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今こそ言いたい……「炭水化物、多すぎない!?」 MotoGPスペインGPへの道中で浮上した機内食のナゾ

バイクのニュース / 2024年6月1日 12時10分

機内食について、「なぜどんなメニューにもパンがついてくるのか」という疑問は、以前からありました。そしてその疑問は、今回のMotoGPスペインGPへ向かうフライトの機内食で、さらに大きくなったのです。

■膨れ上がる疑問、これは「機内食あるある」なのか?

 2024年シーズンのMotoGPスペインGPを取材すべく成田空港を発ったのは、4月下旬のことです。奇しくもその日は雨でした。今年は移動日に雨に当たることが多いように思います。雨の空港も風情がありますが、なんとなく、出発するならば晴れの日のほうが気持ちが良いものです。ラウンジの窓の外にはどっしりとした雲が広がっていて、空港の滑走路をしっかりと濡らしていました。

白米にうどん、これに加えてパンがついてきた。「炭水化物が多いな」と感じるのはわたし(筆者:伊藤英里)だけだろうか……白米にうどん、これに加えてパンがついてきた。「炭水化物が多いな」と感じるのはわたし(筆者:伊藤英里)だけだろうか……

 わたし(筆者:伊藤英里)は味噌汁と焼きおにぎりを食べながら、日本食とのしばらくのお別れを惜しみつつ、たくさんの着陸する、あるいは離陸する飛行機をぼんやりと眺めていました。

 そう、お別れになるだろうと思っていたのですが……実際のところ、そんなことはありませんでした。

 乗り継ぎのトルコ・イスタンブール空港までのフライトはターキッシュ・エアラインズで、ANAとのコードシェア便でした。というわけで、機内食で日本食と再び対面できたのです。

 機内食の時間になると、キャビンアテンダントがわたしを一目見て「fish ?」と、にっこり笑うではありませんか。その「フィッシュ」は日本食なので、日本人なら選ぶだろうと思ったのでしょう。もうひとつの選択肢は「チキン」で、日本食メニューではなかったのです。

 確かに「フィッシュ」を選ぼうと思っていたけども! いや、合っているんだけども! 謎の天邪鬼が頭をもたげましたが、それもほんの一瞬のこと。素直に「Yes」と答えました。これが正真正銘、しばらくお別れの日本食になるわけですから。

 さて、その機内食はなかなかのラインナップでした。白米と煮魚と、それからうどんに冷奴、そしてパン、デザートにチーズケーキです。機内食で冷奴が出たのは、初めての体験でした。どれも、とても美味しかったです。とても美味しかったのですが……。

「炭水化物、多すぎないか……?」

 そんな疑問が湧き上がるのを、止めることはできませんでした。「白米とうどん」までは、なんとか分かるのです。しかし、そこになぜ「パン」が加わるのでしょう?

うどんと冷奴。冷奴の薬味がうれしい。日本の豆腐はヨーロッパではなかなか食べられないので、貴重うどんと冷奴。冷奴の薬味がうれしい。日本の豆腐はヨーロッパではなかなか食べられないので、貴重

 じつは「機内食に必ずパンがついてくるのはなぜなのか」という疑問は、かねてから持っていました。以来、気になって仕方がありません。そこにご飯があろうと、麺があろうと、パスタがあろうと、パンがついてくるのです。

「なぜだ、なぜなんだ……」

 今回ばかりはトリプル炭水化物(白米、うどん、パン)だったので、さらに大きな疑問として残りました。

 後日、調べてみると、同じ疑問を持っている人がいることは分かりましたが、答えにはたどり着きませんでした。

 何か手がかりがあればと、航空会社ではないのですが、日本の空港施設に勤めていた友人にも質問したところ、彼女の回答も「わからない」というものでした。

 この「機内食」シリーズで、いつか謎を解明したいと思っています。

 ちなみに、着陸前にサーブされた機内食では、焼きそばをチョイスしました。そしてやっぱり、パンがついてきました。

「わたしのパンの概念と、海外の人たちのパンの概念は、違うのかもしれない……」

 そんなことを考えながら日本食を味わった、機内食だったのでした。

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