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バイクのナンバーの仕組み! なぜ、あの組み合わせなのか?

バイクのニュース / 2024年6月19日 9時10分

バイクのナンバープレートを新しく発行したら、数字の組み合わせが「49」で不吉に感じる人も少なくないかもしれません。そもそもバイクのナンバーは、どのような仕組みであの数字/ひらがなの組み合わせになっているのでしょうか。

■バイクのナンバーの組み合わせって、法則性はある?

 一口にナンバープレートといっても、大きさや表示内容、数字やひらがなの組み合わせはさまざま。ナンバープレート発行時、何気なく「この数字とひらがなの組み合わせなのか」と受け取る人も多いでしょうが、中にはこの組み合わせが気に入らないから変えたい……と考えるライダーも少なくないかもしれません。

ナンバープレートは、大きさや表示内容、数字やひらがなの組み合わせはさまざまナンバープレートは、大きさや表示内容、数字やひらがなの組み合わせはさまざま

 実際、SNS上などでは「バイクもクルマのように好きな番号に変えたい!」「住所変更してナンバー再発行したら、49-○○って組み合わせになった……縁起が悪い」といった意見を目にすることもあります。

 49という縁起の悪い数字を回避するためには、48以前もしくは50以降の番号になるタイミングを狙いたいものですが、ここでふと疑問に思うのが「49-00から49-99までのナンバーを配り終わってから50-00になるのか」ということ。

 ではその場合、49-○○のナンバーが49以外になるにはどのくらいの期間を空けてナンバー変更手続きをおこなえばよいのでしょうか。また、「あ」や「う」といったひらがなも、数字に対してランダムに選出されるのでしょうか。

 基本的にナンバープレートの数字やひらがなは連番となっているため、1→2、あ→い、といった順で進むようです。ひらがな1文字につきどれくらいの数が設定されているかは定かではないものの、たとえば「あ」の番号を使い切ったら「い」に切り替わる、という具合です。

 つまり、その行政区でのナンバープレートの発行数が多ければ多いほど、数字・ひらがなが切り替わるスピードが早くなるため、「これくらい期間を空ければよい」かは決まっていないというわけです。

行政区でのナンバープレートの発行数が多ければ多いほど、数字・ひらがなが切り替わるスピードが早くなる行政区でのナンバープレートの発行数が多ければ多いほど、数字・ひらがなが切り替わるスピードが早くなる

 インターネットの質問サイトには、「私が以前住んでいたところでは、約半年後に車両を購入した友人と車両ナンバーが10番しか違いませんでした」という意見も見られました。

■二輪車にも希望ナンバー制度を導入か?

 2024年6月現在バイクには希望ナンバー制度が導入されていませんが、国土交通省は長らく二輪車のナンバープレートの様式の見直しと、希望ナンバー制度の導入について検討会を重ねてきました。

バイクの希望番号制度を導入することが望ましいと結論づけられたバイクの希望番号制度を導入することが望ましいと結論づけられた

 その結果、バイクの希望番号制度を導入することが望ましいと結論づけられ、希望ナンバー制度の導入が実現される見通しです。

 明確な導入時期は不明なものの、準備期間を置いて約2年後の2026年度あたりになると予想されています。ちなみに導入されるのは126cc以上のバイクで、125cc以下の原付は市区町村の管轄となるため、引き続き対象外のようです。

 なお、バイクのナンバープレートは、排気量によって表示されている数字やひらがなの組み合わせに少し違いがあります。

 たとえば250cc超の小型二輪のナンバープレートは、大きさが縦125mm、横230mmで、白地に緑色の文字となっており、縁色の枠があるのが特徴。「地名」および、その右横に「ひらがな」またはアルファベットが配置され、4ケタの「車両番号」が表示されています。なお、「分類番号」はありません。

 125cc超250cc以下の軽二輪のナンバープレートは、文字の色や大きさ、表示される項目は小型二輪とほぼ同じです。ただし、縁色の枠はなく、「地名」の左横に「分類番号」の「1」もしくは「2」の数字が表示されます。ちなみに、この分類番号は車両を区別するための意味ではなく、ナンバーの番号が重複するのを避けるために付けられているものです。

125cc以下の原付のナンバープレートは、台形と長方形がほとんどですが、市区町村によっては地域の特徴を活かしたオリジナルナンバーを採用しているケースもある125cc以下の原付のナンバープレートは、台形と長方形がほとんどですが、市区町村によっては地域の特徴を活かしたオリジナルナンバーを採用しているケースもある

 また125cc以下の原付のナンバープレートは、台形と長方形がほとんどですが、市区町村によっては地域の特徴を活かしたオリジナルナンバーを採用しているケースも少なくありません。そのため、地域によってサイズやデザインなどがまちまちです。

 ナンバープレートの色は、50cc以下の原付一種は「白」、50cc超90cc以下の原付二種が「黄色」、90cc超125cc以下の原付二種が「ピンク」となっています。

 上段に「自治体名」が入り、下段に「ひらがな」と「車両番号」が表示され、「分類番号」はありません。なお、ひらがな無しやカタカナ表記のパターン、「お」「し」「へ」のひらがなも使われているようです。また、車両番号は5ケタのナンバーを採用してる地域もあります。

※ ※ ※

 バイクのナンバープレートには数字やひらがななどが並んでいますが、これらは連番となっており、ランダムで組み合わせが生成されているわけではないようでした。また希望ナンバー制度が導入されたあとは、より楽しいバイクライフを送ることができるようになりそうです。

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