ホンダ「レブル250」がユーザーフレンドリーなアドベンチャーモデルに変身! コンプリートカスタム「VESGRIDE-hygge」受注開始
バイクのニュース / 2024年5月17日 7時10分
株式会社SonicCrafty(ソニッククラフティ)は、コンプリートモデル「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」の受注を開始しました。
■足つき性に優れたユーザーフレンドリーなアドベンチャーモデル
株式会社SonicCrafty(ソニッククラフティ)は、ホンダ「レブル250」をベースにしたコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」を神奈川県横浜市のグラインドランドで発表すると共に、受注を開始しました。
ソニッククラフティが開発・販売するコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」
2012年に創立し、2022年に設立されたSonicCraftyは、スクーターのカスタムを中心に活動を行い、2018年からはコンプリートモデル「VESGRIDE」シリーズの販売を開始しています。
VESGRIDEシリーズ最新モデルとなるhyggeは、国内でも高い人気を誇るレブル250がベースとなっていますが、ソニッククラフティの担当者は、発表に際し、以下のように話します。
ソニッククラフティが開発・販売するコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」(右はオプション装着車両)
「弊社は、仮想メーカーとしてこれまでホンダ「フュージョン」をベースにした「VESGRIDE(ベスグライド)」や「ベンリィ」をベースにした「VESGRIDE FLIP(ベスグライド フリップ)」などのアドベンチャーモデルの販売を行ってまいりました。
この度、新たにシリーズに加わったのが「レブル250」をベースとしたコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」をリリースすることになりました。
本来、アドベンチャーモデルはシート高が高く、快適性や走破性に魅力を感じても手を出すことができなかった方もいらっしゃることかと思います。
ソニッククラフティが開発・販売するコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」のベースとなるホンダ「レブル250」
そこでレブル250をベースとすることでシート高の低いレブル本来の乗りやすさや快適性を活かしながら、荷物を多く積めるようにカスタマイズし、誰でも親しんで楽しめるアドベンチャーバイクの新しいカタチを作りました。
遠出も楽に走ることのできるアドベンチャーモデルとしての遊び心と快適さ、乗りやすさを存分に追求したアウトドアとしての魅力はもちろんのこと、アーバンライフを楽しむことも可能です。
オプションでは様々なデザインをあしらったファブリックを装備することができ、ライダーが自分仕様のデザインを楽しむことができます。ユーザーの好みによって様々なスタイルを楽しめるバイクとなっています。
VESGRIDE-hyggeでは、誰もが安心して楽々と旅に出かけられるよう、私達が目指したのはシート高の低いアドベンチャーバイクです。
また、女性も扱いやすいアドベンチャーバイクとしてシート高の低いレブル250をベースとすることで足つきがよく、低重心で安定したバイクとしています。
ちなみにシート高は690mmで重量は175kg、純正比プラス3.2kgで収まっています」。
ソニッククラフティが開発・販売するコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」。オプションのタンクカバーはタンクキャップもカバードする仕様となっています(開閉可能)
また、積載力についてですが、リアサイドバッグサポートはもちろんのこと、フロントにもサイドバッグサポートを取り付けることとで、合計6箇所に積載できるシステムにしています(フロント・リアに3箇所ずつ積載可能)。
デザイン面においては、40種類のシート表皮、5色のフレームカバー(ヒエッカベージュ/オーレスンブルー/ブルーイッシュグレー/マーペラオリーブ/マットブラック)が無料で選べるようになっているほか、色々なテキスタイルで様々なオリジナリティを出せる仕様となっています。
例えば、コーデュラーファブリックを例に上げれば米軍でも使用されるようなミルスペック、上部なナイロンファブリックとなっているなど、オートバイに適したテキスタイルを使用しています。
さらに今回は324のタンクカバー、シート表皮、タンデムシート表皮も用意しています」。
■積載性に優れたフラットなテーブルトップを採用
「VESGRIDE-hyggeのメインとなるアイコンは、前後の完全フラットなテーブルトップです。リアテーブルはオプションでタンデムシートをつけることも出来ます。
ソニッククラフティ代表の木下 敏之さん
フレームなどの基本構成は一切、手を加えることなく、ボルトオンで装着可能なうえ、まんがいちの転倒などによる補修の際にも高額にならないようにパイプのピース分けをし、コーナー部分に丸みを持たせるなど安全対策を考慮して製作しました。
オプションとしてグリップヒーター、ETC、ウインドシールドやアップフロントフェンダーなど、柔軟に対応可能です。
価格については、レブル250ベースが115万5000円、レブル250Sベースが119万3500円です。レブル250Sにおいては、フロントカウルを取り外しますので、大きな違いはフォークブーツの有無になります」。
※ ※ ※
どことなくホンダ「モトラ」を連想させる実用的かつ親しみのあるスタイルと、現行車をベースにすることで高い信頼性を実現したVESGRIDE-hygge。
1982年にホンダが発売した「モトラ」。多彩な道具を積める大型キャリアを装備するなど、アウトドアライフを充分楽しむ目的で数々の装備を盛り込んだ設計とされていました
最終的にはパーツ単体での販売も視野にいているというだけに、今後の展開がきになるところです。
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