目指せ17連覇！ ブリヂストンが鈴鹿8時間耐久ロードレースでのサポートチームを発表

ブリヂストンが2024年7月19日から7月21日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される「2024 FIM 世界耐久選手権 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会」に参加する17チームをモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」のタイヤでサポートすると発表しました。

■心動かすモビリティ体験を支え、10年後、20年後にも「走るわくわく」を提供しつづけるために

　2024年7月19日から7月21日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される「2024 FIM世界耐久選手権（以下、EWC） “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会」（以下、鈴鹿8耐）でブリヂストンが、17チームをモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX（バトラックス）」のタイヤでサポートします。

ブリヂストンが鈴鹿8耐に参戦する17チームのサポートを発表

　ブリヂストンにとってモータースポーツはタイヤメーカーとしての「原点」であり、「極限への挑戦」という位置づけ。

　同社二輪モータースポーツ活動の代表的なレースである鈴鹿8耐は、夏の鈴鹿の風物詩となっている国内有数のモータースポーツイベントで、日中の路面温度が60度を超えることもあるなど、車両にもライダーにも非常に過酷な耐久レースです。

　2006年から16大会連続でブリヂストンタイヤ装着チームが優勝を果たしており、ブリヂストンは今年もサポートチームを足元から支え、17連覇を目指す意気込み。

　また、鈴鹿8耐は今シーズンのEWC第3戦でもあり、グローバルで注目度の高いレースとなっています。EWCでは、ブリヂストンタイヤ装着チームが昨シーズンのシリーズチャンピオンを獲得。

　今シーズンも第1戦「ル・マン24時間」および第2戦「スパ8時間」で優勝を果たしており、今回の鈴鹿8耐はブリヂストンタイヤ装着チームのEWCシリーズ4連覇に向けても重要な一戦でとなっています。

ブリヂストンが鈴鹿8耐でのサポートを発表した#1 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(Niccolo CANEPA／Marvin FRITZ／Karel HANICA)

　また、本年は「エクスペリメンタルクラス」に参戦するチームスズキCNチャレンジに、再生資源・再生可能資源比率を向上させたタイヤを供給することで、チームスズキCNチャレンジの挑戦も足元から支える事が決定。

　ブリヂストンは、モータースポーツを通じて、レースを楽しみ、勝つことにこだわり、「極限へ挑戦」し、イノベーションを加速させていく情熱、さらに、仲間と共に持続可能なモビリティ社会を支えていくという情熱を込めた”Passion to Turn the World（世界を変えていく情熱）”の新メッセージのもと、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化する方針です。

　そのためにレースを「走る実験室」として、極限の条件で磨いた技術を、”From Circuit to Street”をコンセプトに市販用タイヤ開発へ反映、次のステージの技術開発へも繋げる計画。

　このような新たな「自ら極限へ挑戦する」姿・情熱を、ステークホルダーに示していくことで、サステナブルなプレミアムブランドを構築していくとコメントしています。

■GPスクエアにはブースも天界

　鈴鹿サーキット内のブリヂストン特設ブースでは、2月に発売された「BATTLAX HYPERSPORT S23」をはじめとするモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」の「断トツ性能」を、見て、触れて、体験することで鈴鹿8耐をより一層楽しめるよう、様々な展示や企画が予定されています。

　ブリヂストンが「極限」の場であるモータースポーツを通じて研鑽を続ける技術力と、BATTLAXの断トツのタイヤ性能や、同社の鈴鹿8耐参戦の歩みをご紹介する展示、サステナブルなグローバルモータースポーツに向けた同社の想いや取り組みを紹介する展示コーナーも設置される予定です。

　鈴鹿8耐にゆかりのあるゲストによるトークショーや、幅広い層の来場者に楽しんでもらえるように、レース車両やスーパーミニバイクへの跨り体験やタイヤウォーマー体験、クイズラリー、SNS投稿キャンペーンなどの企画も予定されています。

　さらに、WEBサイトにおいても、レース速報や見どころなど、鈴鹿8耐に関する様々な情報を順次配信予定となっています。

鈴鹿8耐のGPスクエアに展開されるブリヂストンブース

　ブリヂストンがサポートする17チームは、以下のとおりです。

●Formula EWC（EWC）　

　#1 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(Niccolo CANEPA／Marvin FRITZ／Karel HANICA)
　#2 DUCATI Team KAGAYAMA(水野涼／Josh WATERS／Hafizh SYAHRIN)
　#3 KRP SANYOUKOUGYO RSITOH(柳川明／佐野優人／佐野勝人)
　#5 F.C.C. TSR Honda France(Josh HOOK／Mike Di MEGLIO／Alan TECHER)
　#6 Team TARO PLUSONE with SDG(関口太郎／奥田教介／Ben Young)
　#12 Yoshimura SERT Motul(Gregg BLACK／Dan LINFOOT／渥美心)
　#17 Astemo Honda Dream SI Racing(野佐根航太／羽田大河／作本輝介)
　#20 Honda Suzuka Racing Team(杉山優輝／羽根巧／伊藤元治)
　#30 Team HRC with 日本郵便(高橋巧／名越哲平／Johann ZARCO)
　#31 TEAM SUGAI MOTO BUM RACING JAPAN(須貝義行／松川泰宏／青田魁)
　#40 TeamATJ with docomo business(岩田悟／鈴木光来／岡谷雄太)
　#71 Honda DREAM RT 桜井ホンダ(伊藤和輝／日浦大治朗)
　#73 SDG Team HARC-PRO. Honda 國井勇輝 浦本修充 Mario Suryo AJI
　#76 Auto Race Ube Racing Team(津田拓也／Barry BALTUS／Anthony WEST)
　#88 Honda Asia-Dream Racing with Astemo(Zaqhwan Bin Zaidi／Andi Farid Izdihar／Nakarin Atiratphuvapat)
　#104 TOHO Racing(清成龍一／渡辺一樹／榎戸育寛)

●Experimental（EXP）　

　#0 Team SUZUKI CN CHALLENGE(Etienne MASSON／濱原颯道／生形秀之)