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見た瞬間から私の好み! ロイヤルエンフィールド『メテオ350』の魅力に迫る〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年3月11日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、ロイヤルエンフィールド『メテオ350』に試乗します。私好みのデザインやカラーをいつも提供してくれるロイヤルエンフィールド。『メテオ350』も見た瞬間に心がトキメキました。

■『メテオ350』は見た目からドンピシャ!

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。最近、冬の寒さと春の陽気が混在していて、暖かくなるまでまだ時間がかかりそうなので「そろそろ暖かくならないかな~」と、もどかしい日々を送っています。

 一方で、梅の花が咲いているのをちらほら見かけており、春に向けて景色に彩が増えていくのにほっこりしておりました。春の彩った景色と合わせて、バイクと写真を撮るときにデザインが自分の好みだったり、景色と相性抜群だとテンション上がって自慢したくなりますよね~(笑)

ロイヤルエンフィールド『メテオ350』に試乗しますロイヤルエンフィールド『メテオ350』に試乗します

 今日は私にとって見た目がタイプなロイヤルエンフィールド『メテオ350』に試乗しました。本日の『小野木里奈の◯◯◯◯◯日和』は「試乗日和」です!それでは、いってみましょう!

「メテオ」とは、一般的に「流星」という意味です。この『メテオ350』のサイドからのフォルムを観察していると、大きく存在感のある前方から徐々にボリュームダウンしていく後方への姿は、流れ星が尾を引いているように見えます。そして、クルーザータイプでありながら、そこまでどっしりしすぎない軽やかさも感じる車体という印象も感じます。

 私が今回試乗した『メテオ350』のカラーは、「Fireball Matt Green」。なんとカラーは全部で9色展開!それぞれ外見イメージがガラリと変わるカラーもあるので、一見同じバイクか見分けがつかないほどでした。

 ロイヤルエンフィールドは同じ車両でもカラーレパートリーの豊富なものが多いので、乗る前から車体色を選ぶ楽しさもある点は嬉しいですよね。

 タンクのカーキーは私の大好きな色の1つ!実際にカーキー色のフルフェイスヘルメットも持っているほどです。

カーキーグリーンのタンク塗装が艶なしマットでより渋み増していますカーキーグリーンのタンク塗装が艶なしマットでより渋み増しています

 カーキーグリーンのタンク塗装が艶なしマットになることで、より渋みとクラシカルが増しているように見えますね。このタンクに施された「ROYAL ENFIELD」のロゴもボコっと凹凸があるところが私は好きです。さらによく見るとタンクだけでなく、サイドカバーの「350」のロゴとホイールにもこのグリーンが使用されていて、全体的にまとまりがあるカラーリングになっています。

 私自身、ロイヤルエンフィールドのデザインセンスはタイプなものが多く、今回もカラーリングやデザインも大好きです!

 黒々とまっすぐ長く伸びたマフラーも魅力的で、あえて同じマットブラックにすることで、車体から浮かせず溶け込んでいるデザインになっています。私が今まで試乗してきたクルーザータイプはバイクの部品一つひとつが目立ち、見た目からも重みを感じることが多かったのですが、このカラーリングはとてもスタイリッシュな印象を与えてくれています。

 クルーザータイプのどっしりしたフォルムを持ちながらも配色数を少なくし、スタイリッシュにまとめた現代的な新しさも感じます。

メーターは、アナログとデジタルが両立された装備になっているメーターは、アナログとデジタルが両立された装備になっている

 メーターを見ると、アナログとデジタルが両立された装備になっており、クラシックとモダンを融合させた装いになっています。『メテオ350』の全体的なデザインを見ても、クラシックとモダン、どちらの良さも取り入れたテーマに合致させているように思えます。

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこのような感じ。シート高が765mmで、私が跨ると少しかかとが浮く程度ですが、それほど支えることに窮屈さを感じません。

シート高は765mm、身長160cmの私が跨るとかかとが地面から少し浮く程度で足つき性は問題ありませんシート高は765mm、身長160cmの私が跨るとかかとが地面から少し浮く程度で足つき性は問題ありません

 車両重量は191kgで低重心でもあることからスタンドをはらって車体をまっすぐに起こす瞬間も、比較的やりやすかったです。

■いよいよ、エンジンスタートです!

 エンジンをかけると、「トットットットットッ……!!」と弾むような音に「シュコシュコシュコ…」という柔らかい音も混じっていてすごく可愛らしい音が聴こえます! はっきりと音の粒が聞き取りやすいので、まるで楽器で奏でているようなエンジン音です。

ステップの位置に最初は戸惑うが、シーソーペダルの操作方法に慣れると楽にライディングを楽しむ事ができますステップの位置に最初は戸惑うが、シーソーペダルの操作方法に慣れると楽にライディングを楽しむ事ができます

 運転ポジションは、久しぶりのクルーザータイプということもあり、最初はステップの位置に戸惑ってしまいますが、「あ!こんなに前にあったのか!」と探してしまいました(笑)

 このステップ部分はもうひとつ特徴があり、ギアを変えるシフトペダルにかかとで操作もできるシーソーペダルが採用されています。足が前方になるのでかかとでも操作しやすくしているのかもしれませんが、私は慣れるまで操作の切り替えがこんがらがってしまうのでつま先だけで操作してみました。

 ただ、確かにつま先だけで操作をしようとすると前側に足を置いてあるのでシフトアップしていく時に、つま先をペダルの下に入れる時の動作はすんなりできるようになるまで時間がかかりました。もし長い時間乗ることを想定するならば、2つのペダルを使い分けできることが望ましいかもしれません。

 加速は、このエンジン音の表現と同じように柔らかくしなやか。見た目がクルーザータイプでもっとゴツゴツした加速感なのかなと予想していたのですが、まるで真逆です。おかげで気持ちに余裕を持って運転できます。

コーナリングは、車体を倒すことに無理しなくてもソフトに曲がってくれるコーナリングは、車体を倒すことに無理しなくてもソフトに曲がってくれる

 コーナリングも、キビキビとしたスポーツ性は目立ちませんが車体を倒すことに無理しなくてもソフトに曲がってくれます。一方で、Uターンもある程度広い道路なら切り返しせずに一気に回ることができるので、小回りが不得意ということではない感触です。

 実際に運転するのであれば、スポーティーな走りというよりも、街や自然の中をのんびり自分のペースでライディングを楽しみたいという方におすすめかもしれません。

『メテオ350』の気になるお値段は、
『Fireball Black, Fireball Red, Fireball Blue, Fireball Matt Green』=71万600円(税込)
『Stellar Black』=72万7100円(税込)
『Supernova Red』=74万3600円(税込)
『Aurora Green, Aurora Blue, Aurora Black』=74万3600円(税込)です。

 こちらもロイヤルエンフィールドのあるあるで、カラーリングによって多少の金額差があります。平均的に70~75万円台というところですね。個人的には、外国車でデザイン性の高さと扱いやすく柔らかい走り心地を考えると、所有欲をそそられるお値段だと思います。

好きな外見をもつ『メテオ350』は、乗り方を自分から合わせるというバイクの選び方もあり好きな外見をもつ『メテオ350』は、乗り方を自分から合わせるというバイクの選び方もあり

 私はバイクへ求める一番の要素は外見が好みであることなのです。実際に『メテオ350』は私の好きな外見でした!

 ステップの位置や、シフト操作の面では気になるところもありますが、正直なところ、見た目がドンピシャであればそこから乗り味などは自分から合わせていくという選び方もありますよね…(笑)

 気になる方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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