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スズキ「SV650X」は大型だけどコンパクト! 最高に乗りやすいカフェレーサー レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション

バイクのニュース / 2024年7月18日 12時10分

レーシングライダーの石塚健選手が試乗した、スズキ「SV650X」の乗り味をレポートしてくれました。

■驚くほど扱いやすい大型バイク

 皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。

 ここ最近はスズキ、スズキと、スズキ車のインプレが続いていて、なんだかスズキ祭りみたいな感じになっていますが、なんと今回もスズキ車です!

 スズキ推しの皆様はこのスズキ祭りをもうしばらくお楽しみいただきまして、他メーカー推しの皆様は、もうしばらくお付き合いくださると幸いです!

スズキ「SV650X」とレーシングライダーの石塚健選手スズキ「SV650X」とレーシングライダーの石塚健選手

 個人的に「スズキ」といえば、今年も来月に迫ってきました、真夏の祭典「鈴鹿8時間耐久ロードレース」にスズキのマシンで参戦することが決まりました。

 昨年に続き、TERAMOTO@J-TRIP RacingからSSTクラスに参戦し、クラス優勝を目指しますので、ぜひ応援を宜しくお願いします!ということで、今回試乗してきたのは、スズキの「SV650X」。

 国内では2018年1月26日に販売が開始されたモデルで、645ccVツインエンジンを搭載したSV650をベースに、ヘッドライトをクラシカルな雰囲気のロケットカウルのようなカウルで覆い、タックロールシートやセパレートハンドルが採用された、カフェレーサースタイルのモデル。

 スポーティさとカフェレーサースタイルが合わさって、なんともカッコよく美しい外観となっています。

シート高790㎜の車体に対して、身長165㎝の僕が跨ると、踵は少し浮いてしまいますシート高790㎜の車体に対して、身長165㎝の僕が跨ると、踵は少し浮いてしまいます

 先ずは足着きをチェックしていきます。

 シート高790㎜の車体に対して、身長165㎝の僕が跨ると、踵は少し浮いてしまいますが、両足がしっかりと地面に着くので、足着き性は良いと思います。

■街中をゆっくりと走りたい!そんな1台

 それでは、試乗してきた感想をお伝えしていこうと思います。

 跨ってまず思ったことは、タンク周りがとっても細い!650ccのVツインエンジンが縦に配置されているので、かなりコンパクトで、125ccや250ccのような感覚に近い感じ。

 走行したフィーリングも650ccでありながら、トルク感が穏やかでとてもフレンドリーな印象です。

 スロットルを回していくと、クルーザーのようなドドドドというような鼓動感があり、乗っていてとても気持ち良く、少々振動は感じますがそれほどきつくはないので、不快感を感じるほどではありません。

 極端にパワーがあるわけでもないので非常に扱いやすく、のんびり走るのにも最高の1台です。

スズキ「SV650X」の走りを楽しむ石塚健選手スズキ「SV650X」の走りを楽しむ石塚健選手

 試乗した場所には細かいカーブやUターンも沢山走りましたが、低速で走るカーブもかなり楽。ハンドリングにクセが無い上に、車重も軽いからコントロールがしやすく、とにかく乗りやすい印象で、ここまで気軽に乗れる大型モデルは中々出会ったことがないと思ったほどでした。

 クラシカルな雰囲気漂うスポーティなバイクが欲しい人や、一般道で良くも悪くも丁度いいパワー感のあるバイクが欲しい人にオススメしたいモデル!

 そんなスズキ「SV650X」の価格(消費税込)は、84万7000円。カラーはマットソードシルバーメタリック1色ですが、クールでめちゃくちゃカッコ良かったです。それではまた!

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