリングを楽しむ石塚健選手ヤマハ「YZF-R25」でのんびりとツーリングを楽しむ石塚健選手

 逆に、「スーパースポーツだ!」という見た目通りの、スポーティーな走りを期待して乗ってしまうと、やはり物足りなさを感じてしまうと思うので、どちらかと言うと町中やツーリングバイクとしての楽しみ方が最適。そのため、エンジン性能を求めている方や攻めた走りが追求したい!という方には、あまりオススメできません。

 いい意味でも悪い意味でも尖った部分が少なく、どんなライダーにも寄り添える。そんなオールマイティーな「YZF-R25」。

 カラーバリエーションはパープル、ブルー、ブラックの3色展開となっています。ちなみに僕は、今回試乗したパープルがドストライク!所々、施されているピンクの差し色がまたオシャレな印象となっています。

 そんなYZF-R25の価格(消費税込)は、69万800円。気になった方は是非お近くのバイク屋さんで、試乗してみてくださいね!

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