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人間の心の闇に踏み込んだ衝撃のアンチモラル・ロマンス『マンティコア 怪物』

バイクのニュース / 2024年4月18日 18時0分

日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するスペインの鬼才カルロス・ベルムト監督が描く、人間の心の闇のタブーに踏み込んだ衝撃のアンチモラル・ロマンスが『マンティコア 怪物』が、2024年4月19日(金)より全国順次公開されます。

■マンティコア[怪物]とは……?

「日本文化は僕の血肉」と語り日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するスペインの鬼才カルロス・ベルムト監督が描く、人間の心の闇のタブーに踏み込んだ衝撃のアンチモラル・ロマンスが『マンティコア 怪物』です。

(c) Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE(c) Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE

 空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーのフリアン。同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会います。内気で繊細な性格のフリアンですが、次第に聡明でどこかミステリアスなディアナに魅かれていきます。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいました。やがて、彼が抱えるある秘密が思いもよらぬマンティコア[怪物]を作り出してしまうことに……。

 ゲームデザイナーの青年が生み出したマンティコア[怪物]とは何なのか? ともすれば目を背けたくなるテーマを炙り出し、物語はやがて誰も想像し得ない衝撃の境地にたどり着きます――。

 監督は、架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」に憧れる白血病の少女をめぐる悲劇を描いた劇場デビュー作『マジカル・ガール』(2014年)がサン・セバスチャン国際映画祭グランプリと監督賞をダブル受賞する快挙を成し遂げたカルロス・べルムト。その独創的なストーリーと先読みできない巧みな構成に批評家や映画ファンも唸り、日本でもカルト的な人気を博しました。

ヤマハ「ビラーゴ(1988)」ヤマハ「ビラーゴ(1988)」

 アカデミー外国語映画賞を受賞した『オール・アバウト・マイ・マザー』(1998年)をはじめとする数々の名作で知られる巨匠ペドロ・アルモドバル監督も、『マジカル・ガール』に対して「この映画を猛烈に愛する」と賛辞を送っています。ちなみに、『オール・アバウト・マイ・マザー』には、今では製造中止となってしまったヤマハの「ビラーゴ」が登場します。

(c) Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE(c) Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE

『マンティコア 怪物』は2024年4月19日(金)よりシネマート新宿、渋谷シネクイントほか全国順次公開です。

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