原付バイクを使ってデリバリーのバイトがしたい!可能なのか?
バイクのニュース / 2024年2月5日 9時10分
昨今、大きなリュックを背負ったライダーが、バイクを利用して食料品や日用品などを配達する光景をよく目にします。中には、自分もバイクでデリバリーバイトをしたいと考える人も多いでしょう。では、原付一種・二種を使用してデリバリーのバイトをすることは可能なのでしょうか。
■原付一種・二種を使用してデリバリーバイトのバイトをしよう!
デリバリーが普及した昨今、大きなリュックを背負ったライダーが、バイクを利用して食料品や日用品などを配達する光景を目にする機会が増えました。それを見て、自分もバイクでデリバリーバイトをしたいと考える学生もいるでしょう。しかし学生の場合、通学用の原付バイクしかバイクを所持していない人も多いのではないでしょうか。
デリバリーのバイトは、原付一種や二種を使用しておこなうことが可能
では、原付バイクでもデリバリーのバイトをすることは可能なのでしょうか。
結論から言えば、原付一種や二種を使用しておこなうことが可能です。デリバリーバイトは、店舗やユーザーの自宅などで頻繁に乗り降りしたり、狭い道や駐車場を利用したりする機会が多いです。その点原付バイクはコンパクトで取り回しやすいため、デリバリーバイトにうってつけと言えるでしょう。
なお原付一種・二種を使用してデリバリーバイトをおこなう場合は、登録時に書類を提出しなければいけません。
必要な書類は会社によって異なるものの、自賠責保険証や運転免許証、ナンバープレートの写真、顔写真などが必要になる場合が多いようです。登録時に運転技術について問われることは少ないので、バイク初心者の人でも登録可能です。
また任意保険証書が必要なケースもあるので、バイクを所有している場合は任意保険に加入しておくことをおすすめします。任意保険は自賠責保険では補えない対物などの損害に対しても補償してくれるため、もし任意保険証書が不要だったとしても加入しておいて損はありません。
なお原付一種・二種は16歳から取得可能ですが、デリバリーバイトを16歳からおこなえるわけではありません。会社によっては、高校生不可や18歳以上のみと定められていることがあります。免許があっても年齢で制限されてしまうかもしれないので、募集要項を十分に確認することが求められそうです。
またデリバリーバイトで、自分のバイクを使用したいと思っている人もいるのではないでしょうか。
実はデリバリーバイトをするには、アルバイト雇用と業務委託の2種類の方法があります。アルバイト雇用は用意されたバイクでの配達、業務委託は自分のバイクでの配達となるため、自分のバイクを使用したい人は業務委託で受けるとよいでしょう。
ちなみに、昨今普及しているフードデリバリー以外に原付一種と二種を利用してできるアルバイトとしては、新聞・郵便配達やバイク便が挙げられます。
原付一種と二種を利用してできる郵便配達は、郵便物を担当エリアの会社や自宅に届ける仕事
新聞配達は、早朝や夕方に新聞を配達するのが主な仕事。そして郵便配達は、郵便物を担当エリアの会社や自宅に届ける仕事です。またバイク便は、企業の書類などを迅速に配達することで、都市部で活躍します。原付一種・二種を使用してアルバイトをしたい人は、このような仕事も視野に入れてみるのも面白いかもしれません。
しかしデリバリーバイトで原付一種と二種を使用するとき、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
特に原付一種を使用する場合は、二段階右折や最高速度30km/h、キープレフトなど独自ルールを把握しておく必要があります。知らずに運転して違反切符を切られてしまうと、せっかく稼いだお金を違反金として使うことになってしまいかねません。
一方の原付二種も、上記のような原付バイクの独自ルールは適用されませんが高速道路の通行はできない点は頭に入れておきましょう。
また飲食店が集まっている都市部や駅前は、一方通行の道や駐車禁止の場所が多い傾向にあります。時には「原付通行禁止」の標識や歩行者専用道路が設置されていることも少なくありません。初めて行く場所だと戸惑ってしまいがちですが、標識や道路標示を十分に確認して走行しましょう。
またデリバリーバイトは、時間に追われる仕事のため、焦ってしまい周囲の確認を怠ってしまうケースが少なくありません。そうすると、事故のリスクが高くなり危険です。さらにユーザーの自宅に届けるために地図を確認するので、スマホ画面を注視してしまい周りが見えなくなる危険性もあります。焦らないこと、運転しながらスマホを確認しないことなどを意識して、慎重に走行したいものです。
※ ※ ※
基本的にデリバリーバイトは、原付一種・二種を使用しておこなうことが可能なようです。また、昨今普及しているフードデリバリーバイト以外にも新聞・郵便配達やバイク便など、バイクを利用した仕事はいくつかあるので、選択肢として検討してみるのもよさそうです。
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