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ホンダの人気バイク「カブ」シリーズ! 共通点と違いとは

バイクのニュース / 2024年5月30日 12時10分

ホンダ「カブ」シリーズは、世界生産台数1億台を突破するなどの快挙を成し遂げるほど人気の高いバイクです。主要な「スーパーカブ」の他にもいくつかシリーズがラインナップしていますが、それらの共通点と違いとして、どういった点が挙げられるのでしょうか。

■いろんな種類がある!カブシリーズの共通点と違いとは?

 配達などでも使用されていることから、ビジネスバイクの代表として名が知れ渡っているホンダの「カブ」。カブが登場したのは1958年のこと。歴史があり世界でも大人気のカブは、世界生産台数1億台を突破するなどの快挙も成し遂げました。

 また2014年には立体としては珍しい商標登録、つまりはカブのスタイルが特許されました。これはカブシリーズのデザインやコンセプトが、60年以上にも渡って守り続けられてきたことが認められたということを示しています。

カブシリーズのデザインやコンセプトは、60年以上にも渡って守り続けられてきたカブシリーズのデザインやコンセプトは、60年以上にも渡って守り続けられてきた

 そのため、カブにはデザインや性能はさまざまな設定があるものの、パッと見ただけではグレードや違いがわかりにくいと感じる人も少なくないようです。では、多くの種類が存在するカブシリーズには、どのような共通点や違いがあるのでしょうか。

 現在販売されているカブは、大きく分けて4種類あります。

 まずカブのスタンダードとも言える「スーパーカブ」には、排気量は50cc、110cc、125ccの3つの設定があります。どの排気量もスリムな車体に大きくて細いタイヤを装備し、非常にシンプルなデザインとなっています。また、年式によって細かなマイナーチェンジはされていますが、スタイルは60年以上前から変わらず受け継がれています。

 スーパーカブの中でも50ccと110ccは、ワイヤーを張り巡らせたホイールが特徴で、ホイールサイズは17インチを装備。しかし125ccは「C125」と呼ばれ、ホイールがワイヤーではなくアルミホイールを装備しています。

タイで生産されている原付二種コミューター「スーパーカブ C125」タイで生産されている原付二種コミューター「スーパーカブ C125」

 それだけでなく、マフラーがステンレス製であったりと各所パーツが豪華な仕様となっているため、スーパーカブのハイエンドモデルと言えそうです。

 また、スーパーカブの50ccと110ccには「プロ」と呼ばれるモデルが存在します。プロはスタンダードのスーパーカブと比べ、14インチのホイールを装備しているところが大きな違いです。そして前にはカゴ、後ろにはキャリアが装備されているため、配達などのビジネスでよく使用されていることが多いモデルでもあります。

 ホイールが小さいため小回りが効くという特徴を持っているだけでなく、エンジンもスタンダードのスーパーカブに比べると力強さがあるため、重たい荷物にも耐え、軽快に走ることができる一台と言えます。

 ちなみにビジネスシーンだけではとどまらず、近年流行しているキャンプツーリングなどでも活躍しているモデルです。

■レジャーモデルとしてもラインナップする「カブ」シリーズ

 また、流行となっているキャンプツーリングで活躍するカブといえば、他にも「ハンターカブ」が挙げられます。

原付二種レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」原付二種レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」

 ハンターカブの排気量は125ccが設定されており、「CT125」などとも呼ばれています。またハンターカブはオフロードも走行できるという特徴を持っており、見た目がアクティブなデザインというだけでなく、悪路にも対応できるよう足回りがよく動くように設計されているようです。

 なお、アクティブな見た目をしているのはハンターカブだけではありません。

 オフロードも街中も楽しみたいという人向けに発売されているのは、「クロスカブ」。こちらはスーパーカブをベースにオフロードのようなデザインを施したカブで、排気量は50ccと110ccの2種類がラインナップされています。

原付二種モデル「クロスカブ(CC 110)」原付二種モデル「クロスカブ(CC 110)」

 クロスカブは「CC50/CC 110」とも呼ばれ、ハンターカブほどではないもののオフロードにも対応できて、街中も快適に走行できるという特徴を持っています。

 ちなみに、カブシリーズでは現在販売が終了しているモデルとして、「リトルカブ」と「ジョルカブ」というバイクがあります。

 まずリトルカブは、スーパーカブをベースに14インチのホイールを装備したバイク。スタイリッシュでかわいらしいデザインやコンパクトで扱いやすいという点から、女性人気の高かった一台でした。

 そしてレトロなデザインを纏ったジョルカブは、原付一種スクーター「ジョルノ」の車体にスーパーカブのエンジンを搭載し、車種名までも合体させた一台。生産期間も短く古い車体であるため、現存している中古車のジョルカブは数少なく希少なようです。

※ ※ ※

 現在販売されているのはスーパーカブ、スーパーカブプロ、ハンターカブ、クロスカブの4車種があります。それぞれ走りや特徴も少しずつ異なり、ユーザーの使い方によって細かく選択できるところがカブシリーズの良さでもあります。

 限定カラーやコラボモデルなどもあるだけでなく、使い勝手の良さや選択のしやすさが、60年以上も人気が衰えない秘訣であるといえるでしょう。

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