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冬の間乗っていなかったバイク、久しぶりに乗る時に気をつけることは?

バイクのニュース / 2024年2月13日 16時10分

春になって冬の間乗っていなかったバイクを久しぶりに動かす際は、いくつかの点に気をつけて乗る必要があります。では、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

■冬眠明けは細心の注意を!どんなところに目を向けるべきなの?

 春が近づき、バイクに乗りやすい気温の日も増えてきました。寒さの厳しい冬の間は乗れなかったものの、春になったらツーリングに出かけたいという人も多いのではないでしょうか。

 長い間乗っていなかったバイクを久々に動かす時は、いくつかの点に注意しておくことでより安全で快適なツーリングを楽しむことができます。では、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

バッテリーは、盗難防止装置等がついている現代のバイクは、保管しているだけでも少しづつ電気を消費しているバッテリーは、盗難防止装置等がついている現代のバイクは、保管しているだけでも少しづつ電気を消費している

 まず気をつけたいのが、バッテリーの状態です。盗難防止装置等がついている現代のバイクは、保管しているだけでも少しづつ電気を消費していきます。保管前のバッテリー残量やバッテリーの劣化具合によっては、久々に乗ろうとした時にバッテリーが上がってしまっていることも考えられます。

 上がってしまったバッテリーは再充電して使えることもありますが、キーをオフにして保管したのにバッテリーが上がってしまった場合は、高確率で劣化しています。前回の交換からの経過年数なども考慮しつつ、バッテリーの交換も視野に入れるとよいでしょう。

 また、バッテリーが上がっていなくても保管中に充電が少なくなっていることは事実。走行中にオルタネーターを用いて充電するため、冬眠明けの際は時間をかけて乗り、しっかりと充電するようにしましょう。

 バッテリーの他、タイヤの状態にも注意が必要です。長い間動かさず保管していた場合、タイヤのある面にだけ負荷が集中していたことになります。タイヤの空気圧や車重によってはタイヤに変形がみられることも。

 変形が見られなくとも、タイヤの空気は確実に減っているので、久しぶりに乗る際はかならず空気圧の点検・補充を忘れないようにしましょう。

ガソリンタンクの状態も走行前に確認しましょうガソリンタンクの状態も走行前に確認しましょう

 その他に見落としがちなのが、ガソリンタンクです。長期保管中に限らず、日中と夜間の気温差によりガソリンタンク内には結露が発生します。日常的に乗っていれば給油の際や走行中にガソリンの液面が揺れ、ずっとタンクの内側の同じ面が空気に晒されることにはなりません。

 しかし長期保管の際はタンクの内側の同じ面が空気に晒され続けることになります。外装のような塗装がされていないタンクの中は、非常に錆びやすい環境。万が一サビが発生してしまうと、剥がれたサビが燃料ラインにつまり、始動しなくなってしまうことも考えられます。

 そのため屋外でバイクを長期保管する際にはガソリンタンクにはガソリンを満タンに入れておく必要があります。もしガソリンを満タンにせず長期保管してしまった場合、バイクを始動させる前にタンクの中にサビが発生していないか、見える範囲で確認するとよいでしょう。

 なお、何ヶ月以上も長期保管するとガソリンが腐ってしまうこともありますが、冬の間乗らない程度であれば腐るほど劣化することはないと考えて差し支えありません。

 最後に、余裕がある場合にはツーリングを再開する直前にエンジンオイルを交換しておくとよいでしょう。エンジンオイルは乗っていなくても徐々に劣化していくもの。長期保管前と比べると、どうしてもオイルのパフォーマンスは低下してしまいます。
 
※ ※ ※

 バイクは常に乗っていると調子のよい状態を保てる乗り物ですが、反対に乗らない期間が長いと調子が悪くなってしまいます。久しぶりにバイクに乗る際には大きなトラブルを避けるためにもいくつかのポイントに注意するとよいでしょう。

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