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ホンダ「フュージョン」ベースのコンプリートマシン コンプリート車両「ベスグライド」の礎を築いたモデルとは?

バイクのニュース / 2024年5月23日 7時10分

コンプリートモデル「VESGRIDE(ベスグライド)」シリーズを製作する株式会社SonicCrafty。その第一弾モデル「VESGRIDE」に迫ります。

■ビッグスクーターのパイオニアをベースに使用

 株式会社SonicCrafty(ソニッククラフティ)は、2024年5月11日よりホンダ「レブル250」をベースにしたコンプリート車両「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」を神奈川県横浜市のグラインドランドで発表すると共に、受注を開始しました。

ホンダ「フュージョン」をベースにしたコンプリートマシン「VESGRIDE(ベスグライド)」ホンダ「フュージョン」をベースにしたコンプリートマシン「VESGRIDE(ベスグライド)」

 ソニッククラフティが展開するベスグライドシリーズは、2018年に登場したモデル「VESGRIDE」をキッカケに、これまで3モデルが展開されてきましたが、その礎を築いた第一弾モデルはどのような経緯で生まれたのでしょうか。

 ソニッククラフティの担当者は次のように話します。

ホンダ「フュージョン」ホンダ「フュージョン」

「ソニッククラフティでは、VESGRIDEを展開するまでスクーターのエンジンスワップなどをメインにしたカスタムを手掛けていましたが、カスタムショップという概念を払拭したいという想いがあり、“メーカー”として同シリーズを展開することにしました。

 最初のモデルとなるVESGRIDEは、じつは同社の代表がショップを構える前のプライベーター時代、約20年前くらいに作った車両をアップデートさせたもので、アウトドアを気軽に楽しめるように積載性、拡張性を考慮して製作しています。

ホンダ「フュージョン」をベースにしたコンプリートマシン「VESGRIDE(ベスグライド)」ホンダ「フュージョン」をベースにしたコンプリートマシン「VESGRIDE(ベスグライド)」

 ベースにホンダ「フュージョン」を選んだ理由は、外装をすべて外した際のフレームワークがユニークな点と、フロントサスペションの構造が一般的なスクーターとは異なりバイクっぽい形状をしていることです。

 そこに新たなパイプワークを追加したり、オリジナルのハーネス(配線)でスッキリさせたりすることで独創性と実用性を持たせています。

ホンダ「レブル250」をベースにしたコンプリートマシン「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」ホンダ「レブル250」をベースにしたコンプリートマシン「VESGRIDE-hygge(ベスグライド ヒュッゲ)」

 また、最新モデルのVESGRIDE-hyggeと同じく、当時からフレームカラーやシート表皮を選べる仕様としていたため、コンプリートでありながらオーナーそれぞれの個性を反映できるようにしてありました。

 おかげさまで現在でも2年半分のバックオーダーを頂いていますが、フュージョンも新しいモデルでも2007年製なので、レストアをしつつカスタムするため非常に時間が掛かってしまうんですよ。

 幸いにも、まだ純正パーツも出ますので、なんとかなっていますし、オーダー頂いている分のベース車両は確保済みです。

 ちなみに、最新モデルのVESGRIDE-hyggeは、装備品のすべてをボルトオンで構成しているので、パーツ単体での販売、サーフボード・スケートボードラックの開発なども行っていく予定です」。

※ ※ ※

 VESGRIDE-hyggeと同じく、拡張性に優れた構造とすることで様々なオプションパーツを搭載可能なVESGRIDE。同シリーズの今後の展開にもますます期待がかかります。

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