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【PA飯】うどんの肉は「豚」か「牛」か? 東関道「湾岸幕張PA」で食す定番の味

バイクのニュース / 2024年3月13日 11時10分

東関東自動車道「湾岸幕張PA」(下り)には本格中華メニューが売りのフードコートがありますが、訪れたのは提供時間外の朝だったため、胃に優しそうな「肉うどん」を食べてみました。

■安心の味、地域によって異なる肉とつゆが気になる……

 東関東自動車道「湾岸幕張PA」(下り)のフードコート(営業時間:7時~22時)には本格中華料理の味を楽しめるメニューもありますが、オーダーできるのは10時からです。バイクで立ち寄ったのは朝だったので、シンプルな「肉うどん」(670円)を注文してみました。

東関道「湾岸幕張PA」(下り)でいただく「肉うどん」(670円)は、関東の人間にとっては定番かもしれない豚肉が使われている。味はまろやかで朝の胃袋にも優しかった東関道「湾岸幕張PA」(下り)でいただく「肉うどん」(670円)は、関東の人間にとっては定番かもしれない豚肉が使われている。味はまろやかで朝の胃袋にも優しかった

 出来上がってきたのは、豚肉とわかめ、刻みネギが入ったお馴染みの見た目です。

 しかし「お馴染みの」と言っても、以前、関西出身の友人が東京で肉うどんを注文したら、豚肉が入っていて驚いたという話を聞いたことがあります。

 おそらく関西方面の人にとって「肉うどんと言えば牛肉」が当たり前なのかもしれません。牛のほほ肉を使った肉うどんは北九州の小倉が発祥ということも聞いたことがあります。

 また、関東は養豚場が多く、そのため豚肉が使われることが多いという説も聞いたことがありますが、果たしてどうなのでしょう? 名古屋など中部地方ではどうなのか……など、肉うどんの肉事情が気になってきましたが、「PA飯」における「つゆの違い」を各地域で調べてみるのも面白いかもしれません。

 さておき、目の前にあるうどんを食べることにします。つゆの色は薄めで関西風にも思えます。関東で食べるうどん・そばのつゆは濃い口が少なくないのですが、うどんは薄口の方が合うような気もします。これも人の好みによるものかもしれません。

屋根は無いものの2輪専用の駐輪スペースが確保されている。しかしこのPAは全体的に狭く、平日でも利用者が多いようで、バイク用だと気づかずに(?)クルマを停めてしまう人もいる。利用者同士のトラブルを避ける意味でも一考願いたいところ屋根は無いものの2輪専用の駐輪スペースが確保されている。しかしこのPAは全体的に狭く、平日でも利用者が多いようで、バイク用だと気づかずに(?)クルマを停めてしまう人もいる。利用者同士のトラブルを避ける意味でも一考願いたいところ

 いずれにしてもここの「肉うどん」は、朝の胃袋に優しい味でした。つゆに豚肉の脂がじんわりと沁みてまろやかな味わい、それでいてボリュームもちょうど良く、満足です。

 とかく本格中華食堂の「湾岸飯店」がクローズアップされがちな「湾岸幕張PA」(下り)ですが、たまには「PA飯」定番の味も良いものです。

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