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カッコよくて気持ちいい! ネオレトロなスズキのカフェレーサー「SV650X ABS」に乗ってみました!

バイクのニュース / 2024年6月20日 12時10分

新米メカニックでショーモデルとしても活躍する虹(こう)さんが、気になるバイクをチェック! カフェレーサースタイルを取り入れたスズキのロードスポーツモデル「SV650X ABS」に試乗してみました。

■カッコいいデザインと乗ったことのないスタイルにドキドキ!

 こんにちは、虹(こう)です! 2級自動車整備士資格を持つバイク大好き女子です!

 最近、少子高齢化や人口減少、若者の車離れなどが原因で、自動車整備士の数が減少しているそうですが、バイクの楽しさを少しでも伝えられたらうれしいです。そこで、気になるバイクをご紹介していきたいと思います!

スズキのロードスポーツバイク「SV650X ABS」に試乗しますスズキのロードスポーツバイク「SV650X ABS」に試乗します

 今回試乗するのは、ネオレトロなカフェレーサースタイルが人気となっているスズキのロードスポーツバイク「SV650X ABS」です。

 排気量645ccのV型2気筒エンジンをトラスフレームに搭載した、スタンダードスタイルのネイキッドスポーツ「SV650 ABS」がベースで、ビキニカウルやセパレートハンドル、タックロールシートを装備しています。

 ちなみにカフェレーサーはイギリスが発祥。1960年代にロンドンのエースカフェに集まっていた「ロッカーズ」と呼ばれる若者たちのカスタムスタイルが起源といわれています。

 最初に見た時、カフェレーサー風でオシャレな見た目、少し重厚感があって複雑に見えるエンジンまわり、特徴のあるビキニカウルがとてもカッコいいと思いました ^_−☆

 カッコいいと思ったのと同時に、私、足着くかな〜…。あまり乗ったことのないカタチのバイクだから、ちゃんと乗りこなせるかなぁ…と、不安もありました(汗)。ドキドキですが、頑張ってチャレンジしたいと思います!

■軽量かつコンパクトで、カフェレーサースタイルがちょ〜カッコいい!!

 ちゃんと着くか心配だった足着きですが、身長162cmの私で足のかかとが少し浮くくらいで運転には問題なし! 少し重厚感のある印象ですが、見た目以上に取り回ししやすくて、水冷なのに軽い車重にビックリしました。

シート高790mm、身長162cmの私で足のかかとが少し浮くくらいシート高790mm、身長162cmの私で足のかかとが少し浮くくらい

 シート高は790mmと少し高めですが、シート前部が細くなっているので、足を降ろしやすくなっています。レトロ感のあるタックロールシートがオシャレ!

 外装やバイク全体のイメージと合っています。私的にはシート単体の曲線(後ろに上がっていく感じ)が気に入りました。

お気に入りのポイントは、トラスパイプフレーム、ちょ〜カッコいい!お気に入りのポイントは、トラスパイプフレーム、ちょ〜カッコいい!

 もうひとつのお気に入りのポイントは、このトラスパイプフレーム、ちょ〜カッコいい! 強度がある上に個性も出るフレーム、最高ですね。

 あと特に目につくのが個性的なビキニカウルですよね! ほかとは違う特徴のあるカウル、気に入る方も多いのではないでしょうか? 丸型のヘッドライトにビキニカウルのクラシカルな雰囲気。ヘッドライト横のスリットがアクセントになっていて、往年のヘリテイジレーサーみたいです。

 メーターは大型の液晶デジタルメーターで、スピードとギヤポジションがわかりやすく大きく表示されています。タコ、オド、トリップのほか、水温、瞬間燃費、平均燃費、電圧、航続可能距離、燃料、時計も表示することができます。サッとひと目見ればすぐに情報が分かるような見やすいメーターでした!

 今は何速で走っているのか……あれ…? と、私は忘れてしまうことがたまにあるので、とても助かります(笑)。

ハンドルはカフェレーサースタイルっぽく、セパレートハンドルが標準装備されているハンドルはカフェレーサースタイルっぽく、セパレートハンドルが標準装備されている

 そして、ハンドルにはカフェレーサースタイルっぽく、セパレートハンドルが標準装備されています。低くなり過ぎないライディングポジションで、乗車姿勢にゆとりがあります。トップブリッジには、フロントフォークのプリロードアジャスターを装備。好みに合わせたサスペンションセッティングができます。

 あまり馴染みのないセパレートハンドルで不安があったのですが、またがってみると意外と前傾がキツくなくてフレンドリー。走らせるのが楽しみになってきました!

■気分に合わせてどこにでも気持ちよく走って行けちゃう!

 まずはエンジンをかけてスタート。アクセルを開けたらすぐに加速してくれます。発進時や低回転走行時に、エンジン回転数をわずかに上げてエンジン回転の落ち込みを緩和してくれる「ローRPMアシスト」が採用されているのです!

Vツインエンジンは、走り出しから加速まで力強い駆動力を感じるVツインエンジンは、走り出しから加速まで力強い駆動力を感じる

 Vツインエンジンらしい鼓動感のあるトルクもあって、走り出しから加速まで力強い駆動力を感じます。

 最初は普段乗っているのとまったく違うスタイルのバイクだったので、ビビりまくっていましたが、乗ってみたらめちゃめちゃ楽しい! 軽めでコンパクトな車体なので乗っている時も扱いやすいし、大型バイクならではの安定感もあって、操作するのが楽しいバイクです。

 エンジンブレーキと一緒にじわりと制動してくれるリヤブレーキ、止まる時はしっかりと制動するフロントブレーキと共にとても扱いやすかったです。

「SV650X」はコーナリングも含めて、軽快でスポーティーで楽しく走れるバイク「SV650X」はコーナリングも含めて、軽快でスポーティーで楽しく走れるバイク

 曲がる時に車体を倒しにくいな…とか怖いな…というのは、まったくなかったです! コーナリングも含めて、軽快でスポーティー。どんなシーンでも楽しく走行できるバイクです。

 どんな乗り方にも応えてくれるバイクだったので、気分に合わせてどこでも一緒にいけるバイクだなと感じました。真っ直ぐな直線を駆け抜けるのもよし、たまにはくねくね道もよし、街中だって軽快です。小回りも効く乗りやすいバイクなので、自分のスタイルに合わせてどこでも気持ちよく走れると思います!!

「SV650X」は、軽快で気負わずにスポーツ走行を楽しめちゃう魅力的なバイクでした「SV650X」は、軽快で気負わずにスポーツ走行を楽しめちゃう魅力的なバイクでした

 あまりの楽しさに移動の時もSV650Xに乗らせていただいちゃいました! 大型バイクだけど軽快で気負わずにスポーツ走行を楽しめちゃう魅力的なバイクでした。

■SUZUKI SV650X ABS

全長×全幅×全高:2,140×730×1,090mm
軸距:1,450mm
最低地上高:135mm
シート高:790mm
車両重量:199kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量:645cc
内径×行程:81.0mm×62.6mm
圧縮比:11.2:1
最高出力:53kW(72PS)/8,500rpm
最大トルク:63N・m(6.4kgf・m)/6,800rpm
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:14L
タイヤ:前 120/70ZR17M/C(58W)、後 160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ形式(前後):油圧式ダブルディスク(ABS)、 油圧式シングルディスク(ABS)
懸架方式(前後): テレスコピック式、スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド
■メーカー希望小売価格:84万7000円(消費税10%込)

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