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巨匠の映画愛があふれ出す! ウディ・アレン監督最新作『サン・セバスチャンへ、ようこそ』

バイクのニュース / 2024年1月20日 18時0分

巨匠ウディ・アレン監督が実在の映画祭を舞台に、自身の映画愛を詰め込んだ集大成ともいえるロマンティック・コメディ『サン・セバスチャンへ、ようこそ』が、2024年1月19日(金)より全国公開中です。

■風光明媚な観光地で映画と現実の狭間に迷い込む

 映画と美食の街として名高い、スペインのサン・セバスチャンで毎年9月に開催される「サン・セバスチャン国際映画祭」を舞台に、巨匠ウディ・アレン監督が自身の映画愛を詰め込んだ集大成ともいえるロマンティック・コメディが、『サン・セバスチャンへ、ようこそ』です。

(c) 2020 Mediaproduccio'n S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.(c) 2020 Mediaproduccio'n S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.

 かつて大学で映画を教えていたモート・リフキンは、人生初の小説の執筆に取り組んでいる熟年のニューヨーカー。物語は、そんな彼が映画業界のプレス・エージェントである妻スーに同行し、スペイン北部バスク地方の街サン・セバスチャンの映画祭に参加するところから始まります。

 スーとフランス人の著名監督フィリップの浮気を疑うモートはストレスに苛まれ、現地の診療所に赴くはめになってしまいます。そこでモートは人柄も容姿も魅力的な医師ジョーとめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫との結婚生活に悩む彼女への恋心を抱くようになります。サン・セバスチャンを訪れて以来、なぜか昼も夜も摩訶不思議なモノクロームの夢を垣間見るようになったモートは、いつしか自らの“人生の意味”を探し求め、映画と現実の狭間を迷走していき……。

 ロケ地は、実際にサン・セバスチャン映画祭で会場として使用される劇場や公会堂、ほかにもラ・コンチャビーチ、ホテル マリア クリスティーナなどの観光スポットでも撮影を敢行するなどサン・セバスチャンの魅力がたっぷり詰まっています。

 これまでに50本近い作品を監督し、現在でもほぼ年に1本のペースで作品を撮り続けているウディ・アレン監督。ユーモアの中にチクリと痛烈な皮肉がこめられたストーリーがおしゃれなロケーションとともに観客を魅了しています。その作風からお洒落なバイクが数多く登場していそうですが、意外と使われていないようです。

アンティークカー「プジョー・ランドレー タイプ184」アンティークカー「プジョー・ランドレー タイプ184」

 大ヒットを記録した『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年)でアンティークカー「プジョー・ランドレー タイプ184」が物語の中で重要な役割を果たしていたように、バイクの登場も期待したいところです。

(c) 2020 Mediaproduccio'n S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.(c) 2020 Mediaproduccio'n S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.

『サン・セバスチャンへ、ようこそ』は、2024年1月19日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開中です。

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