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何個知ってる? 知っておきたい走行中のハンドサイン

バイクのニュース / 2024年6月3日 9時10分

ライダーたちが送り合い、コミュニケーションを円滑に進めることができるハンドサイン。時に自身の危険を知らせることに繋がるハンドサインには、どのような種類が存在しているのでしょうか。

■危険を教えてくれる!?知っておきたいハンドサインとは

 街中で見かける颯爽とバイクを乗りこなすライダーたち。時に、ライダーたちはハンドサインを送り合うことがあります。実際に、ハンドサインを送っている場面に出会った経験のある人も少なくないのではないでしょうか。

ハンドサインとはその名の通り、手や指を使用し、相手や周囲に意思を伝えたい時に使われるハンドサインとはその名の通り、手や指を使用し、相手や周囲に意思を伝えたい時に使われる

 ハンドサインとはその名の通り、手や指を使用し、相手や周囲に意思を伝えたい時に使われます。ライダー同士のコミュニケーションを取ること以外にも、トラブル時に事故を未然に防ぐために使用されることがあるため、身につけておくと安心です。

 では、実際に使用されているハンドサインには、どのような種類があるのでしょうか。

 そもそもハンドサインには法律で定められているものと、ライダー間のみで使用され、普及したものの2種類が存在しています。まず法律で規定されている合図については、以下の通りです。

・左折をするときは、左腕を水平に伸ばす
・右折をするときは、左腕を垂直に上に曲げる
・徐行・停止するときは、腕を斜め下に伸ばす

 これらは法律上「合図における手信号」として定められているため、認識しておく必要があります。

 また、これをみて「右折の時は右手で合図をおこなうのではないか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。しかしバイクは右手でアクセルを操作するため、合図は左手でおこなわれることが多いようです。

ライダーがよく使用しているハンドサインとして、「ウインカーの消し忘れを教える」合図が挙げられるライダーがよく使用しているハンドサインとして、「ウインカーの消し忘れを教える」合図が挙げられる

 そしてライダーがよく使用しているハンドサインとして、「ウインカーの消し忘れを教える」合図が挙げられます。これは、手をウインカーの高さでグーとパーを繰り返すことで相手に伝えるというもの。

 ハンドルと連動しており自動でウインカーを戻してくれるクルマとは異なり、バイクはハンドルとウインカーが連動していません。そのためライダーは、ウインカーの消し忘れに気づきにくい状況になってしまうというわけです。

 しかしウインカーの消し忘れは「合図制限違反」が適用される可能性があるだけでなく、周囲の車両を巻き込んだ事故につながる危険性もあります。自身の身を守るためにも、合図を覚えておくと安心です。

 その他にも、手のひらを下に向けて手を上下させることで、「速度を落とす」ことを伝える合図もあります。

 ちなみにこの合図は、対向車から送られることもあるようです。この場合、進行方向に落下物があったり、事故が発生していたりなど、何かしらのトラブルが発生しているかもしれません。合図を送られたら速度を落とし、安全に注意して先に進みましょう。

大勢でのツーリング、"マスツーリング"をする際も、お互いにサインを決めておくと便利大勢でのツーリング、"マスツーリング"をする際も、お互いにサインを決めておくと便利

 また大勢でのツーリング、”マスツーリング”をする際も、お互いにサインを決めておくと便利です。たとえばインカムを装着していない場合、走行中はコミュニケーションを取ることが難しいですが、ハンドサインを用いて休みたい時・止まりたい時に意思疎通すれば、いちいち停車をして確認をとる必要がなくなります。

 このようにかなり便利に思えるハンドサインですが、使用する際は、周囲の安全に十分に注意する必要があることを忘れてはいけません。二輪で走行するバイクは、安定感に優れた乗り物とは言えないため、カーブ時など左手を離すことができないタイミングでのハンドサインの使用は、なるべく避けることが大切です。

※ ※ ※

 今回紹介をしたもの以外にも、ハンドサインには多くの種類が存在しています。相手に意思を伝えるだけでなく、自分自身の危険を知らせてくれるものであるため、覚えておいて損はありません。

 なお、ハンドサインは片手を離しておこなわれるため、ハンドサインは安全面に留意し、適切なタイミングでの使用が求められます。

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