王座をめぐる骨肉の権力バトルを描く壮大なヒーローアクション叙事詩『SALAAR／サラール』

『バーフバリ』2部作で最高の王を演じて世界を魅了したインドの名優プラバースとアクション巨編『K.G.F』シリーズのプラシャーント・ニール監督が最強タッグを組んだ壮大なヒーローアクション叙事詩『SALAAR／サラール』が、2024年7月5日（金）より全国ロードショー中です。

■男気溢れるプラバースに刮目せよ！

『SALAAR／サラール』は、『バーフバリ』2部作で最高の王を演じて世界を魅了したインドの名優プラバースとアクション巨編『K.G.F』シリーズのプラシャーント・ニール監督が最強タッグを組み、インド全土が恐れる謎の都市国家「カンサール」の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描いた、壮大なヒーローアクション叙事詩です。

壮大なヒーローアクション叙事詩『SALAAR／サラール』

　プラバース扮する主人公デーヴァの前に立ちはだかるのは、1000年以上続く都市国家カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団。しかしどれだけ多勢に無勢でも、どれだけ敵が強力でも、王位継承争いに巻き込まれた親友ヴァラダを助けるため、デーヴァはその神がかった強さで道を切り開きます。超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めたデーヴァは、“バーフバリ”に勝るとも劣らぬインパクトを与える圧倒的なヒーローとして観客を魅了します。

　そして現代が舞台でありながらも、劇中の都市国家カンサールは世紀末SF的なカオスの世界であり、個性の強すぎる有象無象がだまし合い、奪い合い、殺し合う仁義無用のバトルフィールド。幾重にも陰謀が折り重なる、生き馬の目を抜くような壮絶な権力争いからも目が離せません。

　最近の傾向として、こうした大規模アクション作品ではVFXの使用は避けられないですが、本作に
関してはプラシャーント監督の意向により極力抑えられ制作されたそうで、なんと、全体の95％がVFX不使用だそうです。プラバースの重量級のカッコよさ、荒唐無稽なアクション、神話を思わせるダークな英雄譚、熱い友情を引き裂く皮肉な運命など、インド映画の真髄を味わえる凝縮された3時間です。

KTM「450 Rally Replica（2024）」

　インドのみならず、世界で旋風を巻き起こした壮大なアクション歴史絵巻『バーフバリ』シリーズ（2015年、2017年）で同国を代表するスター俳優となったプラバース。

　そこから一転、近未来の架空都市を舞台にした2020年公開の出演作『サーホー』は、ハーレーダビッドソン「FLSS ソフテイルスリムS」「FLSTFB ファットボーイロー」、KTM「450 Rally」、トライアンフ「ストリートトリプルR」をはじめとしたさまざまな車種が登場するアクション大作になっています。こちらでもプラバースは大暴れ。トラックの隙間をバイクで突っ切るような激しいバイクアクションも披露しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

壮大なヒーローアクション叙事詩『SALAAR／サラール』

『SALAAR／サラール』は、2024年7月5日（金）より全国ロードショー中です。