難攻不落の「小田原城」を訪れ『本丸茶屋』でアジフライを堪能
バイクのニュース / 2024年4月22日 11時10分
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。神奈川県の「小田原城址公園」にある『本丸茶屋』を訪れました。
■「小田原の番長」に誘われて、やってきたのは「小田原城」
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が訪れたのは神奈川県小田原市です。「アジの街」と言っても過言ではない小田原は、アジフライの名店が数多くあります。この日は、小田原市在住のMさんと「小田原城」で待ち合わせです。愛車のホンダ「XR250」は「小田原城址公園」南側の、バイクのスペースもあるバス専用駐車場に停めて本丸に向かいます。
「小田原城」は15世紀中頃に小田原北条氏の居城として築かれた。明治3年に廃城となり、天守閣は昭和35年(1960年)に復興された
最初に目に入ったのは「御感の藤」です。樹齢180年を超える古木もあるという藤棚ではちらほら花が咲き始めていますが、満開になるのは5月上旬だそうです。園内には、有名な藤をはじめ、梅、桜、花菖蒲など、春から夏にかけて様々な花を楽しめます。
坂を上がっていくと、石積みが見事な「常磐木門」が現れます。「小田原城」は明治3年に廃城となり解体されましたが、御用邸などを経て大正時代に小田原市(当時は町)に払い下げられ、現在は城址公園として史跡整備が進められているそうです。
門をくぐると本丸です。ここには「SAMURAI館」があり、刀剣や甲冑などの展示と、甲冑などの着付け体験ができます。この日も海外の観光客が甲冑や忍者の衣装を着て写真を撮っていました。また二の丸には「NINJA館」もあり、小田原の風魔忍者を取り上げているそうです。
ノリの良いMさんなら当然忍者か武将のコスプレで登場すると思いましたが、普通の姿で現れて拍子抜けする筆者です。「小田原の番長」と呼ばれる(?)Mさんですが、某海外車両メーカーの広報という堅い仕事をしており、小田原生まれの小田原育ち、アメリカ在住2年以外は、ずっと小田原という生粋の「おだぁーら人」です。
「小田原城址公園」の本丸にある「本丸茶屋」では、小田原の名産品を手軽に食べられる
さて、そんなMさんオススメのアジフライをいただくということで、本丸にあるお食事処「本丸茶屋」に入店です。ちょうど本丸や天守閣が見えるカウンター席が空いていました。
メニューを見ると、小田原名産の料理がずらっと並んでいます。小田原には街おこし的メニューとして「小田原どん」があります。市内の各加盟店では個性豊かに工夫を凝らした丼が提供されていますが、こちらでは茶飯のおにぎりに幻の梅干しを合わせ、利尻昆布と鰹節をブレンドした自慢の出汁をかけていただく出汁茶漬けの「小田原戦国武将茶漬け丼」だそうです。
アジフライが含まれているメニューは、「鯵フライ膳」と「鯵フライカレー」、それに「鯵フライ」の単品があります。筆者は迷うことなく「鯵フライ膳」を選び、徒歩で来たMさんはビールに「手焼き本丸だし巻きたまご」と「王様塩辛」をオーダーします。
■これは序の口? 小田原アジフライ紀行
Mさんから小田原の歴史などを聞いているところへ、料理が次々と運ばれてきました。出汁にこだわりがある店だけあって「手焼き本丸だし巻きたまご」が美味しいです。美味しい肴でビールを飲んでいるMさんが羨ましくなった筆者は、ノンルコールビールをオーダーしてしまいました。炭酸の喉越しが嬉しいです。そこへ「鯵フライ膳」が出来上がってきました。
「本丸茶屋」の「鯵フライ膳」はアジフライの半身が3枚で大きさも厚みも普通。サクサクの揚げ具合にあっさりした味。味噌汁ではなく吸い物だった
「本丸茶屋」の「鯵フライ膳」は、アジフライの半身が3枚、付け合わせはキャベツの千切り、辛子、マヨネーズ、レモンが添えてあり、別の器でソースも並びます。これにひじき、肉味噌、漬物の3種が盛られた小鉢的な皿と、ご飯に味噌汁、ではなく吸い物が揃った定食です。
それではいただきます。アジフライは大きさも厚みも普通、粗目のパン粉でサクサク食感の衣に身は柔らかめ、下味は薄目でアジそのものの味が口の中に広がります。あっさりしていますが美味しいアジフライです。
Mさんの塩辛を味見させてもらうと、これがまた美味しい。アオリイカを使った珍しい塩辛です。これは酒の肴にも良いですが、ご飯がススム味です。お土産に欲しい!
バイクは「小田原城址公園」の南側にあるバス専用駐車場に停められる。藤棚がが目印
再びアジフライに戻ります。あっさりしているので何枚でもいけそうな美味しさです。腹八分目をちょっと越えたくらいの丁度良い満腹具合でご馳走様。
店を出るとMさんが「もう一軒いくよ~!」……ということで、小田原アジフライ紀行は続くようです。
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