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箱根の山を越えて『お魚料理うおせい』へ 漁港直送の鯵を使ったアジフライが美味い!!

バイクのニュース / 2024年1月22日 12時10分

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。箱根町の標高650mの高原、仙石原にある『お魚料理 うおせい』を訪れました。

■アジフライだけじゃない、初めてのフライもまた美味

「山の中に美味しいアジフライを出す店がある」という噂を聞きつけ、筆者(増井貴光)が向かったのは神奈川県の箱根町です。小田原から箱根湯本の街を通過し、愛車のホンダ「CT110」でぐんぐん東海道(国道1号)を登って行きます。国道138号に分岐してしばらく走ると、仙石原に到着しました。

標高650mの高原、仙石原にある「お魚料理 うおせい」。駐車場は店の左側にクルマ3台分標高650mの高原、仙石原にある「お魚料理 うおせい」。駐車場は店の左側にクルマ3台分

 目的の店はこの辺りにあるはずだと、すすきの草原を通過して「箱根湿性花園」方面に曲がると、ありました! 標高650mの高原にあるアジフライが美味しいと噂の店は「お魚料理 うおせい」です。大きな文字で「あじ」と書かれたノボリがはためいています。

 店に入ると、平日の昼時を少し過ぎているのに客がいっぱいです。これは期待してしまいます。テーブル席についてメニューを見ると、最初のページには「小田原漁港直送」と書いてあり、更に期待してしまいます。それにしてもアジフライが入ったメニューがいろいろあって目移りする筆者です。

 そこで気になるメニューを見つけてしまいました。「かますフライ」です。カマスはサンマやダツみたいな細い魚だと思うのですが、メニューの写真を見るとアジフライ以上に立派です。これは食べてみたい! と、「かます&あじフライ定食」なんて理想的なメニューがあるではないですか! コレに決まりです。この日同行したJさんは「あじたたき&あじフライ定食」をオーダーします。

 待つこと15分ほどでしょうか「かます&あじフライ定食」と「あじたたき&あじフライ定食」が出来上がってきました。アジフライもカマスフライもむちゃくちゃ立派です。

「お魚料理 うおせい」の「かます&あじフライ定食」。アジもカマスも大きくてびっくり「お魚料理 うおせい」の「かます&あじフライ定食」。アジもカマスも大きくてびっくり

「かます&あじフライ定食」は、アジとカマスのフライが1枚づつ、付け合わせはキャベツとポテトサラダです。小鉢は蓮根のきんぴら、ご飯と味噌汁、漬物が付きます。

 まずはアジフライからいただきます。サイズは大きめで厚め、荒めのパン粉でザクっとした食感の衣、身はホクホクの柔らかいアジフライです。揚げ具合が最高でアジそのものもかなり美味しいです。

 続けて初体験の「かますフライ」をいただきます。歯応えはアジフライと変わりませんが、脂が乗っていて味が濃く、むちゃくちゃ美味しいではないですか! 店の方に訊いてみると、水カマスと呼ばれる普通に流通しているカマスではなく、油カマスだそうです。アジフライの立場が危うくなりそうなフライです。もちろんアジも負けずに美味しいのです。

 Jさんの「あじたたき&あじフライ定食」は、アジフライ1枚とアジのたたきが1尾分、小鉢にご飯、味噌汁と漬物が付きます。あじのたたきを味見しましたが、これまた新鮮で美味しい。かなり満足な昼ごはんになりました。

■バリ島から箱根町へ、先代の魚屋を継いで食事処に

 食べ終わったところでちょうど店内の客も引いたので、店主のイマデ・スディアルタさんに話を聞くと、インドネシアのバリ島出身とのこと。先代の娘さんと結婚して仙石原に来たそうです。

「お魚料理 うおせい」への道中、箱根町の北側にある仙石原には広大なすすきの草原があり、秋には美しい景色を見ることができる「お魚料理 うおせい」への道中、箱根町の北側にある仙石原には広大なすすきの草原があり、秋には美しい景色を見ることができる

「うおせい」は1975年創業の魚屋で、先代は仙石原や箱根の旅館などにも魚を卸していたそうです。イマデさんの代になって義父の仕事を継ぐ形で「お魚食堂」としてリニューアルし、奥様と義理の母と一緒に店を経営しているそうです。店内に多く飾られているバリの装飾品にも納得です。

 いろいろと良いお話を聞いて店を後にし、せっかく箱根まで来たので「箱根神社」でお参りして行くことにしました。

せっかく箱根まで来たので「箱根神社」に参拝。嬉しいことにバイク用の駐車場があり、屋根まで設置されていたせっかく箱根まで来たので「箱根神社」に参拝。嬉しいことにバイク用の駐車場があり、屋根まで設置されていた

 仙石原から「箱根神社」のある芦ノ湖畔までは交通量も少なく、快適なツーリングコースです。30分ほどで到着すると、駐車場には屋根付きのバイク駐車スペースもありました。バイクで来て参拝するライダーが多いのでしょうか。

「箱根神社」の本殿、続けて奥にある「九頭竜神社(新宮)」にも参拝。次は温泉でも行こうかなぁなどと呟きながら、再び走り出す筆者でした。

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