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注目度100%のスタイリング! ヤマハの新型『XSR900 GP』に試乗します〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2024年7月1日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、昨年開催されたジャパンモビリティショーで注目を浴びていたヤマハのスポーツヘリテージモデル『XSR900 GP』にいよいよ試乗します。1980年代のGPファクトリーマシン「YZR500」を彷彿させるスタイリングやカラーリングも印象的です!

■スポーツヘリテージモデル『XSR900 GP』とは

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。梅雨入りし、中々バイクに乗りづらい時期がやってきましたね。私もお家で大人しくバイクを我慢する日が増えそうです。

 でもそんな時こそ「次はどこへツーリングに行こうかな」「今度、話題の新型バイクを試乗してみようかな」「自分のカスタムパーツ探してみようかな」など、計画やリサーチに時間を当ててみてはいかがでしょうか。

 例えば、この私のコラムを参考にしてみたり…なんてね(笑) 乗れない時期でもバイクのことで頭がいっぱいになりそうです!

ヤマハのスポーツヘリテイジモデル『XSR900 GP』に試乗しますヤマハのスポーツヘリテイジモデル『XSR900 GP』に試乗します

 ということで、東京モーターサイクルショー2024や昨年開催されたジャパンモビリティショーでも注目されていたヤマハ『XSR900 GP』に試乗しました。本日の『小野木里奈の○○○○○日和』215本目は「試乗日和」です。それでは、いってみましょう!

 私が試乗した『XSR900 GP』のカラーは「シルキーホワイト」。とはいえ、ホワイトだけでなく鮮やかなブラッドオレンジと菜の花のような黄色も含めた3色づかいが印象的なカラーリングです。

 私が『XSR900 GP』を初めて目にしたのは東京モーターサイクルショーでした。このビビットでキャッチーな色は今まで中々見たことがないものだったので衝撃的でしたが、実は1980年~2000年頃まではこのデザインがレース車両や一部一般車に使われていたんだそうで、実際に展示の前でそれを知っている方々が「懐かしい!」と口にしている方もいました。

 私にとってヤマハといえば、ベースカラーはブルーで、ダークトーンに差し色を加えていくイメージだったので「懐かしい」よりも「新しさ」を感じました。

フロント周りの造形は、正面から見るとのっぺりと広がりがあり存在感があるフロント周りの造形は、正面から見るとのっぺりと広がりがあり存在感がある

『XSR900 GP』のフロント周りの造形は、今まで試乗してきたヤマハのスーパースポーツモデルとは違いシュッとしたとんがりはなく、正面から見るとのっぺりと広がりがあるのでフロントに存在感があります。

 私はいつもヘッドライト周りがバイクの顔に見えるのですが、アグレッシブな色使いである一方で『XSR900 GP』は優しげな表情にも見えてギャップを感じます。

シート後方の形もカクカクした四角みを帯びたフォルムを採用シート後方の形もカクカクした四角みを帯びたフォルムを採用

 そして、シート後方の形も現代のスーパースポーツによく見られるとんがった形ではなく、カクカクした四角みを帯びたフォルムなのです。たしかに、過去のスーパースポーツモデルを観察すると、今のような刺々しい部分が多い形ではなく、ゴツゴツと岩を削ったような形が流行だったようです。

 その当時のエッセンスも残しつつ、ミラーの位置と形は現代風なのもお互いの時代を混ぜているようにも見えます。

■恒例の足つきチェックでございます!

 私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高が835mmでシートの幅からして、私の場合両足のつま先で支えることになります。

シート高は835mm、身長160cmの私が跨ると片足の足つきは写真の通りシート高は835mm、身長160cmの私が跨ると片足の足つきは写真の通り

 車両重量200kgもあるので、最初は自分で起こすのに慣れるまで編集さんにお手伝いしていただきました。後に、車体を起こして真っ直ぐにした瞬間、車体のバランスの良さを実感しました。

 車体を起こすまでは、「よっこらせ!」と気合を入れて起こすのですが、起こしてしまえば両足つま先でも安定して支えることができるからです。車体の大きさと重さからは予想できなかいバランスの良さでした。

■いよいよエンジンスタートです!

 エンジンを始動させると、細かい振動とともにスピード感のある激しい音と汽笛のような全身に響く低い音が響き渡ります。この音を聞くだけで全身の血が駆け巡るほどの興奮が湧いてきました!

アクセルを開けていくと、一定のところから急にドンっとより加速度が増すアクセルを開けていくと、一定のところから急にドンっとより加速度が増す

 発進は意外にも穏やかで徐々に加速してアクセルの回転数を上げていくと、ある一定のところから急にドンっとより加速度が増します。その時にさらに音が変わり、猛獣が吠えるような低く激しい音に聞こえて思わず「わ!格好良い!!」とヘルメットの中でつぶやいてしまったほど…。

 そして、さすがの排気量ということもあり、自分の求める速度にすぐ到達してくれるのでストレスがないのです。

 高速道路では、今までバイクに乗っていると振動や向かい風に煽られて速度を出すことが苦手だったのですが、『XSR900 GP』はブレを感じることはなく高速道路でも、ものすごく安定感を発揮してくれます。

高速道路では、ブレを感じることはなく、ものすごく安定感を発揮してくれる高速道路では、ブレを感じることはなく、ものすごく安定感を発揮してくれる

 停まっている時だけでなく走行している時もバランスが良いことを発見しました!自分でも今までの速度域だと怖くて仕方なかった高速道路での走行が、ようやく楽しいなと思えるようになったのです。

『XSR900 GP』の見た目からはレースを連想させますが、個人的には走り出しは穏やかだし安定感のある走りを味わうことができるのでツーリングにもぴったりだと感じました。

ワインディングや高速道路など万能な走りを体感させてくれる方に『XSR900 GP』はオススメですワインディングや高速道路など万能な走りを体感させてくれる方に『XSR900 GP』はオススメです

 高速道路を使い遠出して、見通しのいい公道やワインディングなど走行できたらより『XSR900 GP』の魅力を感じることができると思います。興味ある方はぜひツーリングのお供として試乗してみてはいかがでしょうか。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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