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オンラインでできるようになったってホント? 運転免許証の更新

バイクのニュース / 2024年1月21日 13時10分

定期的に訪れる、運転免許の更新。必要と分かってはいても、更新のたびに警察署や免許センターに足を運ぶのを少々手間に感じている人も多いでしょう。しかし最近、「免許更新がオンラインでも可能になった」という話を度々耳にするようになりました。免許の更新は、本当にオンラインでできるのでしょうか。

■面倒な免許更新がオンラインでできる!?

 運転免許の更新時には優良運転者(=ゴールド免許)でも、運転免許センターか警察署に出向いて30分間の講習を受講する必要があります。

 しかし2022年2月から、北海道、千葉県、京都府、山口県の4道府県の限定で、優良運転者が更新時に受ける講習をオンラインでできる取り組みが試行されました。

 これは、パソコンやスマートフォンから専用サイトにアクセスした後に、マイナンバーカードを使って本人確認をおこない、免許証の番号を入力すれば講習の動画が視聴できるというもの。

 ただし、オンライン講習を受けたあとは、これまでの更新時と同じ要領で運転免許センターか警察署の更新窓口に出向き、所定の手続きのほか視力検査などの適性検査を受けなければなりません。

 なお、手続き終了後の運転免許証の受け取りは、運転免許センターであれば即日交付。警察署などでは後日に窓口での受け取りか、郵送かのどちらかを選択できる点は変わりません。

免許の更新時に受講必須の講習をオンラインで受けられる地域がある。免許の更新時に受講必須の講習をオンラインで受けられる地域がある。

 オンライン講習は10分間の動画を3本の構成で、24時間いつでも視聴することが可能。本人がきちんと受講していることを確認するために、1本視聴するごとに動画内での顔写真撮影と、簡単なテスト問題が出題されます。

 そのため、好きな時に講習を受けることができますが、オンライン上で更新手続きが完了するわけではありません。あくまでも講習だけなので、事前にオンラインで講習を受けるメリットを感じないという声もあるようです。

 そんな講習をオンライン化する目的は、「免許更新をする優良運転者の利便性の向上を図るため」とされており、時間を有効活用したい人にぴったりの取り組み。

 実際にオンライン受講者のなかには、小さい子どもがいて講習会場に出向いての受講がむずかしい人などが多く、好意的な声も寄せられています。

 なお、これまではオンライン講習の受講者は、優良運転者に限定されてきましたが、2023年10月2日から一般運転者にも拡大。令和5年10月1日以降に誕生日を迎える人など、いくつかの条件をクリアすれば、一般運転者でもオンライン上で講習を受けることが可能です。

オンラインで講習を受講しても免許の更新自体は免許センターに行かなくてはならない。オンラインで講習を受講しても免許の更新自体は免許センターに行かなくてはならない。

 受講の手続きの流れは優良運転者の場合とほぼ同じですが、講習の動画が40分と少し長くなります。

 オンライン講習を受けたあとの更新手続きは警察署ではできないため、運転免許センターに行くことになります。

 また、更新期間が10月2日以降まであっても、あくまでも10月1日以降に誕生日を迎えた人が対象となるため、9月30日までに誕生日を迎えた人はオンライン講習の対象からは外れます。

 そのほかオンラインで講習を受講するためには、受講および更新の時点で対象の4道府県に住所があることが条件。さらに、マイナンバーカードを持っている必要があり、動画を視聴するためのインターネット環境を整えておく必要があります。

 オンライン講習の受講を希望する人は、自分が条件に当てはまっているかよく確認をして、直前で慌てないようにしっかりと準備しておきましょう。

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