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「クルマ用ジェルクリーナー」はバイクにも使える?実際にやってみた!

バイクのニュース / 2024年1月14日 11時10分

やわらかい「スライム」で汚れやホコリをとるジェルクリーナーですが、このほど「クルマ専用」をうたう製品が登場しました。バイクの掃除にも使うことができるのか、実際に試してみました。

■あの「スライム」でお掃除?「クルマ専用」のジェルクリーナーとは

 キーボードやリモコンなど、複雑な形状のものに付着したゴミやホコリをとる際に活躍するのがジェルクリーナーです。

 一般的に、ジェルクリーナーはポリビニルアルコールを主原料としており、その成分はいわゆる「スライム」と同じです。

 その不思議な感触も大きな魅力ですが、人体に対する影響はほとんどないことや、使用後は一般ごみとして捨てることができる手軽さから、家庭内の掃除に役立つ便利グッズとして、ジェルクリーナーは近年注目を集めています。

クルマへの使用に特化したジェルクリーナーである「アズマスト ジェルクリーナー」はバイクにも使えるのか!クルマへの使用に特化したジェルクリーナーである「アズマスト ジェルクリーナー」はバイクにも使えるのか!

 そんななか、クルマ用品をメインにあつかうインターネットショップ「AS MUST」から2023年10月に発売されたのが、クルマへの使用に特化したジェルクリーナーである「アズマスト ジェルクリーナー」です。

 一般的なジェルクリーナーとの違いは、車内で使用する際にこぼれおちることがないようにやや固めに配合されている点や、車内全体を掃除できるように200gという大容量サイズとなっている点、万が一車内に付着しても発見しやすいようあざやかな青色が採用されている点などです。

車内の収納などにも置いておきやすい薄型のパッケージに封入されている車内の収納などにも置いておきやすい薄型のパッケージに封入されている

 また、車内の収納などにも置いておきやすい薄型のパッケージに封入されており、さらには密封式となっているため、くり返し使用することができるのもうれしいポイントです。

 さらに、アズマスト ジェルクリーナーはすべて日本国内で封入・検品されているといい、日本語によるサポートも充実している点もユーザーにとっては大きなメリットと言えそうです。

 AS MUST担当者は、「近年のクルマは、内装の質が飛躍的に向上している反面、複雑な造形やホコリの目立つ素材の使用が増えたことで、掃除の手間も大きくなった」と販売の背景を話します。

スクータータイプのバイクは収納も充実している分、掃除しなければならない場所も増えているスクータータイプのバイクは収納も充実している分、掃除しなければならない場所も増えている

 一方、掃除のしにくさといった点においては、バイクもクルマに引けを取りません。特に、スクータータイプのバイクは収納も充実している分、掃除しなければならない場所も増えています。

 前出の担当者いわく、「注意すべき点はあるものの、基本的にはバイクにも使用可能」とのことなので、筆者が実際に使用しているバイクで試してみることにしました。

■「クルマ専用」ジェルクリーナー、バイクで使ってみた!

 筆者が使用しているのはヤマハ「ジョグ」です。5年ほど前に中古で購入したものですが、週に1〜2回程度の使用であることや、屋根付きの駐輪場に保管していることなどもあり、全体的に目立った汚れはありません。

 一方、購入以来各収納スペースまで掃除した記憶はなく、このジェルクリーナーによってどれほど汚れが取れるのかが楽しみです。

ジェルクリーナーは、ひんやりとした感触もさることながら、「意外に固い」というのが率直な印象ジェルクリーナーは、ひんやりとした感触もさることながら、「意外に固い」というのが率直な印象

 はじめに、パッケージを開けてジェルクリーナーの本体を取り出します。ひんやりとした感触もさることながら、「意外に固い」というのが率直な印象です。

 ただ、掃除したい場所に押し付けて使うということを考えると、このくらいの固さがベストなのかもしれません。

 取り出した直後だと表面に水分が浮いているので、何度かこねたり伸ばしたりすることでちょうどよい状態になります。かつてスライムを楽しんだユーザーは、この瞬間に童心に返ることは間違いありません。

ハンドル下部の小物入れにスライムを押し込み何度か押し付けた後、ジェルクリーナーを引き上げると、砂ボコリや砂利のようなものが付着していたハンドル下部の小物入れにスライムを押し込み何度か押し付けた後、ジェルクリーナーを引き上げると、砂ボコリや砂利のようなものが付着していた

 まずは、ハンドル下部の小物入れにスライムを押し込んでみることにします。何度か押し付けた後にジェルクリーナーを引き上げると、砂ボコリや砂利のようなものが付着しており、小物入れのなかはキレイになっていました。

 汚れた面が内側に来るようにジェルクリーナーを何度かもみ込み、同じようにシート下のヘルメット入れにも使用してみます。ヘルメット入れは外部に露出していないため、小物入れほどは汚れていないと思いましたが、やはり小さなゴミやホコリが多く付着しており、少々驚きました。

雑巾などで拭き上げることができる場所であれば、あえてジェルクリーナーを使う必要はないかもしれない雑巾などで拭き上げることができる場所であれば、あえてジェルクリーナーを使う必要はないかもしれない

 ジェルクリーナーを使用した後のようすは、まるで難く絞った雑巾で拭き上げたかのような状態です。逆に言えば、雑巾などで拭き上げることができる場所であれば、あえてジェルクリーナーを使う必要はないかもしれません。

 一方、小物入れの奥底など、そもそも雑巾で拭き上げにくい場所には、変幻自在の形状を持つジェルクリーナーが効果的だと感じました。

 アズマスト ジェルクリーナーは、基本的には車内への使用が想定されているものの、「エンジンなどの熱を帯びた部分や、給排気や駆動に関わる部分でなければ使用することはできる(前出の担当者)」とのことなので、収納スペース以外の場所にも使用してみることにします。

 ひととおりの場所で試してみると、メーターパネルやハンドル周り、意外なところではナンバープレートの掃除には効果を発揮しました。

 ただ、ボディ全体の汚れをとったり、あるいは泥や土の汚れをとったりするのには、水洗いをしたり、雑巾やブラシなどを用いたりしたほうがやはり効率がよいようです。

複雑なデザインのヘルメットの掃除にも使うことができた複雑なデザインのヘルメットの掃除にも使うことができた

 また、ヘルメットの掃除にも使うことができました。特に、複雑なデザインのヘルメットの掃除にはかなり役立つかもしれません。

※ ※ ※

 アズマスト ジェルクリーナーは200gと大容量ということもあり、小型のバイクでの使用であれば、2〜3回程度は使えそうです。コンパクトで場所をとらないため、パッケージに入れたままヘルメット入れなどに忍ばせておいてもよいかもしれません。

 また、万が一砂の上に落としてしまうと、一気に使用不能となってしまう可能性が高いため、その点については特に注意が必要です。

 なお、2024年1月現在の販売価格は790円となっています。

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