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失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を描く、石原さとみ×𠮷田恵輔『ミッシング』

バイクのニュース / 2024年5月14日 18時0分

“人間描写の鬼”とも呼ばれる𠮷田恵輔監督のオリジナル脚本で、出産を経て母となった石原さとみが1年9ヶ月ぶりの芝居に体当たりで臨む衝撃作『ミッシング』が、2024年5月17日(金)より全国公開されます。

■名前のない善意と悪意に翻弄される

 2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、『空白』、『愛しのアイリーン』、『ヒメアノ~ル』の𠮷田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった映画が、今を生きる私たちに“光”とは何かを問いかける『ミッシング』です。

(c)2024「missing」Film Partners(c)2024「missing」Film Partners

 とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3ヶ月が過ぎていました。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えません。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々でした。

 そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまいます。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていきます。一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ります。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続けるしかなく……。

 出口のない迷路を彷徨い続ける母親・沙織里を演じるのは、出産を経て母となった石原さとみ。これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑みました。さらに、中村倫也、青木崇高ほか豪華実力派キャスト陣が集結。“人間描写の鬼”とも呼ばれる𠮷田監督が「自分のキャリアの中で最も覚悟のいる作品」と語る本作。あらゆる好奇心と無関心、名前のない善意と悪意にあふれる世の中でも、私たちが自分以外の誰かに手を差し伸べれば、“光”は必ずそこにあると、異色のケミストリーが肉迫する、限りなく哀しくて、愛しくて、優しい魂の行方を描く物語です。

ヤマハの大型スーパースポーツ「YZF-R1」ヤマハの大型スーパースポーツ「YZF-R1」

 石原さとみさんとバイクというと、本人が直接運転することはありませんが、TVドラマ「リッチマン、プアウーマン」でのヤマハ「YZF-R1」や、同じくドラマの「アンナチュラル」のカワサキ「W400」など、大型バイクの後ろに乗る姿も印象に残っています。

(c)2024「missing」Film Partners(c)2024「missing」Film Partners

『ミッシング』は、2024年5月17日(金)より全国公開です。

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