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最大1000kmの走行が可能に!? 太陽誘電が開発した電動アシストシステム「FEREMO」とは?

バイクのニュース / 2024年6月14日 8時10分

太陽誘電は、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」で次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を出展しました。

■電動アシスト自転車の利便性・環境性能を強化

 太陽誘電は、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」で次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を出展しました。

太陽誘電が開発した次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を搭載した試作車太陽誘電が開発した次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を搭載した試作車

 電気機器製品の製造メーカーである太陽誘電が開発したFEREMOは、ブレーキ時やペダル停止時に運動エネルギーを再利用し発電・充電を行うことで優れたアシスト走行距離を実現する最先端の電動アシストシステムです。

太陽誘電が開発した次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を搭載した試作車。高性能コントローラの採用で効率を高めています太陽誘電が開発した次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を搭載した試作車。高性能コントローラの採用で効率を高めています

 従来モデルと比較して回生電力を 30%向上させたニデック製の回生システム対応モーターを搭載するFEREMOは、1回の充電で最大1000km(試作車によるテストではエコモード1000km、ミドルモード200km、ハイモード100km)の長距離走行が可能で、ハンドルに設置された多機能メーターには電池残量や速度、走行距離のほか、発電量、消費カロリー等も表示されます。

 同システムについて太陽誘電の担当者は「FEREMOは、高性能なコントローラを使用することでモーターの制御や充放電制御時に発生する損失を最小限に抑え効率を高めています。同時に回生ブレーキを搭載することで運動エネルギーの回収と再利用が可能になるとともに、下り坂では回生ブレーキを活用することで速度が抑制されるため、不必要な加速がおこらず安全性・安心感の向上にも寄与できると考えています」と話します。

太陽誘電が開発した次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を搭載した市販車、丸石サイクルの「Re:BIKE」太陽誘電が開発した次世代回生電動アシストシステム「FEREMO(フェリモ)」を搭載した市販車、丸石サイクルの「Re:BIKE」

 なお、同システムは丸石サイクルが6月に販売予定の「Re:BIKE」に搭載されていますが、丸石サイクルの発表によると、一充電あたりの走行距離(標準パターン走行時)はパワーモードが100km、平坦モードが500km、エコモードが1000kmで、価格(消費税10%込)は21万7800円となっています。

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