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トライアンフ「タイガー1200」 アップデートされた2024年モデルを発表

バイクのニュース / 2024年2月25日 6時10分

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、「Tiger 1200(タイガー1200)」の2024年モデルを発表しました。

■様々な面を刷新し長距離走行性を向上

 トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、「Tiger 1200(タイガー1200)」の2024年モデルを発表しました。

トライアンフ「タイガー1200 RALLY」(手前)と「タイガー1200 GT」(奥)トライアンフ「タイガー1200 RALLY」(手前)と「タイガー1200 GT」(奥)

 トライアンフがラインナップするタイガー1200シリーズは、最高出力150PS、最大トルク130Nmを発揮する排気量1160ccの3気筒エンジンを搭載する大型アドベンチャーモデルです。

 オンロード向けの「GT」ファミリー(フロント19インチ、リア18インチのアルミ鋳造ホイール仕様)とオフロードでの走破性を高めた「RALLY」ファミリー(フロント21インチ、リア18インチのチューブレススポークホイール仕様)の2タイプが用意されたタイガー1200の最新モデルでは、エンジン慣性を高めるためにクランクシャフト、オルタネーターローター、バランサーを変更し、エンジンのキャリブレーションを変更することで、よりスムーズで正確な低回転域でのトルク伝達を実現。

 クラッチの設計も刷新することで、ライダーはファーストギアにチェンジする際に、よりスムーズな噛み合いを体感することが可能となっています。

トライアンフ「タイガー1200」ファミリー2024年モデルではアップデートされたエンジンを搭載トライアンフ「タイガー1200」ファミリー2024年モデルではアップデートされたエンジンを搭載

 最新のタイガー1200では、長距離ツーリング性能を高めるため「エクスプローラー」グレードに搭載されていたダンパー付きハンドルバーとライザーをGT ProとRally Proにも導入することでよりスムーズな乗り心地とミラーの視認性を向上。

 併せてフラットな形状に再設計されたシート(シート高を二段階に調整可能/20mm)、位置を引き上げることで、コーナリング時のバンク角をより深くとることができるフットペグ(GT ProとGT Explorerのみ)も採用されています。

 また、タイガー1200の全モデルには、時速65km/h以下でリアサスペンションのプリロードを低減し、停止するとライダーとパッセンジャーの体重、および積載物の重さに合わせて停車時にシート高が最大20mm下がるアクティブ プリロード リダクション機能も搭載。

 ローシートと組み合わせることでさらに足つき性を向上させることも可能となっています。

 タイガー1200ファミリーの価格(消費税10%込)は243万5000円からで、GTファミリーはスノードニア・ホワイト、カーニバル・レッド、サファイア・ブラックの3色、RALLYファミリーはマットカーキ、マットサンドストーム、ジェットブラックの3色が用意されています。

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