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新時代の乗り物!BMW Motorradの電動バイク「CE04」にアクティブバイク女子、指出瑞貴が乗ってみました!!

バイクのニュース / 2024年6月18日 12時10分

バイクが大好きで、いろんなバイクに乗ってみたいという女優の指出瑞貴さん。今回はJAIA輸入二輪車試乗会に挑戦! 以前から気になっていたという、BMW Motorradの電動バイク「CE04」に試乗してみました。

■気になっていたBMWの電動バイク「CE04」の試乗が実現!

 やっほ~、みなさま、こんにちはー!

 指出瑞貴です♡ どーも~さっしーです♡

 まだ梅雨じゃないのに、なーんだか変なお天気で…。寒かったり暑かったり、謎の大雨だったり、日本のお空は気まぐれですね。

 ライダーにとっては、お天気命ですから(笑)。モチベーションも、装備も、それで変わるのよね。まじ大事 (°_°)

 私の愛車のひとつは、カスタムする際にシートを私のお尻に合わせ、かつ、赤でもない茶色でもない、絶妙な上品素敵カラーの“皮”でできておりまして、雨とはなにがあっても絶対に出会いたくないのです(笑)!

 この子が仲間入りしてからは、余計にお天気に敏感になりました。私が雨に打たれるより、この子が打たれてしまうのが嫌という気持ちに…。不思議なものです(笑)。

SF映画に出てきそうな近未来的なイケイケデザインを採用した「CE04」SF映画に出てきそうな近未来的なイケイケデザインを採用した「CE04」

 さあ ^_^ そんなことはさておき、今回ご紹介するのは、日本自動車輸入組合(JAIA)が大磯ロングビーチで開催した「第9回JAIA輸入二輪車試乗会」で試乗した、BMWモトラッドの「CE04」です。

 みなさま、もしかしたらあまり聞き覚えのないのでは? こちら、BMWモトラッド社の電動スクーター! そう「ガソリンのいらないバイク」なのです!! 新時代の乗り物ー!!!

 実は個人的に以前からSNSやモーターサイクルショーでお見かけし、気になっていたモデル! 一度でいいので乗ってみたいと思っていたのです。今回、念願叶って空き時間に試乗することができました! わーい♡

■バイクなのにバックもできちゃう! 最新機能にオドロキ!!

 ぱっと見ね、SF映画に出てきそうな近未来的なイケイケデザイン。こんなの見たことなかったし、これはバイクの新時代の幕開けでは? と思ってしまいました(笑)。

1番最初に目に入ったのが、隙間のないホイール! 1番最初に目に入ったのが、隙間のないホイール!

 1番最初に目に入ったのが、ホイール! ねえ、隙間ないじゃない? 向こう側が見えないの! こんなタイヤがあるんだ…と、衝撃的でした。

 スクーターなのですが、重厚感のあるずっしりとしたやや大きめなBODY。光沢感があり、非常に上品に仕上がっております。

 大型二輪かと思いきや、普通二輪免許、かつAT限定免許で乗れる軽二輪、いわゆる250ccクラス。つまり、車検の必要がありません。なのに、なんと最大トルクは排気量600ccクラスのエンジンに匹敵するとか!! そのため車重は200kgを超えますが、これは納得のパワー!

 また減速時に、回生ブレーキを使ってバッテリーの補充電へと活用しているんだって! ちなみに回生ブレーキとは、アクセルを戻して減速する時に駆動用モーターが発電。電気を蓄えつつ、発電時の回転抵抗を制動力として利用することなのだそう。調べました。メモメモ(笑)。

 走行中でもモード切り替え可能な「エコ」、「レイン」、「ロード」、「ダイナミック」の4つのライディングモードを採用しています。

 「エコ」モードは出力を抑え、回生量を最大に設定。電力消費を抑えてくれます。「レイン」モードでは出力と回生量の両方を抑え、雨天などで路面状況が悪い時の安全性を確保してくれます。「ロード」は、回生量をほどよく抑えつつ、出力はフルに使えるので日常的に使えるモード。「ダイナミック」は出力と回生量を最大まで使ったモードで、スポーティーな走行が楽しめます。

電子制御も最新で、ABSはもちろん、後輪のスピンを防止するASCやコーナリング時にブレーキをかけてもコントロールを可能にするABS Proなどを標準装備している電子制御も最新で、ABSはもちろん、後輪のスピンを防止するASCやコーナリング時にブレーキをかけてもコントロールを可能にするABS Proなどを標準装備している

 電子制御も最新で、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)はもちろん、後輪のスピンを防止するASC(オート・スタビリティ・コントロール)、滑りやすい路面状況でもスムーズな発進や加速を可能にするDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール)、コーナリング時にブレーキをかけてもコントロールを可能にするABS Proを標準装備しています。

 ワタシが今回、CE04に試乗してバイクの概念をくつがえされた点が、「バックができる」ということ。え、バイクがバック? とは何ごと? と、一瞬思考停止しました(笑)。

 “R”(リバース)というモードがあり、左ハンドル付近にあるそのボタンを押し、スロットルを回すと、なんとバイクが後ろにじろりじろり行ってくれるのです!!

 これは、車なんか?? え! と、一人でつっこんでおりました(笑)! でも、これなら取り回しも不思議と安心ですね。

■最新のテクノロジーを搭載した未来の乗り物!!

 いざ、イグニッションスイッチをオンにすると静かに起動。スロットルを回して発進すると、音もなく静かに「スッと」。

ジムのランニングマシンの上を走っているかのようなスムーズさと静けさを体感できるジムのランニングマシンの上を走っているかのようなスムーズさと静けさを体感できる

 え、今動き出したの? と疑いたくなるような静けさ。

 けど、スロットルを回して数メートルくらいしてから、やっとスクーター感が出てきました! 地面がつるっつるのコンクリートなわけじゃないのに、ジムのランニングマシンの上を走っているかのようなスムーズさ(スムーズさの最上級の適切な言い方ってなんだろう…笑)。

 車体が地面と吸い付いたままみたい。重心が地面と近いのもあり、安定感があります。直線でスロットルを気持ちよく回すと、まあ速い! スムーズ! えっ! 速っ! の感想の繰り返しでした(笑)。

 エンジンの…といえるような音は、ほぼありません(笑)。静かなモーター音。ぶーーーーん、だけは小さく聞こえます♪

スロットルを回すと加速までに絶妙な間がまったくなく、ボタン押してすぐ動く!スロットルを回すと加速までに絶妙な間がまったくなく、ボタン押してすぐ動く!

 また、スロットルを回すと加速までに絶妙な間がまったくなく、ボタン押してすぐ動く! みたいな。おもしろいです。バイクじゃないみたい! バイクだけど(笑)。

 また、“まっすぐ過ぎるぐらいまっすぐ”な長めシートの安定感が素晴らしい。タンデムシートの座り心地や景色も気になってしまって、試しに1回座ってみましたが、こんなに安定感あるシートに初めて出会った! といった感じでした。バイクのシートじゃないのでは? と思ったくらい、まっすぐです(笑)。フラットな姿勢で、深呼吸だってできちゃう。ハンドル位置もほどよく、腕まわりもゆったり余裕を持てます!

メーターは、大きめのフルHD解像度10.25インチTFT液晶ディスプレイを採用メーターは、大きめのフルHD解像度10.25インチTFT液晶ディスプレイを採用

 そんな余裕を感じながら見るのは、メーターの10.25インチTFT液晶ディスプレイ。スマートフォンの画面みたいに、太陽の反射で見えづらい…とか、そういった不満がなかったのも一つの魅力。色味も見やすい配色。色々すごいね、ハイテクバイク!

 ハンドリングは、どの点をとってもよかったです! 重さを感じることなく、コーナリングや軽いS字なども、アクセルをちゃんと回して一定の速さを保ったり、絶妙は減速加速を加減したりも、うまく扱える優秀なお手元。

 また気になる充電ですが、航続距離は街中で130kmほど。思ってたより長い! 回生ブレーキによる充電がちまちまできるため、この距離なのだとか! すごいですね(๑˃̵ᴗ˂̵)

標準装備の「Mode2充電ケーブル」を使用し、普通充電でバッテリー0%の状態から80%の状態まで約3時間で充電可能標準装備の「Mode2充電ケーブル」を使用し、普通充電でバッテリー0%の状態から80%の状態まで約3時間で充電可能

 ちなみに、このCE04を自宅で充電するには「単相200V/16A以下」の環境が必要です。標準装備の「Mode2充電ケーブル」を使用し、普通充電でバッテリー0%の状態から80%の状態まで約3時間で充電可能。約4時間でフル充電できます。設置型ではオプションの「BMWウォールボックス」または市販されているMode 3(EV 200V)を使えば、普通充電で約4時間でフル充電。32Aのクイックチャージなら約1時間20分しかかかりません。速いなぁ…。

 こんなにもEVバイクが色々と魅力的だなんて…と、今まで思ってなかったのが正直な感想。見た目のカッコよさにとどまらず、中身も最先端で電気のテクノロジーがフル稼働してて、地球にも優しい。君はなんなんだ? すごすぎるぞ! と話しかけました(笑)。

 これからどんどん普及していくのではないのでしょうか! バイクの未来が楽しみだ♪

足つき性はシート高800mmで問題はありませんが、車重231kgと少々重めのためバック機能を使わずに取り回すのには苦労するかも足つき性はシート高800mmで問題はありませんが、車重231kgと少々重めのためバック機能を使わずに取り回すのには苦労するかも

 私的イケメン度は、★★★。星3つ!

 この座り心地、スタート走り、リバース、安定感が嬉しいので街中を軽く走りに行くなり、移動で使うなり、大切な誰かをお迎えに行くなり…。ライフスタイルにうまく溶け込めるバイクだなと^_^

 CE04ちゃんとなら、私いつでもお迎えに行きますよ? 彼氏でも、家族でも、お友達でもね!(笑)

■2024 BMW Motorrad 「CE04」

全長 × 全幅 × 全高:2,300 × 855 × 1,150 mm
(ハイウインドシールドOE装備の場合、全高:1315 mm)
軸距:1,675 mm
シート高:800 mm
車両重量:231 kg
モーター:液冷オルタネーター搭載、永久磁石式同期電動機
定格出力:15 kW (20 PS)
最高出力:31 kW (42 PS) / 4,900 rpm
最大トルク:62 Nm / 0 – 4,900 rpm
最高速度:120 km/h
0-50 km/h加速:2.6 秒
WMTCに準拠した電力消費量:7.7 kWh / 100 km
WMTCに準拠した航続距離:130 km
電力回生方式:自動電力回生(下り坂走行、ブレーキング時)
オルタネーター:500 W
バッテリー:空冷リチウムイオン高電圧バッテリー
バッテリー電圧(公称電圧):148 V
2次バッテリー:12 V / 5 Ah、メンテナンスフリー
充電能力:2.3kW 通常充電時
(6.9kW クイックチャージャーオプション装備車両)
ミッション:1速ギヤボックス、モーターハウジング内に統合
駆動方式:ベルトドライブ
タイヤ(前・後):120/70 R15、160/60 R15(ABS)
ブレーキ形式(前・後):油圧式ダブルディスク、油圧式シングルディスク
フレーム形式:スチール製ダブルクレードルフレーム
懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアーム
■メーカー希望小売価格:206万4000 円~ (消費税10%込)

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