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「リプレイスパーツ」……純正パーツが廃盤でも、これがあれば乗り続けられる!

バイクのニュース / 2024年1月19日 17時10分

カスタムパーツとはちょっと違う……特に旧車カスタムやメンテナンスで聞くことが多い「リプレイスパーツ」について解説します。

■旧車維持になくてはならない存在

「リプレイス(replace)」とは日本語で「置き換える」や「交換」という意味です。つまりリプレイスパーツとは、純正パーツ以外に置き換えられたパーツのこと。マフラーやハンドル、ヘッドライトなどのカスタムパーツはすべてリプレイスパーツということになるのですが、それはあくまでも“広義”において。

筆者(佐賀山敏行)所有の1988年式スズキ「GSX-R750」はインテークマニホールドが絶版です。そのため、ネットオークションで海外製のリプレイスパーツを購入しました筆者(佐賀山敏行)所有の1988年式スズキ「GSX-R750」はインテークマニホールドが絶版です。そのため、ネットオークションで海外製のリプレイスパーツを購入しました

 リプレイスパーツとは、一般的には純正パーツの代替品を指すことが多いのです。

 絶版車の純正パーツが廃盤になることは決して珍しいことではありません。しかし、ハンドルやスピードメーター、ヘッドライトなどは純正パーツが廃盤になっても、カスタムパーツで代用できます。もちろん見た目が変わってしまうので、純正パーツが良かったということもあるでしょう。しかし、バイクを走らせることにおいて不具合はありません。

 ところが、エンジンのガスケットやインテークマニホールドなど、「派手さはないけど、なくては困る」といったパーツが廃盤になることがあります。そうした場合にユーザーがその車種を乗り続けられるように、アフターパーツメーカーや専門店が純正代替品としてリリースするのがリプレイスパーツなのです。

筆者(佐賀山敏行)所有の1988年式スズキ「GSX-R750」筆者(佐賀山敏行)所有の1988年式スズキ「GSX-R750」

 カスタムパーツが純正とは異なるスタイルを提案するのに対し、リプレイスパーツは多少の素材や意匠は異なるものの、基本的には純正と同じ仕様であることが大きなポイントです。

 リプレイスパーツの多くは、先述のようにガスケットやマニホールドなど、「ドレスアップ効果はないけれど、なくてはならないもの」がほとんどです。しかし、人気モデルの場合はガソリンタンクやシート、ハンドルなどのリプレイスパーツもあります。また、純正パーツが絶版になっていない場合でも、安価なリプレイスパーツが発売されていることもあります。

 個性を追求するカスタムとは違い、レストアや修理などでも活躍するリプレイスパーツは、古いバイクを維持していく上でなくてはならない存在だと言えるでしょう。ただし、当然ながらリプレイスパーツすら存在しない不人気車もあるため、旧車を購入・維持しようと考えている人は注意してください。

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