1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

一体どんなことをするの? バイクの車検を徹底解説

バイクのニュース / 2024年2月29日 10時10分

250cc超のバイクに義務付けされているのが車検です。車検は、車体に問題が無いかをチェックするものですが、具体的にはどのような点をチェックしているのでしょうか。

■法律によって義務付けられている車検

 排気量が250ccを超えるバイクに義務付けされているのが車検で、車体に問題が無いかをチェックするものですが、具体的にはどのような点をチェックしているのでしょうか。

 また、クルマの車検と、調べる点は違うのでしょうか。

車検は250cc超のバイクに義務付けられている車検は250cc超のバイクに義務付けられている

 車検は道路運送車両法での小型二輪以上に義務付けられているもの。同じく道路運送車両法によって、車検を受けるように規定されていて、2年に1度、新車は初回のみ3年に1度のスパンで受けなければなりません。

 また商用使用を表す緑ナンバーの車両は、クルマでは毎年、バイクの場合は2年ごとに車検を受けなくてはなりません。

 車検の期限が切れた状態で公道を走行すると、無保険と合わせて厳しい処分が下されます。また、昨今は無車検車の取り締まりが強化されているので、自分のバイクの期限は把握しておくようにしましょう。

車検はディーラーやショップに依頼して、取得してもらうのが一般的車検はディーラーやショップに依頼して、取得してもらうのが一般的

 該当するバイクに乗っている人は、定期的に車検を受けることになり、ディーラーやショップに依頼して、取得してもらうのが一般的。自分で受検するユーザー車検をバイクで行う事も可能です。

 車検は法律に定められているから受ければいいというものではなく、定期的な健康診断的のような意味合いもある為、しっかりと技術のあるところに依頼する事が重要。ユーザー車検でも、自分で点検やメンテナンスをして、不具合を解消できるレベルの知識がないと、本来の意味がなくなってしまいます。

 なお、車検は受かるとその先の2年間の品質を保証するものではなく、受検した時点で問題が無いかを確認するもの。極端なことを言うと、車検を取得して、引き取った帰りに不具合が起きたとしても車検上の問題は無い事を覚えておきましょう。

■車検ではなにを検査しているの?

 車検を実際に受けるのは各地域の運輸支局もしくは、民間車検の認証を受けた修理工場(ディーラーも含む)となります。

 民間車検場とは、運輸支局と同様の検査設備を備えていて、国家資格を持った自動車検査員が検査を実施できる場所。ここに持ち込んで車検の検査を受けるのですが、まずは外観検査で寸法などが車検証と相違していないかがチェックされ、続けて灯火類や反射板(リフレクター)の点検が行なわれます。

車検を実際に受けるのは各地域の運輸支局もしくは、民間車検の認証を受けた修理工場(ディーラーも含む)車検を実際に受けるのは各地域の運輸支局もしくは、民間車検の認証を受けた修理工場(ディーラーも含む)

 そして検査ラインでは、スピードメーターの表示やブレーキの制動力を検査。続いてテスターを使用しての、排気ガスとヘッドライトの光軸検査が行われます。

 実は車検で定められた項目は、ラインではこの4つだけ。問題なければ、時間は15分程度で終了します。

 一方で、提出書類には点検簿も含まれているので、しっかりと点検整備をしたかどうかはチェックされる為、上記の項目だけやっておけばいいというものではありません。

 前述したように、バイクの健康状態を確認して改善する区切りの機会として、車検に関係ない場所もしっかりと整備するようにしましょう。また、車検がない排気量では乗りっぱなしになりがちなので、自賠責の期限と合わせて、自分なりの点検時期を決めておく事がおススメです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください