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フルカウルがカッコいい! 日常での扱いやすさを追求したスズキの軽二輪ロードスポーツ「GSX250R」に乗ってみました

バイクのニュース / 2024年7月4日 12時10分

新米メカニックでショーモデルとしても活躍する虹(こう)さんが、気になるバイクをチェック! フルカウルスタイルでありながら、日常での扱いやすさを追求したスズキの軽二輪ロードスポーツ「GSX250R」に試乗してみました。

■扱いやすさとスポーティーさを追求した軽二輪ロードスポーツ!

 こんにちは! 2級自動車整備資格をもつバイク大好き女子の虹(こう)です! ‎^_^♡

 今年の春から新米メカニックとして頑張っています。バイクやクルマのイベントなどでショーモデルとしても活動してるのでよろしくお願いします!! バイクの楽しさをお伝えできたら嬉しいです。

スズキの軽二輪ロードスポーツ「GSX250R」に楽しみながら試乗しますスズキの軽二輪ロードスポーツ「GSX250R」に楽しみながら試乗します

 今回紹介するのは、日常での扱いやすさとスポーティーなスタイルを特長とするスズキの軽二輪ロードスポーツ「GSX250R」です!

 スーパースポーツみたいなフルカウルスタイルですが、「アーバンアスリート」がコンセプト。街乗りを意識した低中速重視の248cc水冷2気筒エンジンを搭載した、日常的に乗れちゃうスポーツバイクなのです。

 フルカウルスタイルのバイクに憧れはあるけれど、サーキットを走るとかまったく別の世界の話…と思っていたので、すごく興味があります!

 今回はみなさまに私が試乗したGSX250Rの楽しさや感想などを私目線でお伝えできたらなと思います。

■カッコよくてスポーティーだけど、扱いやすくてフレンドリー

 最初にGSX250Rを見た時、とっても速そう! って思いました(笑)。

 スポーティでキリッとしていてカッコいい!

 テンション上がりますが、同時にちょっぴり不安も…。日常的に乗りやすい…とは聞いているけれど、実際にはどうなんでしょう?

試乗したGSX250RはパールグレッシャーホワイトNo.2(CYX)というカラーリング試乗したGSX250RはパールグレッシャーホワイトNo.2(CYX)というカラーリング

 ちなみに私が今回試乗したGSX250RはパールグレッシャーホワイトNo.2(CYX)というカラーリング。クールでクリーンな印象で、男性はもちろん女性にもすごく似合うデザインだなと思いました! 他のカラーもあるので気になる方はぜひ見てみてください。

 個人的にはタンクの曲線ラインや形などが気に入りました! それと。より一層スポーティに感じるカウリング。ヘッドライトの左右には、ポジションランプとエアダクトが設けられていて機能性も感じます。サイドカウルのペイントが魅力的で、インパクトのあるデザインだと思いました ૮ . . ა♡

ホイールのリムラインに使われているレッドがいい差し色になってますホイールのリムラインに使われているレッドがいい差し色になってます

 オシャレポイントはホイール。ボディーの中で目立つホワイト、ブルーに続いてホイールのリムラインに使われているレッドがいい差し色になってますよね! とてもカッコいいと思いました ☆.。.:*・゜

 そして使いやすそうだなって思ったのが、見やすいフル液晶のデジタルメーター! フロントカウルのダッシュボードに埋め込まれてる感じなので、光の反射で見えにくいとかがなく、より見やすい感じ。スピード、タコメーター、オド、デュアルトリップのほか、ギアポジションインジケーターや燃料計、時計、電圧計、平均燃費計、オイルチェンジインジケーターなどなど、必要かつたくさんの情報をわかりやすく表示してくれます。

 スポーツモデルって気難しくて敷居が高い感じでしたが、親しみやすくてフレンドリー。不安よりも、興味の方が強くなっていました。

 いざ、またがってみると、身長162cmの私で足着きは少しかかとが浮くくらい! シート高は790mmで思ったよりも高くありません。250ccにしては車重が重めかな? と思いましたが、取り回しには問題なし。

シート高は790mm、身長162cmの私で足着きは少しかかとが浮くくらいシート高は790mm、身長162cmの私で足着きは少しかかとが浮くくらい

 ポジション的に前傾姿勢はそれほどキツくありませんが、小回りがきくかと言われたら、セパレートハンドルなので正直そこまでハンドルは切れません。やはりスポーツ寄りなのかなと私は思いました! ‎^_^

 早速、エンジンをかけてスタート! アクセルを開け、加速するとじわじわとスピードが出ていく感じ。「開けた瞬間力を感じる!」というより、「スピードに乗っていくとパワーを感じる!」というようなバイクだと思いました。

低中速トルクを重点的に向上させたエンジンは、パワフルさと扱いやすさを両立している低中速トルクを重点的に向上させたエンジンは、パワフルさと扱いやすさを両立している

 低中速トルクを重点的に向上させたエンジンは、パワフルさと扱いやすさを両立していて、街乗りやツーリング、峠道でも扱いやすい出力特性です。燃焼効率の向上やフリクションロスの低減も行われていて、燃費もいいのだそうです。

 加速はギクシャクしたところがなくてスムーズでなめらか。排気量は250ccなのにスピードもパワーも申し分なくて、とても気持ちいい走りができます。

 スピードが出ててもしっかり制動力を発揮してくれるフロントブレーキ、それと一緒に踏ん張ってくれるリヤブレーキがとても扱いやすいです! ブレーキレバーにアジャスターがあり、調整することも可能です! 自分好みに操作しやすいように調整してみてくださいね ^_−☆

大きなコーナーでは体を使って気持ちよく曲がることができる大きなコーナーでは体を使って気持ちよく曲がることができる

 そして、大きなコーナーでは体を使って気持ちよく曲がることができます。急なコーナーやUターンなどは、前傾姿勢なのもあって、身体とともにハンドリングがより重要になってくるバイクなのかな? と感じました。ちゃんとスポーツ性を感じます。

「GSX250R」は、直線も安定性があって、走るのがすごく気持ちいい「GSX250R」は、直線も安定性があって、走るのがすごく気持ちいい

 街乗りを意識した「アーバンストリート」というコンセプトですが、海沿いの眺めのいい道や高速道路を使った遠出の旅などにも行けちゃいそうです! 直線も安定性があって、走るのがすごく気持ちいいバイクでした!

■SUZUKI GSX250R

全長×全幅×全高:2,085 × 740 ×1,110 mm
軸距:1,430 mm
最低地上高:160 mm
シート高:790 mm
車両重量:181 kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークSOHC2バルブ2気筒
総排気量:248 cc
内径×行程:53.5 × 55.2 mm
圧縮比:11.5:1
最高出力:18kW(24PS)/8,000 rpm
最大トルク:22 N・m(2.2 kgf・m)/6,500 rpm
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:15 L
タイヤ(前、後):110/80-17M/C 57H 、140/70-17M/C 66H
ブレーキ形式(前後):油圧式シングルディスク(ABS)
懸架方式(前後): テレスコピック式、スイングアーム式
フレーム形式:セミダブルクレードル
■メーカー希望小売価格:63万5,800円~64万7900円(消費税10%込)

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