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まさか『小田原競輪場』で揚げたてのアジフライをいただけるとは!?

バイクのニュース / 2024年6月3日 11時10分

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。『小田原競輪場』を訪れました。

■地元民に連れられて、小田原ディープスポットを食べ歩き

 美味しいアジフライを求めて、筆者がやってきたのは、神奈川県小田原市です。“小田原の番長”Mさんに連れられて「小田原城」の「本丸茶屋」で「鯵フライ膳」を食べた筆者は、城址公園を後に「小田原競輪場」に案内されました。競輪場は初めてではないのですが、来たのは数えるほど。Mさんは慣れた感じで競輪場のゲートをくぐり、ずんずん中に入っていきます。

「小田原城址公園」から『小田原競輪場』へ。「すり鉢バンク」と呼ばれるコースは最大傾斜35度以上もある「小田原城址公園」から『小田原競輪場』へ。「すり鉢バンク」と呼ばれるコースは最大傾斜35度以上もある

 この日は小田原でのレースはありませんが、場外と呼ばれる日で他の競輪場でやっているレースの車券を購入できるそうです。あちこちに設置してあるモニターではレースが放映され、投票している人たちが真剣に見入っています。

 Mさんは車券を買うわけでもなく、コースサイドへ歩いて行ってコース(バンク)の説明をしてくれました。1周333.33メートルのコースは“すり鉢バンク”と呼ばれ、最大角度は35度以上。ほとんど壁に見える角度です。バイクで走るのは大変そうな角度です。

 このコースでは競輪のレースだけでなく、神奈川県内の高校の自転車競技部などの練習コースにもなっているそうです。

競輪場内にある売店「大勝(だいかつ)」は“ギャンブル飯”のコピーが強烈。アジフライとモツ煮はどちらも美味しかった競輪場内にある売店「大勝(だいかつ)」は“ギャンブル飯”のコピーが強烈。アジフライとモツ煮はどちらも美味しかった

 コースサイドから投票所近くの休憩所に移動します。ここには売店があり、様々な食べ物やビールなどのドリンクを販売しています。店の名前は「大勝(だいかつ)」です。張り紙には“ギャンブル飯”と書かれていますが、ギャンブルしながら食べる飯なのか、食べることがギャンブルなのか……と、悩む筆者です。

 メニューは所狭しと貼られた紙です。さっき昼メシを済ませたばかりの筆者ですが、何があるんだろうと見回してみると「アジフライ」と書かれた紙が貼ってあるではないですか! ニヤリと笑ったMさん「ここのアジフライ、美味いんだよ」と言いながらビールに「もつ煮」、そして「アジフライ」を注文します。

 筆者もコーラと「アジフライ」をお願いします。店の方に「今、揚げるから待ってて」と言われ出来上がりを待ちます。まさか競輪場で揚げたてのアジフライが食べられるなんて想像もしませんでした。

 メニューを見ていくと単品の「アジフライ」だけでなく「アジフライカレー」に「アジフライ丼」、そして「アジフライ定食」まであります。ここは定食でいきたいところですが、そこまで食べ切れる自信がありません。他にも「イカの肝あえ丼」など、そそるメニューがあります。

■まさかの揚げたて、予想を裏切る美味しさだった

 待つこと数分で「揚がったよ~」と声をかけられて「アジフライ」を取りにいきます。綺麗に揚げられた「アジフライ」が発泡スチロールのトレイで渡されました。予想とは全く違って美味しそうな揚げたてアジフライです。

小田原競輪場「大勝」の「アジフライ」は、小田原産のアジを使用している。ちょい大きめで衣はサクサク、身はふっくら。美味しいアジフライだった小田原競輪場「大勝」の「アジフライ」は、小田原産のアジを使用している。ちょい大きめで衣はサクサク、身はふっくら。美味しいアジフライだった

 早速、いただきます。大きさは普通よりちょい大きめ、ちょい厚めです。小田原漁港で買い付けたアジを揚げているそうです。

 箸で持ち上げ、豪快にガブっと噛みつくと、サクサク食感の揚げ具合がたまりません。そして身はかなりジューシーです。まわりではレースに一喜一憂する人生の先輩方の中で、アジフライの美味しさに感動する筆者です。ビールのアテにアジフライを食べているMさんが羨ましい。

 この味なら3枚くらいは軽く食べられそうです。次回はお腹をすかせて来ようと競輪場を後にしました。

小田原駅東口の「錦通り」にある老舗の鮮魚店「魚國商店」のアジフライが美味しいということだが、すでに売り切れていた小田原駅東口の「錦通り」にある老舗の鮮魚店「魚國商店」のアジフライが美味しいということだが、すでに売り切れていた

 もう一軒オススメの店があるということで、またMさんに連れられて小田原駅方面に向かいます。駅を通り過ぎて東口側にある「錦通り」という商店街に入ります。また飲み屋か? と思いましたが、到着したのは「魚國商店」という魚屋です。

「ここのアジフライも美味いんだよ」と言いながら、揚げ物などが並ぶショーケースを見ると、この日はすでに「売り切れ」でした。「アジフライ」は人気のようで、「午前中で売り切れるから次回は早く来てね」と言う女将さんに「また来ますね~」と挨拶して雑踏に消えてゆくMさんを見送り、愛車のホンダ「XR250」を停めている城址公園に戻る筆者でした。

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