明日オープンの「Yamaha E-Ride Base」 施設内の様子とガイドツアー体験を解説
バイクのニュース / 2024年6月5日 7時10分
ヤマハの新ショールーム「Yamaha E-Ride Base」のガイドツアーについて解説します。
■ヤマハのeBikeを気軽に味わう
ヤマハ発動機は、2024年6月6日に横浜みなとみらい21中央地区53街区の「横浜シンフォステージ」EAST棟1階にオープンするショールーム「Yamaha E-Ride Base」のメディア向け内覧会・乗車体験ツアーを開催しました。
関東地域初となるヤマハのショールームとなるYamaha E-Ride Baseが行う横浜ガイドツアーの様子
関東地域初となるヤマハのショールームとなるYamaha E-Ride Baseは、同社の電動アシスト自転車・eBike(スポーツ電動アシスト自転車)の展示、来訪者との交流を通じて、ヤマハの認知と共感獲得に向けたブランド発信を目的する最新施設です。
関東地域初となるヤマハのショールームとなるYamaha E-Ride Base「ウェルカムエリア」
施設内に入ると、まずはヤマハの製品を通じて感じられる「風」と「光」を具現化した「ウェルカムエリア」が来場者をお出迎え。
関東地域初となるヤマハのショールームとなるYamaha E-Ride Baseに設置された「シアター&多目的エリア」。美しい映像と迫力あるサウンドを楽しめます
順路の示す通りに進むと、ダイナミックな映像を映し出す180度大型スクリーンと迫力あるサウンドを楽しめる「シアター&多目的エリア」、eBike展示と貸し出し・体験が行われる「PORT(港)」へと続きます。
関東地域初となるヤマハのショールームとなるYamaha E-Ride Base「PORT」。ヤマハのeBike全ラインナップが用意されています
PORTでは、一回30分程度のeBike乗車体験、またはガイドと一緒に横浜のおすすめスポットを巡るツアー(約90分、事前予約制 ※6月は8日/15日/22日に開催)のいずれかが体験可能で、施設にはヤマハのeBike全モデル、全サイズが揃えられており、グローブやヘルメットの貸出も実施。
お値段74万8000円の最高峰・最高級モデル「YPJ-MT Pro」ももちろん用意されています。
■いざ横浜ガイドツアーを体験!
メディア向け内覧会が行われた5月30日は夏日となったものの、ほどよい海風によりサイクリングには最適な気候でした。
筆者(バイクのニュース編集部員)がガイドツアーで使用した「YPJ-XC Final Edition」。フロントサスペンションを備えることで優れた乗り心地を実現しています
筆者(バイクのニュース編集部員)は幅広いシーンで扱いやすいクロスカントリーモデル「YPJ-XC Final Edition」を選択しましたが、乗車前にサドルの高さをスタッフの方と共に調整。
走行前に公道を走る上での注意点や装備品を確認。初めてeBikeに乗る人も安心して参加できます
貸し出されたヘルメットとグローブを着用し路上走行する際の注意点や先導してくれるスタッフの手信号の確認などを経ていざ路上へ向かいます。
最小限の荷物を運ぶのに最適なサコッシュもヤマハの拘り。残念ながら販売の予定はないとのことです
ちなみに、荷物に関しては財布や携帯電話・スマートフォン、飲料など必要最小限のものを貸出されるサコッシュに詰め込むのですが、同サコッシュもヤマハのこだわりが詰まっており、すべてハンドメイドで製作。非常にオシャレでスタイリッシュなeBikeにピッタリなデザインとされています。
■今後は様々なルートを提案
Yamaha E-Ride Baseが行う横浜ガイドツアーでの一コマ(みなとみらい橋)
同日のルートはYamaha E-Ride Baseがある新高島駅付近からすずかけ通りを東側へ進み、横浜臨港幹線道路へ。そこから北上し中央市場通りの交差点「市場」で横断歩道を押して反対車線へ渡りUターン。
南下する途中のみなとみらい橋で、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルやパシフィコ横浜、ベイブリッジなどみなとみらいらしい景色をバックに記念撮影。
海沿い、坂が続く区間でしたが、eBikeのアシスト力に助けられながら爽やかなライディングを楽しむことができました。
Yamaha E-Ride Baseが行う横浜ガイドツアーでの一コマ。親切、丁寧なスタッフが前後に帯同してくれるため、安心して走行を楽しむことができます
後半戦は横浜臨港幹線道路を再び南下し、カップヌードルパーク入り口を左折して道なりに進み、客船ターミナル入口を二段階右折。新港第7号線を馬車道方面へと進み、万国橋で再び撮影タイム。
ここまでで約7km弱の道のりですが、アシスト力の強弱の切り替え、ギア操作などを確かめながら走るとあっという間に感じられます。
その後は、万国橋の交差点から再び横浜臨港幹線道路へと向かい、北上。とちのき通りを新高島駅方面へと進みツアーは終了です。
ちなみに、今回ツアーを先導してくれたスタッフは「現在、ツアーのコースは模索中で、季節によってどんどん変えていきたいと考えています。横浜は坂道の多いですがぜひ、そうしたところでeBikeの楽しみを感じていただければと思います」と話します。
■試乗後は静岡の美味しいお茶とサブレ、企画展示を楽しむ
Yamaha E-Ride Baseに展示された「MOTOROiD」「MOTOROiD2」
試乗を終え、PORTに戻るとその先には、ヤマハ発動機の創造性を体感するエリア「LAB」が現れます。同エリアではヤマハの電動バイク「E-Vino」や実証実験中の「E01」、電動トライアル「TY-E」、電動車椅子などのEVを展示(電動車椅子は体験可能)。
取材時には自律走行する倒れないバイク「MOTOROiD」「MOTOROiD2」の特別展示も行われていました。
Yamaha E-Ride Baseでいただける静岡県森町のお茶。夏日ということもあり水出しのおいしいお茶が提供されました
最後のスポットとなるラウンジでは、ヤマハの電動アシスト自転車生誕の地である静岡県森町のお茶を無料で楽しめるほか、うなぎパイメーカー「春華堂」とコラボしたモビリティサブレの無料提供も実施。
オリジナルグッズの販売も行われるといいます。
■老若男女、誰もが楽しめる憩いの場所へ
Yamaha E-Ride Base施設責任者の橋本 耕さん
Yamaha E-Ride Baseメディア向け内覧会・乗車体験ツアー開催に際し、施設責任者の橋本 耕さんは次のように話します。
「Yamaha E-Ride Baseのあるみなとみらいは四季折々、色々な顔をもっていますので実際に乗っていただけき、我々の製品の楽しさを感じ取っていただければと思います。
老若男女問わず、たくさん方々が来ていただける仕掛けを常に心がけていきたいです。
当社の製品はどれも乗れば楽しいものばかりですので、体験を基軸にしたブランディング活動を行っていますが、eBikeにおいては免許も不要なためより多くの人に体感していただけると考えています。
ですからYamaha E-Ride Baseは「乗れば楽しい」の体験の間口として新しいファンを獲得していき、当社の楽しい世界を感じていただければと思います」。
※ ※ ※
いよいよ明日よりオープンするヤマハのYamaha E-Ride Base。年々、熟成がすすむeBikeの新拠点だけに、今後の展開にも期待がかかります。
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