【PA飯】カリカリ食感と甘酸っぱいたれでご飯がススム油淋鶏 名神高速「草津PA」で実食！

「油淋鶏（ユーリンチー）」は、鶏もも肉を揚げて唐辛子や刻んだ長ネギなどが入った甘酸っぱいタレをかけた中華料理です。名神高速「草津PA」（上り）で、油淋鶏の定食を味わうことができました。

■油淋鶏を和定食な趣で

　名神高速道路「草津PA」（上り）は滋賀県大津市にある施設です。PA（パーキングエリア）ながら、24時間営業のコンビニはもとより、ガソリンスタンド、シャワーステーション、コインランドリーまで完備しています。フードコートも24時間営業で、近江牛肉、九条ネギを使った料理や京風ラーメンなど、関西ならではメニューが多い中で、今回選んだのは中華料理です。「油淋鶏と豚汁の定食」（1080円）を食べてみました。

名神高速「草津PA」（上り）の「油淋鶏と豚汁の定食」（1080円）は、揚げた鶏もも肉に甘酢っぱさを効かせたタレをかけた油淋鶏と豚汁の組み合わせ。和定食のような趣だった

　かつて新東名「NEOPASA駿河湾沼津」でも油淋鶏の定食を食べたことがありますが、それに比べると和風な趣を感じさせる出来栄えです。遠目に見ると唐揚げ定食のようですが、刻んだ青ネギとタレでそれと分かります。キャベツの千切りにマヨネーズをかけたところ、余計に「唐揚げ定食」に見えてしまいました。

　気を取り直して実食。鶏もも肉にかかったタレの上には刻んだ青ネギが添えられ、爽やかな風味でいただくことができました。

　ちなみに本場中国では、鶏もも肉には衣をつけずに素揚げで皮だけパリパリにするそうです。そんな本格的な油淋鶏も食べてみたくなりました。

2輪専用に確保された駐車スペースには屋根まで設置されている

　もうひとつの主役である豚汁には、具材がたっぷり入っていて満足です。また定食らしく小鉢も並び、きんぴらごぼうや沢庵もご飯のおかずにいただきました。

　メインのおかずは中華料理ですが、和風テイストな定食はいつでも飽きずに食べられそうです。