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バイクにもあるって知ってた? 「認定中古車」のメリット・デメリットとは

バイクのニュース / 2024年4月10日 10時10分

バイクを購入する際に、中古車から選ぶという人も多いと思います。そんなときに目にするのが「認定中古車」という車両ですが、一体どのような車両なのでしょうか。

■「認定中古車」ってどんな車両?

 中古車市場をチェックしている際に、「認定中古車」という言葉を目にしたことがある人も多いはず。クルマだけでなく、バイクにも認定中古車があるのですが、普通の中古車とどういった点が違うのでしょうか。

認定中古車は、第三者機関によって厳しい検査が実施され、一定の基準をクリアした中古車認定中古車は、第三者機関によって厳しい検査が実施され、一定の基準をクリアした中古車

 一般的な中古車は、ディーラーや中古車販売店のみで整備され販売されていますが、一方の認定中古車は、第三者機関によって厳しい検査が実施され、一定の基準をクリアした中古車となります。そのため、認定中古車は一般的な中古車に比べて、高品質だと言えるでしょう。

 他のメリットとしては、一般的な中古車は前オーナーの使い方によって、状態が大きく変化します。そのため、年式や走行距離のわりに状態が悪い車両も少なくありません。

 しかし認定中古車は、前述したように第三者機関の厳しい検査を通過しており、車両の状態が保証されています。

 バイクの知識がある人なら、中古車の状態から善し悪しが判断できるかもしれませんが、知識がない人は見た目や文字情報だけでは判断できません。その点、認定中古車は第三者機関によって品質のよさが認められているので、安心して選ぶ事が可能です。

 ふたつ目のメリットは、保証が充実していること。一般的な中古車でも保証が付いている車両は多々ありますが、認定中古車の場合は、より充実した保証がついている場合がほとんど。特にディーラーで購入した場合は、新車に劣らぬほどの内容になっていることも少なくありません。

 このようにメリットもある認定中古車ですが、いくつかデメリットも存在します。

認定中古車は、下取りや仕入れの段階から状態の良い車両を厳選する事に加え、整備やテストを入念におこなうなど、販売するまでに手間と費用がかかる認定中古車は、下取りや仕入れの段階から状態の良い車両を厳選する事に加え、整備やテストを入念におこなうなど、販売するまでに手間と費用がかかる

 認定中古車は、下取りや仕入れの段階から状態の良い車両を厳選する事に加え、整備やテストを入念におこなうなど、販売するまでに手間と費用がかかるので、車両価格が高い傾向にあります。

 その価格差は一般的な中古車と比べ、数十万円となる事も。そのため、安く手に入れることを目的として中古車を探している人には、認定中古車は不向きかもしれません。また、前述したように車両を厳選しているため、供給数が少なく、選べるモデルが限られているのもデメリット。
 
 一般的な中古車であれば、モデルや年式、カラーなどを絞り込んで選べますが、認定中古車の場合は、細かい車種は選べない可能性大。バイクにこだわりがある人や豊富な種類の中から選びたい人は、一般的な中古車から選んだほうがよいかもしれません。

 これらのメリット・デメリットを踏まえると、認定中古車は品質のよさを重視する人や、安心して中古車に乗りたい人におすすめです。

 では、認定中古車はどこで購入できるのでしょうか。

認定中古車は、ディーラーまたは中古車販売店で購入できる認定中古車は、ディーラーまたは中古車販売店で購入できる

 認定中古車は、ディーラーまたは中古車販売店で購入できます。

 ディーラーの認定中古車は、基本的にそのメーカーのバイクのみの販売ですが、第三者機関の検査に加え、メーカー独自の厳しい検査を実施している場合もあるため、中古車販売店に比べ、高品質なバイクが多いと言えます。

 また、保証内容も充実しているという特徴があり、国内メーカーはもちろん、海外メーカーも認定中古車を販売しており、評価基準や保証内容などを公式サイトで確認できるので、気になる人はチェックしてみてください。

 そして中古車販売店は、さまざまなメーカーのバイクを取り扱っています。そのため、メーカーを絞らずに認定中古車を探したい人におすすめ。事前に中古車情報サイトで探しておくと、何店舗も回らずにスムーズに探すことができます。

 一方で、認定中古車であることに変わりはありませんが、ディーラーに比べて保証内容が充実していない場合がある点には注意してください。

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