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小松菜奈&松田龍平のW主演 記憶をなくした男女の魂の交錯を描く『わたくしどもは。』

バイクのニュース / 2024年6月1日 18時0分

佐渡島の金山跡地を舞台に、期待の富名哲也監督が小松菜奈と松田龍平のW主演で贈る、記憶と名前を失った男女の姿を描く『わたくしどもは。』が、2024年5月31日(金)より公開中です。

■記憶も名前もない男女の物語

 ベネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」において、インターナショナル部門9作品のうち日本から唯一選ばれた企画であり、香港国際映画祭、東京国際映画祭など多くの国際映画祭でも映画化の期待と注目を浴びていたのが、富名哲也監督・脚本の『わたくしどもは。』です。

(c)2023 テツヤトミナフィルム(c)2023 テツヤトミナフィルム

 物語の舞台は佐渡島の金山跡地。過去の記憶がない女(小松菜奈)が目覚めます。女は清掃員の女性キイに助けられ、アカとクロという名の女の子も暮らしている家に運ばれます。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始めます。そしてミドリは、そこで同じく名前と過去の記憶がない警備員の男(松田龍平)と出会います。そんなミドリと男は互いに惹かれ合っていき……。

 江戸時代、無宿人と呼ばれる戸籍を剥奪された人々が内地から佐渡島に連れてこられ、金山で過酷な労働を強いられた結果、多くの方が命を落とすという出来事がありました。佐渡島を訪れた富名監督は、この金山跡地の片隅にひっそり佇む墓地、“無宿人の墓”の存在から本作の着想を得たそうです。

(c)2023 テツヤトミナフィルム(c)2023 テツヤトミナフィルム

 佐渡島の金山跡地を舞台に、不思議な世界観に満ちた本作の主演を務めるのは小松菜奈と松田龍平。さらに、ミドリを助ける金山跡地の掃除婦キイ役の大竹しのぶ、ジェンダーに悩む高校生の透役の歌舞伎界ホープの片岡千之助、謎のバスガイドのムラサキ役の石橋静河、あの世とこの世の狭間の番人をする館長役の田中泯、透の母親役の内田也哉子、爛れた男役の森山開次、そして能楽師役の辰巳満次郎と、実に様々な分野から珠玉の表現者たちが集結しました。そして劇中音楽はバンド「RADWIMPS」のフロントマンとして活躍する野田洋次郎が手掛けています。

 企画から5年の月日を経て、昨年の東京国際映画祭のコンペティション部門公式出品作品として初公開された本作。富名監督の紡ぐ神秘的で静謐な映像も注目ですが、すでに公開されている特報映像では、バイクに二人乗りする松田龍平と小松菜奈の姿も映し出されています。果たして二人はなぜバイクに乗ることになったのか。ぜひ自身の目で確認してみてください。

(c)2023 テツヤトミナフィルム(c)2023 テツヤトミナフィルム

『わたくしどもは。』は、2024年5月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開中です。

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