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原付二種の法定最高速度は何キロ?最高何キロまで出るの?

バイクのニュース / 2024年3月11日 9時10分

原付二種は高速道路を走行することはできませんが、いったい最高速度何キロまで出すことができるのでしょうか。

■原付二種って最高何キロまで出すことができるの?

 バイクの原付と呼ばれるカテゴリーには、排気量50cc以下の原付一種と、51cc以上125cc以下の原付二種の2種類があります。原付一種は法定速度30km/hとかなり遅い速度に設定されていて、実際に運転すると物足りなく感じてしまうライダーも多いかもしれません。

 そんな問題を解消してくれるのが現在人気の原付二種。見た目は原付一種とさほど変わりませんが、法定速度が高く設定されているほか原付一種よりも多くのメリットがあります。

原付二種のメリットは、交通ルールがほぼクルマと変わらないこと原付二種のメリットは、交通ルールがほぼクルマと変わらないこと

 原付二種のメリットは、交通ルールがほぼクルマと変わらないことです。原付一種は何かとルールに制約が多いのでストレスを感じることがありますが、原付二種はクルマと同じように走れるので不満を感じることはほとんどありません。

 なかでも注目すべき点は、法定速度を60km/hで走れること。50cc以下の原付と比較して、単純に2倍の速度になるので余裕をもって走ることが可能です。しかし高速道路を走行することはできないので、その点は留意しておきたいところです。

 ところで現行モデルの原付二種のスピードメーターは、液晶メーターを採用したデジタル表示が増えてきましたが、文字盤に針が動くタイプのアナログ表示のスピードメーターも根強く残っています。

 高速道路を走れない原付二種ですが、メーター表示の上限が120km/hや140km/hとなっているモデルがほとんど。

 なぜ法定速度以上のメーター表示になっているのか、不思議に思っている人もいるかもしれませんが、その理由は常に確認する速度の針がメーターの真ん中付近にあったほうが見やすいから。法定速度30km/hの原付一種も、ほとんどのモデルで60km/hまでメーター表示されているのはそういった理由があるようです。

原付二種ですが、メーター表示の上限が120km/hや140km/hとなっているモデルがほとんど原付二種ですが、メーター表示の上限が120km/hや140km/hとなっているモデルがほとんど

 もし、メーターの上限を法定速度までにすると、制限速度の60km/hで走行したときに文字盤の針の位置が左端に向いてしまい見えづらくなります。また、うっかりして法定速度を超えて走行したときに、速度超過をしていることに気づきづらいというのも理由の一つです。

 では、メーター表示が140km/hまである原付二種は、果たして何キロくらいまで最高速度が出せるものなのでしょうか。

 高速道路を走れない原付二種は、実際の道路で100km/hを超えるようなスピードは出すことはできません。しかし、原付一種よりも優れたパフォーマンスを発揮するため、原付二種の最高速度がどれくらいなのか気になる人も多いかもしれません。

 現在、国産メーカーの原付二種の最高出力(馬力)は、スポーツモデルで15PSが最大となっています。

国産メーカーの原付二種の最高出力(馬力)は、スポーツモデルで15PSが最大となっている国産メーカーの原付二種の最高出力(馬力)は、スポーツモデルで15PSが最大となっている

 そのなかでも、フルカウルのスーパースポーツモデルのスズキ「GSX-R125」と、ヤマハ「YZF-R125」で、最高速度140km/hほど出るそうです。また、ネイキッドモデルのホンダ「CB125R」とヤマハ「MT-125」で、最高速度130km/h台となっています。

 このように、原付の概念を覆すほどの最高速度が出ることに驚いてしまった人もいるかもしれません。なお、自分の愛車で最高速度にチャレンジするときは、くれぐれも公道でやることのないよう十分に注意してください。

※ ※ ※

 なお、原付二種で多い最高出力10PS前後のモデルでも、最高速度は100km/hほど出るようです。高速道路は走れない原付二種ですが、一般道を走る分には十分な性能を発揮するバイクであることが最高速度からもうかがえます。

 原付二種を購入する際にどれにするか迷ったら、パフォーマンスを重視して最高速度に注目して選んでみるのもよいかもしれません。

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