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「カスタムハンドル Part.1」……ライディングポジションとバイクのスタイリングを決定づける カスタム用語集Vol.22

バイクのニュース / 2024年2月2日 17時10分

ハンドルはライディングポジションを変更したり、バイクのスタイリングを変えたりできる重要なパーツです。今回は第1弾として、カフェレーサーやスポーツ系カスタムに良く使われるハンドルをまとめました。

■セパレートハンドル

 セパレートハンドルは、「セパハン」と略されることが多いハンドルです。「セパレート=分離する」というその意味のとおり、1本のパイプではなく、2本に分かれているのが特徴。フロントフォークに直接マウントするため、ライディングポジションは前傾となります。ハンドルがトップブリッジ上にこないため、マシンシルエットは低く、スポーティーな印象になるものポイントです。

セパレートハンドル。フロントフォークに取り付けるので、ライディングポジションはきつい前傾になります。ハンドルの垂れ角や、取り付ける場所(高さや広げ方)によっても、ポジションやバイクのスタイリングは大きく変わりますセパレートハンドル。フロントフォークに取り付けるので、ライディングポジションはきつい前傾になります。ハンドルの垂れ角や、取り付ける場所(高さや広げ方)によっても、ポジションやバイクのスタイリングは大きく変わります

 ひとくちにセパハンと言っても、フロントフォークに対しての角度(垂れ角)によって、ライディングポジションやスタイリングは大きく変わります。

 セパハンは、カフェレーサーカスタムやネイキッドベースのパフォーマンスカスタムでよく使われますが、スーパースポーツやスポーツツアラーでもノーマル状態でセパハンが使われているモデルが多くあります。

■一文字ハンドル

 通常、ハンドルは上下や前後に曲げ加工が施されていますが、一文字ハンドルはその名の通り、まっすぐなハンドルです。とはいえ、手前に少し引かれている物がほとんどです。

一文字ハンドル。一般的には少し手前に引かれていますが、ごく稀に本当に一直線のハンドルもあります一文字ハンドル。一般的には少し手前に引かれていますが、ごく稀に本当に一直線のハンドルもあります

 しかし、高さはないため、セパハンほどではなにしろ、ライディングポジションは前傾のきついものとなります。

 車体を低く見せることができるため、セパハンはきついけれど、バイクをスポーティーに見せたい人やアグレッシブなライディングポジションを取りたいという人に人気です。

 また、ストレートバーやドラッグバーと呼ばれることもあります。

■スワローハンドル

 一文字ハンドルと同じく、低いライディングポジションやスタイリングにしたいけれど、セパハンほど低くしたくないという場合にチョイスされることが多いハンドルです。その名の通り、ツバメが羽を広げたようなスタイルが特徴で、カフェレーサーや旧車カスタムでよく装着されています。

スワローハンドル。セパハンほどきつい前傾は辛いという場合に選ばれることが多いようですスワローハンドル。セパハンほどきつい前傾は辛いという場合に選ばれることが多いようです

 スワローハンドルは鋭利な突起形状があるため、車検に通らない可能性があります。よく似たハンドルに「コンドルハンドル」がありますが、こちらは鋭利な部分がないので、車検も問題なく通るでしょう。(車幅や車高が大きく変わる場合は構造変更の必要があります)

■コンチハン

 正式名称はコンチネンタルハンドルです。じつはコンチハンに関しては細かなルールはありません。コンチハンとは一般的には、ネイキッドなどに採用される「低めのスポーティーなバーハンドル」のこと。純正ハンドルとしてもさまざまなモデルに採用されていますが、それぞれ幅や引き、高さはバラバラです。

コンドルハンドル。スワローハンドルと似ていますが、鋭角部分がないのが特徴ですコンドルハンドル。スワローハンドルと似ていますが、鋭角部分がないのが特徴です

 コンチネンタルとは「ヨーロッパ大陸風」という意味があり、北米を代表するクルーザーのアップハンドルに対して、スポーティーなセミアップタイプのハンドルを「コンチネンタルハンドル(コンチハン)」と呼んだと言われています。

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