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大型だからといって「大きい」とは限らない!? 比較的小柄な大型バイク5選

バイクのニュース / 2024年6月18日 9時10分

大型二輪免許といえば、車体がかなり大きく取り回しが難しい……というイメージを抱いている人も多いかもしれませんが、中には比較的小さいモデルもラインナップしているといいます。では大型バイクの中でも比較的小柄な、全長2100mm以下のモデルにはどのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。

■大型バイクの中でも比較的小さいバイクとは?

 大型二輪免許といえば、車体が大きいバイクを運転できるというイメージを抱いている人も多いでしょう。実際、その名の通り車体が大きい車種は多いものの、比較的小柄な2100mm未満のバイクも少なくありません。

 たとえ少し小柄であっても、排気量が400ccを超えておりパワーがあるので、中型バイクよりも加速しやすいのが魅力。また高速道路のようなスピードを出したい場所では容易に加速できます。

 サイズの大きいバイクを扱う自信がない人や不安な人は、まずは全長2100mm以下の少し小柄なバイクを選んでみるのもひとつの手ですが、全長2100mm以下の大型バイクとしてどのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。

◆カワサキ「ZX-6R」

カワサキ「ZX-6Rカワサキ「ZX-6R

 1995年に欧米でスーパースポーツモデルとして登場した初代から、モデルチェンジを繰り返してきたのが、2022年に発売されたカワサキ「ZX-6R」。全長は2025mm、車体重量は199kgと200kgを切っています。

 カワサキのイメージカラーでもある緑を基調したデザインと、まるでレースで走るような爽快感を追求しています。

 またカワサキ独自の技術として、スマートフォンと接続を可能にしたディスプレイが装備。これに接続すれば、電話やメールの通知がディスプレイに表示されるようになるので、スマートフォンを操作する必要がなくなるというわけです。

 さらに”カワサキクイックシアター”によって、クラッチ操作無しでのシフトアップも可能としています。ZX-6Rはライムグリーンをメインとした3色とブラックの2種類を選択でき、価格は156万円に設定されています。

◆カワサキ「Z650RS」

カワサキ「Z650RS」カワサキ「Z650RS」

2022年に発売されたカワサキの「Z650RS」はレトロなデザインとスポーツモデルが特徴のバイクです。全長は2065mm、車両重量は188kgとなっています。1976年に登場したZ650をオマージュしており、日々の生活でも違和感のないデザインが魅力です。

 また丸型LEDヘッドライトや2眼メーターなど、現代的な機能性も持ち合わせています。コントロール性も高く、並列2気筒エンジンを採用しているので、低回転から力強い加速と優れた燃費性能が期待できるバイクと言えそうです。

◆ホンダ「CBR600RR」

ホンダ「CBR600RR」ホンダ「CBR600RR」

 2021年に発売されたホンダの「CBR600RR」は、2003年から進化を重ねてきたバイクです。全長は2030mm、車両重量は193kgとコンパクトな設計。またハンドリング性能と防風性能が備わっているため、サーキットのコーナー侵入時でも車体を保てる安定感を実現しています。

 さらに、レースで登場してくるような派手なレッドが印象的なモデルと言えます。見た目のかっこよさもさることながら、一緒に写真を撮るだけでもレーサー気分になれるバイクと言えるでしょう。

 なお価格はブラックが157万3000円、レッドが160万6000円に設定されています。

◆ヤマハ「XSR700」

ヤマハ「XSR700」ヤマハ「XSR700」

 ヤマハ「XSR700」は、2015年にレトロモダンで欧州向けに発売されていましたが、2018年モデルから日本仕様としても登場しています。全長は2075mm、車両重量は188kgで、ブラックの中にヤマハスポーツ特有のホワイトを使った、遊び心があるデザインが特徴的なモデルです。

 ハンドルの高さやダブルシート、ヒップラインのバランスにこだわっており、リラックスした状態でのライティングを楽しめます。また独自のエンジンが搭載されているため、街中の低速走行でも滑らかな加速ができるバイクです。

◆ヤマハ「YZF-R7」

ヤマハ「YZF-R7」ヤマハ「YZF-R7」

 ヤマハ「YZF-R7」は、2019年に初代が発売された比較的新しいタイプのスポーツバイク。ヤマハのレース用バイクとして登場しましたが、一般モデルとして新たに登場したバイクです。

 全長2070mm、車両重量は188kgで、レースによって鍛えられた運動性能の高さとサーキットのコーナリングでも安定した取り回しができるのが特徴と言えます。

 また他にも、力強い加速と扱い易さを併せ持つエンジンや軽量なフレームなど、走りやすさに特化したバイクです。専用のアクセサリーをつけられるため、オリジナルのバイクに仕上げることができます。

※ ※ ※

 大型バイクの中でも比較的小柄な車種は、パワーのあるエンジンとスピードが出しやすいのが魅力です。中には中型バイクとあまりサイズが変わらないバイクもあるため、大きいバイクに乗るのが不安な人は、選択肢のひとつとして考えてもよいでしょう。

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