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バイクとクルマの2台持ち! どうやって使い分けるのがいいのか?

バイクのニュース / 2024年2月25日 9時10分

バイクとクルマを2台持ちしている人、もしくは2台持ちしたいと思っている人は少なくありません。では、実際に2台持ちする場合、どのように使い分けると良いのでしょうか。

■2台持ちは維持が大変......少しでも効果的に使い分けるには?

 バイクに乗っている人のうち、クルマも持っている人はどれくらいいるでしょうか。

 バイクしか持っていない人の中にも、クルマも欲しいと思う人は一定数いるでしょう。逆に、クルマに乗っていて、バイクも欲しいという人の存在も容易に思い浮かべることができます。

バイクとクルマの2台持ちをする際にはかなりの費用が必要になるバイクとクルマの2台持ちをする際にはかなりの費用が必要になる

「バイクだけでは不便」「クルマだけでは物足りない」など理由はさまざまですが、バイクとクルマを2台持ちしたいと思う人は少なくありません。

 もちろん、バイクとクルマの2台持ちをする際にはかなりの費用が必要になります。どうせお金がかかってしまうのなら、効果的に2台を使い分けたいと思う人も多いでしょう。では、どのように使い分けるのがよいのでしょうか。

 それを考えるためには、まず、バイクとクルマそれぞれの特徴について簡単に知っておく必要があります。

 バイクはクルマより車体が小さく、排気量も基本的には小さいもの。そのためクルマと比べて燃費や維持費の面で優れているという特徴があります。

 また、体がむき出しの状態で走るため、何にも変え難い爽快感はあるものの、安全性ではクルマに劣るかもしれません。そのほか、積載性では車に大きく引けを取る一方、小回りがききやすいという特徴もあります。

 それに対してクルマは、バイクと比べて車体も排気量も大きく、維持費は高額になる傾向にあります。

 また、バイクと違い「室内空間」のあるクルマは事故時の安全性が高く、長距離移動の際も疲れにくいといった特徴があります。そして、クルマは小回りはききにくいものの、バイクと比べものにならないほどの積載性を誇ります。

 2台持ちの際は、こうした特徴を踏まえた上で、バイクとクルマを上手に使い分ける必要があります。例えば、日々の通勤、通学の際には、クルマよりも燃費や機動性に優れたバイクの方が適しているかもしれません。

日々の通勤、通学の際には、クルマよりも燃費や機動性に優れたバイクの方が適しているかもしれない日々の通勤、通学の際には、クルマよりも燃費や機動性に優れたバイクの方が適しているかもしれない

 例えば、燃費が15km/Lのクルマで往復30kmの道のりを年間200日通勤した場合、年間のガソリン消費量は400L。それに対し燃費が30km/Lのバイクで通勤した場合は年間のガソリン消費量は200L。レギュラーガソリンが1L 170円と仮定すると、実に年間3万4000円の差があります。

また、クルマと比べてバイクの消耗品、保険料は安価。保険については、125cc以下のバイクの場合、ファミリーバイク特約を使うとさらに安くなることもあります。

 バイクとクルマの2台持ちには、一定のコストがかかります。少しでも節約するため、通勤、通学のように「クルマでなくてもよい」移動の際には極力バイクを使うとよいかもしれません。

 一方、ホームセンターや大型ショッピングモールに買い出しに行く際は、積載性の高いクルマで行くべきであると言えます。積載スペースのないバイクで行ってしまうと、十分な買い物ができないことは想像に難くありません。

 また、家族で旅行に行く際など、2人を超える人数での移動の際や、雨の降る日の移動の際はクルマを使用する必要があるでしょう。

 このように、バイクで済ませられる用事はバイクで済ませ、クルマが必要な際にのみクルマを使うようにすると、2台持ちの経済的メリットを効果的に受けることができるでしょう。

※ ※ ※

 バイクの2台持ちは経済的負担が大きく、家族の理解を得られないこともあるでしょう。しかし、バイクだけでは不十分な理由や、クルマよりバイクの方が燃費に優れている点などをしっかり理解した上でアピールすれば、理解してもらえる可能性は上がるかもしれません。

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