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バイクの免許は何種類あるの? 初心者にオススメされがちの「原付二種」とは?

バイクのニュース / 2024年1月28日 9時10分

来る春。通勤通学でバイクを利用するために、バイク免許を取得する人も多いのではないでしょうか。しかし一口に「バイク免許」といってもいくつか種類があるので、どの免許を取得すればよいのか悩んでしまうことも…。そもそも、バイク免許は何種類あるのでしょうか。

■バイクの免許は全部で7種類!どれを取得する?

 16歳の誕生日を迎えると取得できるようになるバイクの免許ですが、一言でバイクの免許といっても数多く、取得する免許によって乗れるバイクの大きさも変わってきます。

 また取得できる年齢や走ることができる道路も、免許の種類によって異なるのですが、そもそもバイク免許は何種類あるのでしょうか。

バイクの免許は全部で7種類あるバイクの免許は全部で7種類ある

 バイクの免許は全部で7種類あり、おおまかに「排気量」によって分けられています。排気量は「cc」という単位で表されていて、数字が大きいほどパワーがあり、車体も大きいバイクとなる傾向があります。

 排気量も車体も一番小さいバイクは「原動機付自転車」と言い、「原付免許」と呼ばれる免許を所有することにより運転ができます。原動機付自転車は50ccまでのバイクのことで、略して「原付」や「原チャリ」などと呼ばれています。

 また原動機付自転車には速度制限が設けられていて、30km/h以上出して走行すると道路交通法違反となるだけでなく、右折する際も自転車のように二段階右折する必要があるほか、一人乗りしかできません。また、走行できる道路も一般道のみとなります。

 原動機付自転車の次に大きな排気量のバイクが運転できる「小型限定普通二輪免許」になると、125㏄までのバイクを運転することができます。小型限定普通二輪車は51ccから125ccまでのバイクを指し、道路交通法に「原動機付自転車(第二種)」と表記されているため、「原付二種」や「原二」などといった愛称で呼ばれることが多いです。

 なお小型限定普通二輪のバイクは、高速道路やバイパスなどといった一部道路は走行できない場所があるので注意が必要です。

 そして小型限定普通二輪免許には、AT(オートマチック)車限定の「AT小型限定普通二輪免許」というものもあります。

 AT車とは、速度を上げるために必要な「ギアチェンジ」が必要ない車両のこと。つまりアクセルとブレーキ操作のみで運転が可能なバイクのことを言います。こちらのAT小型限定普通二輪免許は、AT車限定で運転できること以外は小型限定普通二輪の免許と変わりはありません。

50cc以上のバイクは、速度制限と二段階右折する必要がなくなり、クルマと同じように右折することができる50cc以上のバイクは、速度制限と二段階右折する必要がなくなり、クルマと同じように右折することができる

 ちなみに50ccより大きな排気量のバイクになると、速度制限と二段階右折する必要がなくなり、クルマと同じように右折することができます。また、免許を取得してから1年以上経過すると二人乗りが可能になるので、制限が少なくなり乗りやすくなるようです。

 そして400ccまでのバイクが運転できる「普通二輪免許」になると、高速道路も走行できるようになります。普通二輪免許にもAT限定となる「AT限定普通二輪免許」がありますが、こちらもAT車限定であること以外は普通二輪免許と同じ規定となっています。

 また401cc以上のバイクを運転したい場合は「大型二輪免許」が必要になります。大型二輪免許を取得すると、排気量の制限がなくどんなバイクにも乗れるようになります。

 ただし他の免許は16歳から取得できるのに対し、大型二輪免許を取得できるのは18歳から。なおこちらの大型二輪免許にも「AT限定大型二輪免許」が存在し、AT車という限定条件が付きますがどんな排気量のバイクでも運転できるようになります。

■原付二種とはいったいどんなバイク?所有するメリットとは

 このように、バイクにはさまざまな免許が存在します。しかし、免許を取得したばかりのバイク初心者には原付二種を所有することをオススメされることが多いようです。

 それだけでなく人気も高い原付二種ですが、どんな特徴があり、どのようなメリットがあるバイクなのでしょうか。

原付二種が初心者にオススメされやすい理由は、車体が小柄で扱いやすいところ原付二種が初心者にオススメされやすい理由は、車体が小柄で扱いやすいところ

 原付二種がバイク初心者にオススメされやすい理由は、車体が小柄で扱いやすいところにあります。

 同じく小柄な原動機付自転車と異なり、二段階右折が必要なくなる点や速度制限がなくなるといった点など、運転中に気にかけなければならないことが減ることによって、扱いやすいと感じる人も多いようです。

 また、大きな排気量のバイクに比べて税金や保険が安く済むといった点でも、維持しやすいカテゴリのバイクとなっているところも人気がある理由と言えるでしょう。

※ ※ ※

 数多くあるバイクの免許。大型を取得してどんなバイクでも乗れるようにしておくのもよいですが、ライフスタイルや取得のしやすさに合わせて免許を取得するのもよいでしょう。

 また免許取得した後、初めて乗るバイクにオススメの原付二種は、非常に扱いやすく維持もしやすいので、バイク初心者におすすめと言えます。

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