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未成年でも原付を購入することはできるの?親の同伴は必要?

バイクのニュース / 2024年1月27日 10時20分

原付バイクは通学やアルバイトへの交通手段として便利なので、16歳になったタイミングで購入を考えている学生も多いはず。免許取得とともにバイクも購入したいものですが、未成年であっても、原付バイクを購入することができるのでしょうか。

■未成年で原付バイクを購入するときは、親の理解を得ておきたい

 16歳から免許取得ができる原付バイク。通学やアルバイトへの交通手段として便利なので、16歳になったタイミングで購入を考えている学生もいるでしょう。しかし、免許は取得できても購入ができるのか疑問に思う人も多いかもしれません。実際、未成年でも原付バイクを購入することはできるのでしょうか。

未成年でも原付バイクを購入することは可能だが、いくつかの条件がある未成年でも原付バイクを購入することは可能だが、いくつかの条件がある

 結論から言うと、未成年でも原付バイクを購入することは可能です。しかし、未成年者のみで購入できる場合は少なく、親権者の同意が必要となる場面が多いです。

 親権者の同意が必要となるのは、教習所への入所や原付バイク購入時、ローン申し込み、任意保険加入時などが挙げられます。

 まず教習所へ入所するときは、親の同意が必要です。バイクは便利な乗り物である一方で、事故を起こしたときの身体への損傷が大きい乗り物でもあります。そのため、万が一に備えて保護者から理解を得ていたほうが安心と言えます。加えて、保護者の理解を得ていることで、バイクの購入や保険の加入などがスムーズに進みます。

 また、教習所へ入るときは学校の校則も確認しておきましょう。学校によっては、免許の取得を禁止している場合もあります。禁止されているのに免許を取得してしまうと、謹慎処分などになる可能性があり今後の進路に影響を及ぼしかねません。

 また、教習所と学校が連携していたり、教習所に入るときに学校の許可証が必要だったりと、学校に黙って取得するのが難しい場合も。そのため、未成年者がバイクの免許を取るときは、校則の確認は必須と言えます。

教習所へ入るときは学校の校則も確認しておきましょう教習所へ入るときは学校の校則も確認しておきましょう

 そして原付バイク購入時は、親権者の同意書の提出や店舗から親権者への電話確認、親権者が同席したうえでの契約など、親権者の同意が必要な店舗が多いです。友人や知人から譲ってもらう場合は親権者の同意は必要ありませんが、何かあったときのために伝えておいたほうがよいでしょう。

 また、購入のためのまとまったお金が用意できておらず、ローンを組むときも親の同意は必須です。未成年者ではローンを組めないので、連帯保証人として親権者を立てなければいけません。

 しかし、ローンを滞納してしまうと、今後クルマや住宅ローンなどを組む時に審査に通らなくなってしまうリスクがあるため、未成年者がローンを組むことはおすすめできません。一旦親権者に立て替えてもらい、コツコツ返していく方法を推奨します。

 また原付バイクを購入したら、任意保険への加入も忘れずにおこないましょう。任意保険への加入は義務付けられていませんが、自賠責保険では補えない対物や自分のケガなどの補償をしてくれるので、入っておいたほうがよいと言えます。

■未成年者が任意保険に加入する場合、主に2つの方法がある

 まずひとつ目の方法は、未成年者本人が契約者になるというもの。この方法は親権者の同意が必要となりますが、保険会社によっては契約できるのが、18歳以上または20歳以上である場合があります。未成年者では契約できない場合もあるので、注意が必要です。

保険会社によっては契約できるのが、18歳以上または20歳以上である場合がある保険会社によっては契約できるのが、18歳以上または20歳以上である場合がある

 そして2つ目は、親権者に契約してもらい、被保険者を未成年者にする方法です。被保険者とは、バイクを主に運転する人のこと。この方法であれば、手続きや保険料の支払いは契約者である親権者がおこないますが、補償は未成年者でも適用されます。未成年で原付バイクを購入する場合は、この方法で任意保険に加入するとよさそうです。

 また未成年者がバイクを購入するときは、維持できるかをしっかり考えることも大切です。バイクを購入するときは、車両代だけでなく、ヘルメットやプロテクター、グローブなどの費用も必要になってきます。

 また、保険料やローン、ガソリン代、メンテナンス代などの維持費もかかります。このように、原付バイクを所有するためにはお金がかかるので、購入時のまとまったお金と維持するためのお金を払い続けられるかどうか、十分に考えたうえで購入しましょう。

 ちなみに未成年者が取得できる免許は、原付バイク以外にも「小型限定普通二輪免許」と「普通自動二輪免許」があります。小型限定普通二輪免許は125cc以下、普通自動二輪免許は400cc以下のバイクまで乗ることが可能です。

 原付バイクよりも走行範囲が広がるため、通勤、通学だけでなくツーリングなどを楽しみたいならこの2つの免許の取得を検討してみるのもよいかもしれません。しかし、原付バイクよりも免許取得までの期間が長く、車両代や維持費が高くなる点などメリットとデメリットを踏まえたうえで、取得するか考えるとよさそうです。

※ ※ ※

 未成年者でも原付バイクを購入することは可能ですが、教習所への入所や購入時、任意保険加入時なので、親の同意が必要となります。親の理解を得ずに購入することは難しいため、原付バイクを購入するときはしっかり親と話し合いをしましょう。

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