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チームの原点と言える場所! もてぎ7時間耐久ロードレース通称「もて耐」に参戦 レーシングライダー大久保光のレースレポート

バイクのニュース / 2024年7月20日 12時10分

レーシングライダーの大久保光選手が参戦した、もてぎ7時間耐久ロードレース通称「もて耐」。そのレポートです。

■目的は耐久レースの練習とチームの親睦を深める事

 皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。いよいよ夏の祭典、EWC世界耐久選手権第3戦日本ラウンド、鈴鹿8耐が始まりますが、その前に耐久レースの練習、チームとのコミュニュケーションを兼ねてチームエトワールで6月末にモビリティリゾートもてぎで行われました、「もて耐」に参戦しましたので、レポートしたいと思います。

もて耐でモビリティリゾートもてぎの国際レーシングコースを走る大久保光選手もて耐でモビリティリゾートもてぎの国際レーシングコースを走る大久保光選手

 元々EWC世界耐久選手権は全4戦しかなく、新規チームでもあるチームエトワールにとって少しでも耐久レースの経験を積みたいと考え、世界耐久選手権以外にも耐久レースに参加しようという目的で、参戦が決定。

 もて耐は、チームの代表である市川監督がレースの面白さに気付くきっかけとなったレースという事もあり、チームにとって特別な大会です。

 今回は2台のマシンを走らせ、私を含めたEWCのレギュラーライダーはもちろんのこと、普段スタッフとしてレースを一緒に戦ってくださっているスタッフさんもライダーとして走るという企画で、とても面白い体制での参戦となりました。

もてぎ7時間耐久ロードレース通称「もて耐」に参戦したチームエトワールメンバーもてぎ7時間耐久ロードレース通称「もて耐」に参戦したチームエトワールメンバー

 そんな、もて耐にはとても多くのクラスが用意されている事に加え、特別ルールなどもあり、上位を狙うには作戦がとても重要になります。

 例えばレース中、クラスによって最低ピットインタイムが定められていたり、レース中の給油は5リットルまで。そして1人のライダーの1回のスティントは最大1時間までと決められているなど、速いだけのライダーやチームが勝てるというものではなく、チームワークがいかに大事か、そしてそこが勝負の鍵となるレースとなっています。

 そんな中、私たちは2台共にホンダ「CBR250RR」を使い、NTS-CBRクラスに参戦しました。

 私自身モビリティリゾートもてぎを250ccのマシンで走るのは久々でしたが、普段マシンにあまり乗っていないチームメイトに走行時間を使って慣れてもらい、空いた時間に少し乗るという形でレースに臨む作戦。

 スタートは公式テストに参加できなかったペナルティーとして、両チームとも最後尾スタートとなりました。

もてぎ7時間耐久ロードレース通称「もて耐」に参戦したチームエトワールのピットもてぎ7時間耐久ロードレース通称「もて耐」に参戦したチームエトワールのピット

 スタートライダーは私が担当。序盤特に大きな波乱もなく順調に周回が進んでいきましたが、私のチームメイトが誤って走行時間を1時間超えてしまいピットイン。
 
 ライダー交代をしましたがその時間を超えた分のペナルティーを受けてしまい、ストップボード掲示され、120秒のストップペナルティーが課せられてしまいました。

 2番手争いをしていたレース終盤だったので痛恨のタイムロスとなりましたが、最終スティントが私だったので、できる限りプッシュして、2位のチームを追いかけていきました。

 レース残り2分のところで2位のチームで追いつくことに成功、そして2位に浮上したところでチェッカーとなり、気がつけば総合13位、クラス2位と良い結果でレースを終える事ができました。

 レース結果はもちろんのこと、今回のレースを通して普段見れないスタッフさん達の雰囲気をしっかりと感じることができ、より一層チームの絆が深まったと思います。

 次のレースは鈴鹿8耐となりますが、チームの母国ラウンドとしてしっかり頑張っていきたいと思います。応援宜しくお願いします!

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