1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

バイクも古いと高くなる? 自動車税の決まりを徹底解説

バイクのニュース / 2024年8月9日 13時10分

クルマにかかる自動車税や自動車重量税は、基本的に新車登録から13年目、18年目に重課されます。では、古いバイクにかかる税金も、クルマと同じように重課されるのでしょうか。

■知ってる?バイクとクルマの税金の違い

 毎年5月は自動車税の季節です。バイクや軽自動車ならまだしも、普通車などを所有している人の多くはその高額さに毎年驚かされるでしょう。

 特に古いクルマに乗っている人は、より苦しい思いをしているかもしれません。それは、自動車税や自動車重量税には、一定の年数ごとに税額が高くなる規定があるからです。

 普通車を購入した後、定期的に支払うことになる税金は自動車税と自動車重量税の2種類。どちらも初年度登録から13年目、18年目のタイミングで重課されます。

 軽自動車の場合、自動車税の代わりに軽自動車税を支払うことになりますが、こちらも自動車税と同様に13年目、18年目のタイミングで重課されます。

バイクを購入した後、定期的に支払いが必要になる税金の種類や金額は、排気量によって異なるバイクを購入した後、定期的に支払いが必要になる税金の種類や金額は、排気量によって異なる

 古いクルマの税金が高くなるのは、古いクルマの排出ガスは最新のものと比べて汚く、地球温暖化や環境汚染の原因になりやすいと考えられているため。そのため、環境に良いハイブリッド車や電気自動車、燃料電池自動車などは重課の対象外となっています。

 そしてバイクの税金も、基本的にはクルマと似た仕組み。ただしバイクを購入した後、定期的に支払いが必要になる税金の種類や金額は、排気量によって異なります。

 まず250cc以下のバイク、つまり車検のないバイクの場合、定期的な支払いが必要な税金は軽自動車税のみ。そのうち125ccを超える「軽二輪」と呼ばれるバイクの場合、新車登録時に一度だけ自動車重量税を支払う決まりになっています。

 125cc以下の原付一種、原付二種の場合は、自動車税を支払う必要はありません。

 一方、250ccを超えるバイク、つまり車検が必要なバイクの場合は、軽自動車税だけでなく、自動車重量税の定期的な支払いも必須。クルマと同じように、新車登録時に3年分、継続車検時には2年分の税金をまとめて支払います。

■重課されることもある!?バイクにまつわる税金の話

 では、バイクの税金も、クルマと同じように一定の年数ごとに高くなってしまうのでしょうか。

四輪の軽自動車と異なり、バイクの軽自動車税は重課されることはない四輪の軽自動車と異なり、バイクの軽自動車税は重課されることはない

 まずは、どの排気量のバイクでも支払う必要のある軽自動車税について。

 四輪の軽自動車と異なり、バイクの軽自動車税は重課されることはありません。バイクの軽自動車税は、基本的に道路運送車両法の車両区分に基づいて定められています。

 まず90cc以下の原付一種/原付二種乙の場合は2000円、90ccを超え125cc以下の原付二種甲の場合は2400円、125ccを超え250ccまでの軽二輪の場合は3600円、250ccを超える小型二輪の場合は6000円となっています。

 一方、250ccを超えるバイクの自動車重量税は、クルマと同じように13年、18年のタイミングで重課されます。

 自動車重量税の年額は、登録後12年までが1900円、13年目から17年目までは2300円、18年目以降は2500円です。また、クルマの場合は燃費基準の達成率によって減税、免税の措置がありますが、二輪は対象外。

 なお、125ccを超え、250ccまでのバイクが新車登録時に支払う自動車重量税は4900円となっています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください