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【PA飯】無性に食べたくなるシンプルな「コロッケそば」を首都高「市川PA」で堪能

バイクのニュース / 2024年7月24日 11時10分

首都高「市川PA」で、超シンプルな「コロッケそば」を堪能しました。こだわりのPA飯も良いものですが、ときには昔から変わらない味が欲しくなるのです。

■最近見なくなった? 立ち食いそば屋的な味

 バイクで立ち寄った「市川PA」は、首都高速道路の休憩施設です。ここのフードコートは夜の8時で営業終了なので、たまに食事し損なうこともあって注意が必要です。

首都高「市川PA」でシンプルな「コロッケそば」(630円)を注文。そばつゆが染みたコロッケをいただく。揚げたてのカリカリコロッケとはまた違う美味しさが魅力首都高「市川PA」でシンプルな「コロッケそば」(630円)を注文。そばつゆが染みたコロッケをいただく。揚げたてのカリカリコロッケとはまた違う美味しさが魅力

 2020年にリニューアルした「市川PA」は、近代的な外観の建物で屋内は明るく、比較的綺麗な状態が維持されています。それに対してフードコートのメニューはなぜか昭和感が漂い、そのギャップに好印象を抱いています。

「昔ながらの豚汁&おにぎりセット」や「あさりたっぷり炒飯(中華スープ付)」、「ナポリタンカレー」など、どこか懐かしさを感じるメニューが揃っているのです。

 なぜかこの日、頭の中は「コロッケそば」でした。たまには立ち食いそば屋イメージのシンプルな味を求めていたのです。ということで「コロッケそば」(630円)を注文。「コロッケうどん」も同額で販売されていました。

 さすがに出来上がりは早く、温かいそばの上に、どかんと大きなコロッケがひとつ存在感を放っています。「これだよ、コレ!」と思いながら箸をつけます。

 まずはそばつゆがたっぷり染み込んだコロッケから。衣が崩れてつゆに溶けてしまいそうなくらいが良い感じです。カリカリの揚げたてコロッケにソースや醤油をつけて食べるのも最高ですが、そばつゆに浸かったコロッケもまた、大正解です。

「市川PA」は高架下の施設。2輪専用の駐車スペースも確保されている「市川PA」は高架下の施設。2輪専用の駐車スペースも確保されている

 そんなコロッケを全部食べてしまう前に、そばもいただきます。いたって普通の味ですが、それで良いのです。よく見るとそばの太さは不揃いで、なぜか嬉しくなります。そんなこんなであっという間に完食。満足できました。

 いつものように、食後に売店を覗いてみます。ここの売店は個性的で面白い商品ラインナップが特徴です。千葉県内ということで、やたらと落花生関連の商品が多く、自衛隊パラシュート部隊の駐屯地に近いからか、ミリタリー系の商品があるかと思いきや、新鮮な野菜も売られています。

 高速道路を移動中に、たまにはこんなシンプルな味を堪能し、売店の品揃えを眺めて気分転換するのも良いものです。

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