東京ビッグサイトにもあったアジフライ 各地に展開する魚河岸食堂へ

アジと言えばアジフライ！　というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。東京ビッグサイトにも展開する『築地食堂源ちゃん』を訪れました。

■西から東へ、アジフライへの長～い道のり

　この日、筆者（増井貴光）がやってきたのは東京ビッグサイトです。『第51回 東京モーターサイクルショー』（2024年3月22日～24日開催）の取材に来たのですが、どうしても自分の興味があるところばかり見てしまいます。

2024年3月22日から24日まで開催された「第51回 東京モーターサイクルショー」にやってきた

　ヘルメットメーカーのSHOEIのブースを発見し、そろそろ新しいヘルメットが欲しいなぁと考えながら見ていると、ジェットタイプの「J・O」に、バイザーを取り付けられるニューモデル「J・O＋（ジェイ・オー・プラス）」が発売になっています。普段使いに欲しいと思うヘルメットなので気になります。愛用している「EX-ZERO」と「J-FORCE IV」にも新色が出ていて気になります。

　次に見つけたのはハーレーダビッドソンのブースです。筆者の愛車である「ロードグライド」がフルモデルチェンジしたのも気になるのですが、アメリカで開催されている「キングオブバガーズ」に、ハーレーワークスで参戦している「ロードグライド」のレーサーレプリカ的な「CVOロードグライドST」が日本初公開ということで見入ってしまいました。

　インディアン・モーターサイクルのブースでは、「キングオブバガーズ」と同じく、アメリカ独特のレースである「フーリガン」を走る「FTR×RSD SUPER HOOLIGAN」が展示されています。これも気になる～。

　いろいろ見て回って4階に上がります。スズキの物販コーナーで見つけた「GT750」と刺繍されたキャップに、「なぜ唐突にGT750？」と悩みます。ヨシムラのブースに展示されていた油冷の「GSX-R」も気になります。

スズキの物販ブースで気になったのが、実車の展示などは無いのに「GT750」のキャップが販売されていたこと

　展示物に興味が尽きない筆者ですが、もう1周しようかと思ったところで、急に「腹へった！」となります。とっくに昼時を過ぎていました。

　ショーの会場は西展示棟のホールですが、「東ホールにアジフライが食べられる店があった」との情報を思い出しました。東京ビッグサイトは、西展示棟と東展示棟、後からできた南展示棟があり、各棟と、東と西の間にレストラン街があります。ということで東を目指します。

　東ホールではなにやら別のイベントが開催中ですが、目指すレストランはホール内ではないので問題ありません。カレーや和食などの店がコンコースに並び、その中に目指す店を発見しました。青森から鹿児島まで、日本中に展開する「築地食堂源ちゃん」です。

■案外イケる、展示場で見つけた味

　店先にはショーケースがあり、メニューサンプルが並びます。メニューボードもありますが、アジフライは見当たりません。「誤報だったか？」と思ったところ、入口手前に置かれた、実際に調理されたサンプルで「アジフライ定食」を発見しました！

東京ビッグサイトの東展示棟2階にある「築地食堂源ちゃん」は、東北から九州まで展開するチェーン店

　無いと思ったところで見つかったこともあり、目移りすることなく券売機で食券を購入します。

　5分ほど待ったところで出来上がってきました。セルフサービスでテーブルまで運びます。揚げたての香りがたまりません。

「築地食堂源ちゃん 東京ビッグサイト店」の「アジフライ定食」は、アジフライが2枚、付け合わせはキャベツの千切り、タルタルとレモン、辛子が添えてあります。それにご飯と味噌汁、漬物がセットです。

　アジフライは、シッポがぴーんと立った大きめサイズです。厚みもそこそこあり、ボリュームがあります。正直言って、展示場の食事はあまり美味しいものが無いと思っているので、期待せずにいただきます。

「築地食堂源ちゃん 東京ビッグサイト店」の「アジフライ定食」。アジフライ2枚にご飯、味噌汁、漬物が付く

　一口食べてみると「案外、美味しいかも」という感じで前言撤回。他のメニューもいろいろあるので、来年のモーターサイクルショーも「築地食堂源ちゃん」に来ようかな、と思いつつご馳走様。再び西ホールへ戻る筆者でした。