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原2マニュアルモデルを日本に導入したヤマハ! 原付二種『MT-125』と中型『MT-25』を乗り比べます 〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年1月22日 13時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、ヤマハの原付二種モデル「MT-125 ABS」と中型モデル「MT-25 ABS」のデザイン、ポジション、走りになどついて私的に比較してみました。

■MTシリーズの2台を比較!

 皆さん、こんにちは。バイク好き女優の小野木里奈です。バイクは同じシリーズでも、排気量によって販売される兄弟車があります。同じシリーズなら排気量だけであとは変わらないのでしょうか。いやいや、細かくみると意外と違うポイントがたくさんあるのです!

ヤマハ「MTシリーズ」2台の比較試乗を行いますヤマハ「MTシリーズ」2台の比較試乗を行います

 今回はヤマハのMTシリーズ『MT-25』と原付二種『MT-125』を乗り比べて試乗してみました。それではいってみましょう!

 カラーリングはどちらも3色展開です。「黒」「ブルー×ネイビー」「グレー×ターコイズブルー」というカラーリングで色の系統もとても似ています。カラーリングの大きな違いといえば、フロントフォークの色!『MT-125』がイエローゴールドに対し、『MT-25』は真っ黒です。この1色の違いだけで、『MT-125』はより賑やかな印象、そして『MT-25』は凛々しい印象を感じます。

『MT-125』はタンクから後方シートにかけての曲線にメリハリがあり、『MT-125』はより形にメリハリがある(上:MT-25 / 下:MT-125)『MT-125』はタンクから後方シートにかけての曲線にメリハリがあり、『MT-125』はより形にメリハリがある(上:MT-25 / 下:MT-125)

 全体的に見て形は大きく変わりませんがサイドから比較した時、『MT-125』はタンクから後方シートにかけての曲線にメリハリがあります。まるで、フロントから後方を両側からギュギュッと押し込んでこのように波打った形になっているように見えます。

『MT-125』はより形にメリハリがあり、色も目立つのでポップに見えますよね。『MT-25』の方が落ち着いていて、2台を見ていると親子のように見えます。笑

 車体はサイドから見ると、『MT-125』の方はタンク周りが盛り上がっており、ハンドルの位置もシートに近くなっているので全体的にコンパクトに見えます。

 一方『MT-25』は、ハンドルの位置が少し前方気味なので車両の長さが長く見えるので車両が大きく感じます。

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(身長=160cm)が跨るとこんな感じ。なんと排気量が大きい『MT-25』の方が足つき性が良かったのです。

左:「MT-125」シート高810mm 右:「MT-25」シート高780mm、身長160cmの私がまたがるとMT-25の方が足付き性が良い左:「MT-125」シート高810mm 右:「MT-25」シート高780mm、身長160cmの私がまたがるとMT-25の方が足付き性が良い

 ただ、ハンドルの位置が『MT125』は『MT-25』に比べて近いので上体が起き上がったことになり、足が地面に着きやすく感じました。とはいえ、この30mmの差は意外に大きく、停車中は断然『MT-25』の方が、足つき性が良いのです。

 排気量が小さいからといってなんでもサイズが小さいというわけではないんですね。また新たなポイントを発見しました!

 先ほども少し触れたハンドルの位置について改めて比べてみましょう。車両だけの写真では気づきにくいのですが、実際に跨がって手で掴むとわりと高さの違いを感じるなと個人的に感じます。

上半身の角度が『MT-125』はほぼ直立に近い姿勢に対し、『MT-25』は上半身がほんの少し前傾しています(左:MT-125 / 右:MT-25)上半身の角度が『MT-125』はほぼ直立に近い姿勢に対し、『MT-25』は上半身がほんの少し前傾しています(左:MT-125 / 右:MT-25)

 私が跨がって足を着いている時の上半身の角度を比べてもわかりやすいのですが、『MT-125』はほぼ直立に近い姿勢に対し、『MT-25』は上半身がほんの少し前傾しています。

 私が思うに、この2台を比較していて一番感覚的に違うなと思った点がこのハンドルの位置でした。これらは完全に各ライダーの好みであり、ライダー自身の体格との相性もあるのですが、私は『MT-25』のハンドル位置が好みでした。

 車両重量は、『MT-125』が138kg、『MT-25』は167kg。この30kgの重さの差は取り回し時に特に感じました。車体がコンパクトに感じ、重さが軽い『MT-125』が断然取り回しはしやすかったです。ハンドルの位置も近いのでより全身でバイクを支えながら取り回せる感覚でした。

■いよいよエンジンスタートです!

 エンジンをかけると、『MT-125』が乾いたような低い音で、『MT-25』は元気よく伸び伸びとした音。単気筒と二気筒という違いも関係しているのでしょうか。

乗りやすさや一体感がより際立ったのは「MT-25」の方だった乗りやすさや一体感がより際立ったのは「MT-25」の方だった

 どちらも発進は穏やかですが、やはり排気量の大きい『MT-25』はより加速する時の到達点までが速く感じます。

 走行中も一番感じた違いはハンドルの位置です。ハンドルの高さが違うので、結果上半身の前傾度も変わるからなのです。

『MT-125』は上半身が起き上がった状態なので長くバイクに乗っていても腰が疲れなさそうな点は好感度高いですよね。(笑) また、目線の位置が高くなるので景色もより広く感じます。

 一方、『MT-25』は『MT-125』に比べると少し前傾気味です。そのため、コーナリングは圧倒的に『MT-125』よりも走りやすかったです!バイクと全身が自然に一体となっているように感じるので変な癖を生まずに運転できます。

実際に試乗してみて自分なりに違いを発見してみるのも面白いかも実際に試乗してみて自分なりに違いを発見してみるのも面白いかも

 気になるお値段は、『MT-125』は49万5000円(税込)、『MT-25』は63万2500円(税込)です。排気量の違いも大きいのでお値段にもこのくらいの差があることは個人的に納得できます。あとは、バイクで何を目的として楽しみたいのかでコストパフォーマンスを考えるべきだなと思います。

 いかがでしたか? 今回は私個人が感じた比較を紹介させていただきました。実際に試乗してみて自分なりに違いを発見してみるのも面白いかもしれません。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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