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コーナーもスイスイと攻略! ハスクバーナ「スヴァルトピレン401」で箱根試乗!〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年6月3日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、箱根芦ノ湖周辺でハスクバーナ「スヴァルトピレン401」に試乗しました。車高820mmでもシートが絞られており足つき性も悪くなく、走行中もしっかりと車体をホールドできることで、ワインでングでも扱いやすいスヴァルトピレン401をじっくりと分析します。

■シンプルな車体デザインながら何かを感じる「スヴァルトピレン401」とは

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。

 皆さんがバイクに求めることはなんですか? 私は「全身で操りやすくて東京の狭くてクネクネした場所でもキビキビと走れること」、「乗っていると自分なりに楽しさを感じてポジティブになれる」です。

 扱いやすいことでバイクを楽しむ余裕が自分自身にも生まれると思うので、これらのことを私は求めがち。でも「高速道路は乗りたいのである程度のパワーも欲しいしなぁ」というわがままもありまして…(笑)

 そんなわがまま言いたい放題の小野木なのですが、今回はそれを叶えてくれるハスクバーナ『スヴァルトピレン401』に試乗しました。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』211本目は「試乗日和」です。それではいってみましょう!

ハスクバーナ『スヴァルトピレン401』に試乗します!ハスクバーナ『スヴァルトピレン401』に試乗します!

 ハスクバーナの中でもスヴァルトピレンシリーズは人気モデルで、同じくらい人気のビットピレンシリーズと合わせると、2018~2023年末までの出荷台数は6万4291台!ハスクバーナと言われると、オフロードを思い浮かべる皆さん、実はロードタイプもとても人気なのですよ。

 そもそも「スヴァルトピレン」とはスウェーデン語で「黒い矢」という意味なのです。放たれた黒い矢のようなスピード感とアグレッシブさを感じる個性的なデザインが目を引きます。

 全体なシルエットとカラーリングに注目すると、とてもシンプルに見えますが黒は黒でもそれぞれトーンが違う黒が配色されており、ギュギュッとエンジンを中心に凝縮されたゴツゴツ感と後方の無駄を削いだスッキリ感でメリハリあるデザインですよね。

 さりげなくハスクバーナと「401」のロゴがコントラスト抑えめに描かれているので、程よく溶け込んでいることが全体のカラーにまとまりを持たせています。

 一方でタイヤのボコボコ感がちょっと派手に見えるタイヤの表面がより強者感を醸し出しているように見えます。

大きめのメーターパネルは誰もが見やすいフルカラー液晶で視認性も抜群!大きめのメーターパネルは誰もが見やすいフルカラー液晶で視認性も抜群!

 ヘッドライトは丸く大きめライトでデイライト機能も装備されています。その上にあるメーターパネルは誰もが見やすいフルカラー液晶です。走行中の一瞬の確認でも見やすいですし、最新型のような印象を高めてくれるので私も気に入っています。

 ちなみに、サスペンションも新型は以前の3段階あったものを5段階に変えられるようになりました。

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこのような感じ。新型モデルのシート高は820mmで前モデルのシート高835mmに比べてより足つき性が良くなりました。

シート高は820mm、シートがスリムなこともあり身長160cmの私でも両足が地面に接地しますシート高は820mm、シートがスリムなこともあり身長160cmの私でも両足が地面に接地します

 とはいえ、私にとってこの820mmという数値だけ見ると今まではつま先がツンツンになることが多かったので、数値を見た瞬間に足が届きにくいと思ってしまいがちでしたが、スヴァルトピレン401は車体がスリムであるためか両方のつま先をしっかり地面に接地させることができました。

 もちろん、ベタ足とはいきませんが指をしっかり地面に着くことができれば、つま先ツンツンレベルよりもバランスの取りやすさは大きく変わってきます。

 新型モデルが発表されると、情報を確認する時に私もシート高の数値を確認するのですが、数値だけで判断するべきでないと痛感させられました(笑)

 やはりバイクは実際に跨って自分の目で見て触れるべきですね。

■いよいよ、エンジンスタートです!

 エンジンをかけると「ブルルルルル…!!!!」と湿り気のない乾いた開放感のあるエンジン音!今回は箱根の芦ノ湖周辺での試乗なので、この気持ちいいコースを響き渡らせるのにぴったりなエンジン音だと感じます。

伸びやかな加速感とバイクからの振動が心地よい!伸びやかな加速感とバイクからの振動が心地よい!

 ワクワク感を倍増させるエンジン音と共にスヴァルトピレン401で走り出すと、なんとも伸びやかな加速感ですこと! そして、エンジンからバイクへ、バイクから全身へと伝わるこの振動がより私の心臓の鼓動を煽り、程よい緊張感が込み上げてきます。

 編集長からの課題で、今回のような試乗コースだからこそ、できるだけ回転数を上げて、パワーバンドに入れて走ることを意識しました。回転数を上げると音がさらに壮大になってギュイーンっと速度も豪快に上がり、走るのがどんどん楽しくなるのです。

「この感覚、たまらないなぁ…」と思いながら、どんどん走るたびに自分が成長していくように思えるのです。ヘルメット越しで表情はほとんどわからないはずなのに走り終えた後、編集長から第一声に「なんか楽しそうじゃん?」とニヤニヤしながら言われてしまいました(笑)

完全に私が楽しんでいることを走っている姿でバレてしまった!完全に私が楽しんでいることを走っている姿でバレてしまった!

 完全に私が楽しんでいることを走っている姿でバレていたようです。あからさまだったのかと、ちょっと恥ずかしかったです(笑)

 それもそのはずで、車体のスリムさのおかげもあり下半身で押さえ込むことで操作がしやすく、コーナリングもスイスイですし、なんならUターンもしやすいので楽しむ余裕が生まれるのです。このキビキビとした細かいライン取りをした走りができるのもオフロードが得意なハスクバーナならではの技術もあるのではないでしょうか。

 今回はのびのび走れるコースでしたが、このテキパキと動ける『スヴァルトピレン401』なら東京の細いくねくねした道でも大活躍してくれそうです。ちなみに、私は道を間違えてUターンする率が多いのですが、『スヴァルトピレン401』なら大丈夫そうですね(笑)

車体のスリムさのおかげもあり、下半身で車体を押さえ込むことで操作がしやすい車体のスリムさのおかげもあり、下半身で車体を押さえ込むことで操作がしやすい

 今回は回転数も上げて走ることで箱根中にエンジン音を響き渡らせながらスムーズな走りをできたので、「私、今格好良く走れているかも!」とポジティブな気持ちにさせてくれました。

 このように自信を与えてくれながら楽しさも一緒に味わうことができるバイクって、ずっと乗っていたくなっちゃうんですよね。もっと長い時間乗っていたかったなぁ…。

自分が乗りこなせて走るほど楽しくなるハスクバーナ「スヴァルトピレン401」でした自分が乗りこなせて走るほど楽しくなるハスクバーナ「スヴァルトピレン401」でした

 気になるお値段は、79万9000円(税込)です。この排気量クラスで海外車両なら手が伸ばせる価格だと思いませんか?

 私はバイクに乗るなら、自分が乗りこなせて楽しくなっちゃうバイクがいいですし、そして手が伸ばせる現実感のある価格帯というのも惹かれてしまいます。気になる方はぜひ試乗してみてはいかがでしょうか。

それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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